ヘルスケア・スプリングセミナー
ヘルスケア・スプリングセミナー
日程:2019年3月10日 午後1時より4時30分
会場:品川シーズンテラスカンファレンス アネックス棟 ホール
東京都港区港南1丁目2番70 品川シーズンテラス3階
JR「品川」駅港南口(東口)より徒歩6分
http://www.sst-c.com/access/index.html
参加費:歯科医師会員 5,000円
その他会員 2,000円
会員診療所勤務者 3,000円
終了いたしました
講演内容
酸蝕症とその臨床対応(仮)
講師 北迫勇一
外務省大臣官房歯科診療所/東京医科歯科大学大学院う蝕制御学分野
酸蝕症は臨床上無視できないほど深刻である。北迫先生らの成人を対象とした疫学調査(平均年齢49.1 歳,1,108名)における酸蝕症の罹患状況は26.1%(エナメル質段階:19.3%,象牙質段階:6.8%)であり,全世代ではおおよそ4 人に1 人の割合となる。これは多くの酸性飲食物を習慣的に摂取する環境が生まれているためと考えられるが、その病態に即した臨床対応は,どのようにあるべきか。酸蝕症について、よく整理された論文を発表され、わかりやすい書籍を出版されている北迫先生をお招きする。
新しい歯周病の疾患分類 AAPおよびEFPの臨床歯周病学の研究を踏まえて(仮)
講師 関野 愉
日本歯科大学生命歯学 部歯周病学講座
歯周病の疾患分類は、米国歯周病学会(AAP)の10年ごとのワークショップによって改訂されてきた。昨年、AAPと欧州歯周病学会(EFP)の初めての合同ワークショップが開かれ、新しい疾患分類が議論された。新しい分類では、侵襲性歯周炎と慢性歯周炎の区別がなくなり,歯周炎は進行度を表すステージと悪性度を表すグレードによる分類に変わった。日本で頻繁に使われていた 生物学的幅径(biologic width)という用語が否定され、咬合性外傷が歯周組織破壊にかかわるとする根拠に疑いが向けられるなど、AAPとEFPが同じテーブルについたことの意義は小さくない。イエテボリの流れにあって、歯周病学のドグマを曝く厳しい議論を展開してきた関野先生に講師をお願いした所以である。
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