口腔を生涯守る時代の今
○口腔を生涯守る時代の今
〜スタッフと取り組む患者さんの予防管理〜
研修医や勤務医など、次代の歯科医療の担い手にヘルスケア型の診療を紹介するセミナーが着々と開催されています。9月13日(日)に仙台の東北大学の講義室で開催されたセミナーには、26人(学生・院生6人、研修医2人、勤務医10人、開業から5年未満の歯科医師8人)が参加しました。講師は、藤木省三さん、田中正大さん、中本知之さんの3人、田中さんと中本さんは東北大学の卒業生です。まず、藤木さんが「ヘルスケア型の歯科診療とは」と概論を語り、若手の経験者として中本さん、先輩経験者として田中さんがヘルスケア型の診療所づくりの意義と実際そして苦労と喜びを話し、活発な質疑を受けました。
これまでに、昨年、大阪大学で研修医向けセミナーを開催したのを皮切りに、4月に徳島大学、7月には岡山大学、この9月に東北大学で、研修医の講義枠を利用して藤木さんがヘルスケア型診療を紹介する活動をしています。11月には、高橋さんが九州歯科大学で医局員向けのセミナー、藤木さんが日大(駿河台)で研修医向けのセミナー、来年は昭和大学の予定が決まっています。