コア会議議事録(2013.7.21)
日時:2013年7月21日10:00〜
場所:東京八重洲ホール201
出席者:杉山、藤木、斎藤、田中、秋元、河野、岡本、渡辺、髙橋、千草
記録:千草
1.確認事項
(1) 認証ミーティングについて
・審査方法の確認
今後の課題として、小児歯科専門診療所の場合、ペリオの症例はどのよ
うに対応するかを議論する必要がある
2.議題
(1) 認証審査に不合格であった場合の対処について
不合格部分の再審査に対する資料の提出形式は
認証委員会のサポートの元に
① パワーポイントもしくはKeynote、ノート部分にスライドの解説をき込む
② 症例報告論文形式
日本口腔インプラント学会のケースプレゼンテーション論文の様な形式
のいずれかとし、
審査はコアメンバー全員で行う 各自が採点し事務局で集計
認証診療所委員会から提出歯科医院へ報告する。質疑応答は無し。
万一不合格の場合、コアから再度不足部分を指摘する。
再提出は2回までとする。
それでも改善されたと認められない場合は認証することはできないので
再度認証ミーティングへの参加を要請する
(2) HCM2014のテーマに関して
・ まずは、外向きのテーマにするのか、内向きのテーマにするのかを決める必要がある。
・ 高齢者のメインテナンスをメインテーマにする
・ 高齢者のQOLを高めるために、本学会は何ができるのかを掘り下げる
・ 高齢者=在宅、口腔ケアではなく、ある程度健康で診療所に通える高齢者のメインテナンスでは何がポイントか
・ 口腔内の変化に関して、高齢者特有の病因論があるのではないか
・ 高齢者にメインテナンスを行う際に、指標になるような高齢者独特のエビデンスはあるのか?無いなら当学会で何か提案できないか
・ 高齢者のメインテナンスに当たって、どのような問題点を抱えているか、当学会員の会員診療所でアンケートを採ってみてはどうか
・ HCM2014のプロジェクトリーダーは、高橋先生
・ 鈴木先生と府川さんにもプロジェクトに加わって頂く
・ リアルコア会議を秋(9月29日)に行い、高橋先生に方向性を示して頂き、内容を煮詰める
補1)ICDASに関して今年取り上げたあとのフォローが必要ではないか
・ 春のオピニオンメンバー会議(3月9日神戸開催予定)に、杉山先生主導でICDASセミナーを併催する
・ 他学会においても普及につとめる
補2)HCMの継続性について
・ 前年度のメインテーマに関連したものを初日に、当年度のメインテーマ
を2日目に行う様な形にすれば良いのではないか
(3) 今後のORCAへの対応について
・ 杉山案*で決定
*下記添付資料あり
3.報告
(1)日本口腔育成学会の堀尾さん、神保さん、三浦さんが途中からオブザー
バーとして参加し、堀尾さん、神保さんから、学会ならびに、キッズデ
ンタルパーク設立の経緯を伺う
(2) 杉山さんよりORCA2013の報告
*添付資料
ORCA2014に向けての研究案
2013年7月21日コア会議
杉山精一
なぜ研究を行うか?
今後、修復主体の歯科医療からう蝕マネジメントへ転換するにあたりエビデンスが求められる。小児若年者の定期管理の成果をヘルスケア内だけでなく、海外の学会へ報告を行うことにより評価が高まることが期待できる。
どのような研究を行うか?
1) 6-12歳の定期管理
2013年は杉山歯科単独の調査を行った
2014年は、複数施設での比較をしたらどうか
杉山 藤木 田中
シーラント実施数も項目に(クリスチャンセン先生のアドバイス)
5年間で10回以上未満での区分だったが、毎年1回以上を定期、1年でも空いた場合を不定期としたらどうか(ここは要検討)
毎年1回以上来院があり5年間で10回以上
A: Visited every year and at least 10 times in 5 years
5年間で10回未満
B: Visited not ever year and fewer than 10 times in 5 years
2) 12-17歳の定期管理
1)と同様に10 timesとするとsubjectsが減る可能性が高い
A: Visited every year and at least 5 times in 5 years
B: Visited not every year and fewer than 5 times in 5years
施設は複数とする 3医院くらいか
(注意) 1) 2) ともに施設の合体データにしない
理由:院内環境の違い(決定プロセス、診断基準など)がある。事前にキャリブレーションをしたわけではない。
施設間を比較して、結果が違う場合は、その点を考察することが可能となる。
3) WisteriaのICDAS XRについて発表してはどうか?
臨床でICDASを活用することについてICDASのメンバーは関心をもっていると思われます。2013年6月には、ICDAS Foundationから、疫学調査用のソフトが開発されてwebで提供されています。
https://www.icdas.org/software-tools
iPad版を試してみたのですが、入力が詳細で、しかもICDASだけでレントゲン検査の入力はできないので、臨床での使用には適していないと思われます。
そこで臨床に則したう蝕検査記録ソフトとして”wisteria”の紹介と臨床で実際に使用した評価を報告したらどうかと考えました。
評価内容としては、
入力に要した時間
スタッフ評価
入力項目、入力内容、入力方式、結果の表示(カラーなど)、
改善要望事項(フリー記載)
実施をどうするか
1)-3)の3つについて研究リーダー(発表者)を決める
研究チームは、
ヘルスケアから、
杉山( 1のリーダー)、田中( 2のリーダー)、高木( 3のリーダー)、藤木( 3のサポート)、藤田(DH参加へのサポーター)秋元麦踏(英文担当)、秋元秀俊(総監督)
外部からは、
豊島(研究デザイン)、湯浅(統計処理)、飯島(ORCAメンバーサポート)
日時:2013年7月21日10:00〜
場所:東京八重洲ホール201
出席者:杉山、藤木、斎藤、田中、秋元、河野、岡本、渡辺、髙橋、千草
記録:千草
1.確認事項
(1) 認証ミーティングについて
・審査方法の確認
・ 今後の課題として、小児歯科専門診療所の場合、ペリオの症例はどのよ
うに対応するかを議論する必要がある
2.議題
(1) 認証審査に不合格であった場合の対処について
不合格部分の再審査に対する資料の提出形式は
認証委員会のサポートの元に
① パワーポイントもしくはKeynote、ノート部分にスライドの解説をき込む
② 症例報告論文形式
日本口腔インプラント学会のケースプレゼンテーション論文の様な形式
のいずれかとし、
審査はコアメンバー全員で行う 各自が採点し事務局で集計
認証診療所委員会から提出歯科医院へ報告する。質疑応答は無し。
万一不合格の場合、コアから再度不足部分を指摘する。
再提出は2回までとする。
それでも改善されたと認められない場合は認証することはできないので
再度認証ミーティングへの参加を要請する
(2) HCM2014のテーマに関して
・ まずは、外向きのテーマにするのか、内向きのテーマにするのかを決める必要がある。
・ 高齢者のメインテナンスをメインテーマにする
・ 高齢者のQOLを高めるために、本学会は何ができるのかを掘り下げる
・ 高齢者=在宅、口腔ケアではなく、ある程度健康で診療所に通える高齢者のメインテナンスでは何がポイントか
・ 口腔内の変化に関して、高齢者特有の病因論があるのではないか
・ 高齢者にメインテナンスを行う際に、指標になるような高齢者独特のエビデンスはあるのか?無いなら当学会で何か提案できないか
・ 高齢者のメインテナンスに当たって、どのような問題点を抱えているか、当学会員の会員診療所でアンケートを採ってみてはどうか
・ HCM2014のプロジェクトリーダーは、高橋先生
・ 鈴木先生と府川さんにもプロジェクトに加わって頂く
・ リアルコア会議を秋(9月29日)に行い、高橋先生に方向性を示して頂き、内容を煮詰める
補1)ICDASに関して今年取り上げたあとのフォローが必要ではないか
・ 春のオピニオンメンバー会議(3月9日神戸開催予定)に、杉山先生主導でICDASセミナーを併催する
・ 他学会においても普及につとめる
補2)HCMの継続性について
・ 前年度のメインテーマに関連したものを初日に、当年度のメインテーマ
を2日目に行う様な形にすれば良いのではないか
(3) 今後のORCAへの対応について
・ 杉山案*で決定
*下記添付資料あり
3.報告
(1)日本口腔育成学会の堀尾さん、神保さん、三浦さんが途中からオブザー
バーとして参加し、堀尾さん、神保さんから、学会ならびに、キッズデ
ンタルパーク設立の経緯を伺う
(2) 杉山さんよりORCA2013の報告
*添付資料
ORCA2014に向けての研究案
2013年7月21日コア会議
杉山精一
なぜ研究を行うか?
今後、修復主体の歯科医療からう蝕マネジメントへ転換するにあたりエビデンスが求められる。小児若年者の定期管理の成果をヘルスケア内だけでなく、海外の学会へ報告を行うことにより評価が高まることが期待できる。
どのような研究を行うか?
1) 6-12歳の定期管理
2013年は杉山歯科単独の調査を行った
2014年は、複数施設での比較をしたらどうか
杉山 藤木 田中
シーラント実施数も項目に(クリスチャンセン先生のアドバイス)
5年間で10回以上未満での区分だったが、毎年1回以上を定期、1年でも空いた場合を不定期としたらどうか(ここは要検討)
毎年1回以上来院があり5年間で10回以上
A: Visited every year and at least 10 times in 5 years
5年間で10回未満
B: Visited not ever year and fewer than 10 times in 5 years
2) 12-17歳の定期管理
1)と同様に10 timesとするとsubjectsが減る可能性が高い
A: Visited every year and at least 5 times in 5 years
B: Visited not every year and fewer than 5 times in 5years
施設は複数とする 3医院くらいか
(注意) 1) 2) ともに施設の合体データにしない
理由:院内環境の違い(決定プロセス、診断基準など)がある。事前にキャリブレーションをしたわけではない。
施設間を比較して、結果が違う場合は、その点を考察することが可能となる。
3) WisteriaのICDAS XRについて発表してはどうか?
臨床でICDASを活用することについてICDASのメンバーは関心をもっていると思われます。2013年6月には、ICDAS Foundationから、疫学調査用のソフトが開発されてwebで提供されています。
https://www.icdas.org/software-tools
iPad版を試してみたのですが、入力が詳細で、しかもICDASだけでレントゲン検査の入力はできないので、臨床での使用には適していないと思われます。
そこで臨床に則したう蝕検査記録ソフトとして”wisteria”の紹介と臨床で実際に使用した評価を報告したらどうかと考えました。
評価内容としては、
入力に要した時間
スタッフ評価
入力項目、入力内容、入力方式、結果の表示(カラーなど)、
改善要望事項(フリー記載)
実施をどうするか
1)-3)の3つについて研究リーダー(発表者)を決める
研究チームは、
ヘルスケアから、
杉山( 1のリーダー)、田中( 2のリーダー)、高木( 3のリーダー)、藤木( 3のサポート)、藤田(DH参加へのサポーター)秋元麦踏(英文担当)、秋元秀俊(総監督)
外部からは、
豊島(研究デザイン)、湯浅(統計処理)、飯島(ORCAメンバーサポート)
スケジュール
7月コア会議 案を検討
8月-9月研究準備(1と2について対象データの予備検索、3について参加医院の選択)
10月-11月 1と2のデータ回収と分析
3について調査実施 11月末に調査結果回収
12月 調査結果まとめと抄録完成
1月 抄録提出
2月上旬 受理の結果が判明
3月—4月 ポスター作成とスライド作成
5月 発表原稿準備
懸案事項
倫理審査委員会 (学会内に設置して通すか、阪大か鶴見大に申請するか?)
その他
研究にかかわる費用:アンケート用紙等(3の調査)など事務的費用は学会で作成して負担する。ポスター作成費用も学会負担で行う。それ以外は各個人で負担する。
その他
研究にかかわる費用:アンケート用紙等(3の調査)など事務的費用は学会で作成して負担する。ポスター作成費用も学会負担で行う。それ以外は各個人で負担する。