セミナー委員WEB会議報告(2013/1/8)
2013.01.08 セミナー委員会web会議 議事録(担当:滝沢さん)
(1)新委員の紹介{中本知之さん(神戸市北区開業)、澤幡佳孝さん(現在宇田川歯科医院勤務、2013年3月熊本市にて開業予定)}よろしくお願いします!
(2)会誌委員会との連携について
昨年11月の第1回会誌委員会では、2014年に発行予定の学会誌においてヘルスケア歯科学会らしい症例報告を数本掲載したい考えとのこと。その前段階としてヘルスケアミーティングでのポスター発表がとても重要になる。つまり、その中から会誌掲載できそうな題材を選別したい。その点でセミナー委員会でもそこを念頭に置き、2013ヘルスケアミーティングのポスター発表の準備をしていきたい。
(3)2012東京ワンデーで行なったアンケートにアドレスを書いてくれた方とのメールのやり取りについての報告
・アンケート用紙にアドレス記載あった方全員に滝沢さんがメール送信。Dr.は4人のうち3人から返信あり。うち1人とは現在もやり取りあり。衛生士(アシスタント)の方からは今のところ返信なし。今後はスタッフへのメール送信は衛生士にお願いした方が良いものと思われる。
・今後の目標としては、参加者と受講後のやり取りを続けられる関係をもっと増やしたい。そのためには前日の懇親会が有効かもしれない。せっかくの出会いなので懇親会だけ、セミナー当日や数回のやり取りだけではお互いにもったいない。
(4)2013ワンデーセミナーについて
1.開催都市と日程
例年通り2会場で行なう。1つは岡山県倉敷市にて6月23日(日)が決定している。もう1つは今年も東京で行なう予定。
日程の候補は優先度の高い順に7月7日(日)、8月4日(日)、9月8日(日)、6月30日(日)。こちらの会場は未定
2.現在の進捗状況
倉敷の方は準備が順調に進んでいる模様。セミナー委員会では倉敷の補佐をしつつ主に東京ワンデーの内容を検討していく方向で。
3.今年の東京ワンデーの方向性について(新人向けのセミナーを企画してみてはどうか?)
背景としてはここ2年の横浜、東京でのワンデーは集客に苦しんだ。そこで、大人数ではなくても50人くらいでディスカッション出来る様な規模で、一方通行の講義ではなく参加型のプログラムを考えてみたい。(地方開催はこれまでのようなプログラムで集客を期待できるが、東京はセミナーや情報があふれているので、今までと同じようにやってもなかなかひとが集まらない。今年は委員会がスタートして2年目に入ったので、新しい企画にも挑戦してみたい。)
また開業を直後に控えた澤幡さんの気持ちとしては、「初めて付き合っていくスタッフに何をどのように教えたらいいのかすごく不安。そんななか、同じ志を持った仲間(先輩)が手本を示してくれることに勇気づけられる。」そして開業後2年が過ぎた中本さんは「スタッフ皆が同じ方向性を向く様になったきっかけ」を
・院長以外の先生が(今回の場合藤木先生)やっぱり同じことを言ってはるなぁ。ということにスタッフが気づいたこと。
・新人なのか、ベテランなのかで求めているものが違うので、聞きたいことを個別に聞けると更にいいなと思う。
・今後はスタッフが長続きするノウハウ的なことを聞いてみたい。
・どうやってスタッフをセミナーに連れて行くか?についてのヒントは2012ヘルスケアミーティング交流会で「年間の計画を立てるといいと思うよ。」とアドバイスをもらえたのがよかった、と振り返った。二人のフレッシュな(もうすぐ)院長の貴重な声はそのまま受講者の声のようにも思えた。
4.3.と重なるが、誰を対象とするセミナーにするのか?
例えば、
・既存会員を対象にし「会員にはなったけれど今ひとつ何をしていいのかよく分からない。やるべきことは分かったけれど、いざ医院で取り組んでみると様々な壁があり院長が思うようには進まない。」という状況を想定するのか、
・非会員を対象にし(例えばこれから開業する先生やいずれ開業を考えている先生)歯科医院のもっとも大切な部分としてヘルスケア診療の考え方やその成果を紹介したり、あるいは必要な診療機材を紹介することでヘルスケアの裾野を広げようとするのか、
対象によって自ずとプログラムが変わってくるはずだ。いずれにせよ、現在会員の方だけを対象にしただけでは会は盛り上がらない。
それと参加者の立場として、
・衛生士としてヘルスケア診療にとても共感し、やる気もあるが肝心の勤務先ではヘルスケア診療の取り組みには(今は)熱心ではない場合
・院長はとても燃えているのだが、肝心のスタッフにうまく伝えられない、理解を得られる関係にない場合
・医院としての方向性を全員で決断できたものの、いざやろうと思ってもなかなか解決策(糸口)が見つからずにいる場合
すなわち、医院の現状によって聞きたいことが違ってくるはずなので、そこを事前アンケートなどで把握しつつ、相談・アドバイスできると良いのではないか?
5.東京ワンデーのプログラム(案)
・午前中1時間くらいで総論とDr.やDHによる症例発表か?
・午後は1時間くらいで受付や歯科助手の立場から発表してもらいチームでするヘルスケア診療を紹介・アピールする時間を作りたい。
(その際はどのような医院にお勤めなのかがわかるように最初に院長、場合によってはDHに簡単な医院紹介をしてもらい、そこに口腔内写真やX線写真を提示できるとヘルスケア診療らしさが出て良いのではないか?)
・その後10人弱ずつのテーブルで交流会が出来ると良いのではないか?
6.その他の検討事項
・パンフレットは非会員の方が見てもセミナー内容がわかるように工夫すべきだ。
・知りたかったことを解決できるような内容で。 → 事前アンケートを検討する。
・失敗談を聞けるのもとても参考になるが、受講後に「私も明日から頑張ろう!」と思える様な話しの展開になるよう工夫が必要だ。