コア会議議事録(2013.9.13)
出席者:渡辺、髙橋、秋元、杉山、藤木、田中、河野、千草、斎藤、岡本(記録:秋元 )
【決定事項】
- ニュースレターの記事掲載基準については,個々の事例を積み重ねて判例化する
- 連載記事については,依頼検討段階で,コアメンバーに意見を求めていただきたい
- 歯科衛生士ガイドライン案について,弁護士に法的観点から校閲を受けるために,学会として依頼する.
【報告事項】
1.ヘルスケアミーティング報告事項
とくになし.
2. 衛生士育成プログラム
太陽衛生士学校で2回を予定しているが,ニュースレター発行の遅れから,参加募集期間が短くなったので,10日まって人数が集まらなければ中止も考慮する.
3. 会誌のカラー印刷化
会誌のHP掲載無償ダウンロード版(pdf)のカラー化については,すでに了解済み(コストアップなしだが,画像の調子を整えることはできない)
編集委員会で,口腔内写真は,ヘルスケア歯科学会の生命線だからカラーにして欲しいという意見が出ており,検討中,資料参照の上,ご意見をいただきたい.
4. Zero先生の文献の翻訳公開について
翻訳してくださったのは,テンプル大学のワークショップのためのプレゼンをダウンロードできるようにしてはどうかという提案
HCMの議論に沿った内容のものではないので,アップしても,必ずしも有用になるか,疑問という意見あり,保留.
【協議事項】
1. ニュースレター掲載基準
今回,掲載をストップすることになった記事をきっかけに,ニュースレター掲載の基準を再度(以前,議論したが)明文化すべきではないか.
<これについて以下の意見が出た>
- ニュースレターのポリシー,目的を明確にして,それに準ずるべき.
- 編集責任者は,学会のニュースレターの趣旨を理解して,自覚をもって記事をチェックして欲しい
- 会員の交流の場 会員に互いに役立つならいいと考えている.それほど縛るべきものと思わない
- どういう目的で掲載するか,掲載の位置づけをはっきりさせればいい.
- 掲載にふさわしい論文か,掲載にふさわしい著者かという議論ではない
- 編集責任者の「ふさわしい」の判断のレベルに大きなズレがある
- 連載については,依頼の段階で,コアメンバーに意見を求めていただきたい
- N先生の記事は,ボーダーラインだと思うが,許容されているではないか,判断基準が難しい.
- N先生の記事は,臨床実感に基づき,最低限の臨床資料を提示しているので,一般的に認められていない知見だが,評価できる.
- 科学的根拠があるものを基準にしてはどうか
- 補綴でも,矯正でも,科学的根拠の乏しい主張が少なくない,科学性は基準にならない.歯周病学会が,歯周病を糖尿病の原因とするキャンペインまでしているが十分な根拠はない,Eラインの内側に下口唇が入ることを治療目標とすることに,どんな科学的根拠があるだろうか.中心位において中心咬合を確立することに科学的根拠はなかったが,理想的治療とされてきた如く
- 当該分野の既成概念から外れる考え方の表明には根拠を求めたい
- 編集責任者の幅が広い,とコメントされたが,皆の幅を摺り合わせる必要がある
- 基準や規則をつくるのではなく,今回の事例に対する修正要求のような経験(判例)を積み重ねていけばいい
2. HCM2014の準備
アンケートは高橋がアップする.メインテーマはそれをみて,意見を出し合う
3. 歯科衛生士ガイドライン 法的な観点から見てもらう必要がある
- 会として,依頼することにする.
- 資料を提供し,「診療補助業務の法的考え方」として商業誌に掲載するプラン(対談形式も)検討して欲しい
4. リアル会議で議論したいこと
- 来年のコア会議日程
- 投稿規定を,ホームページに掲載する
- 投稿の手引きなど
この後,Web会議に使用しているV-cubeの契約を打ち切り,より安価なWeb会議システムに移行するため,渡邊さんの指示の下,全員でグループチャット(とくにChatWork)にトライした.
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