2015.10.25 リアルコアメンバー会議(東京)議事録
2015年10月25日(日曜日)
場所:八重洲ホール
出席者:杉山,河野,秋元,田中,斉藤,岡本,千草,高橋
●ヘルスケア歯科学会における今の課題は何か?
・この会の存在意義は?(斉藤)
・ 内輪の会になっているのではないか,16医院で100人ぐらいをしめている。コア,オピニオンメンバーとスタッフが参加者の多くをしめている。このままではいけないのではない。歯科医師会の中でも知名度をあげて,歯科の中で広がりを出していければいいと思う。認知度を上げていくことが大事。(斉藤)
・ 設立当初はどうだったか?というよりこれからどうするか?を考えることが重要。(河野)
・ 今の若い人達と臨床の取り組みに関して,感覚が違う。若い人達にはマニュアルが必要ではという意見も聞く。(斉藤)
・ ヘルスケアにおいては,認証制度が柱だと思うので,認証医院を増やすことが大切では。認証医院が増えていないことが問題。(斉藤)
・ メインテナンスに関しても,何かマニュアルがあった方が親切では(河野)
・ 20年前にカリエスのコントロールは,確立されていなかった。カリエスリスクテストは当時わかりやすかった。今はカリエスリスクアセスメントを症例毎に考えないといけない。ケースバイケースで考えるのは,若手歯科医師には難しい。何かガイドラインのようなものが必要では(河野)
・ 日々の診療のガイドライン作成は,項目がたくさんあり難しい。今は認証に関するものに絞って,ガイドラインが必要では。(千草)
・ ウィステリアの導入がわかりにくい。入りやすい状態を作ってあげる。(斉藤)
・ 認証を目指すことが,導入のマニュアルになればいい(千草)
・ 全般のガイドラインを作るのは広範囲にわたるので,認証のガイドラインを作ることが大切ではないか。(河野)
・ ヘルスケアで取っていくデータに関して,「これだけは絶対に入れよう。」という見直しが必要では。(千草)
・ 誰でもが参加できるようなデータの活用を(河野)
・ ウィステリアの位置づけをしっかりとした方がいいのでは。ファイルメーカーを自分で買ってセッティングするのは,とてもハードルが高い。
● 2015ヘルスケアミーティングの反省
・ スタッフには,難しくなかっただろうか?(斉藤)
・ そもそもヘルスケアミーティングは,どう考えるか?(河野)
・ 1日目が無ければ,スタッフ的には厳しかったと感じた。(斉藤)
・ 1日目の低評価,2日目高評価の人もいるから,参加者が選択できるようなアナウンスの方法を考えるべきではないか?(千草)
・ ハンドアウトが無いのであれば,スライドの撮影ぐらいはいいのではないか。豊島先生から提案を受けたので今後検討する。(田中)
・ 出席者の多くは,常連の会員になっている。内輪で盛り上がっている会にしていけばいいのではないか。大前提で「楽しく元気な会」というものが必要ではないか。身近な発表を増やしていこう。(河野)
・ 首都圏の医院のスタッフが皆来るような内容を盛り込むことが参加者増に必要でしょう。(斉藤)
・ 認定分科会についてのメリットデメリットについて整理が必要ではないだろうか(千草)
・ 「もう少し何とかすれば原著になるのでは?」との大学関係者からの助言もある。(田中)
・ 認定分科会に入るメリットは,提言力,発信力ではないか。(秋元)
・ 98年組は,ビギナーの同世代がたくさんいた。医院発表からもたくさん勉強させてもらった。そいう情報が最近は少ないのかなと思う。(岡本)
●ヘルスケアミーティングの位置づけ
・ 会員の要望は,会員支援的なものもある。(秋元)
・ 昔は,前夜祭の内容(実習付き)は,予約制の部分もあった。(岡本)
・ ポスター発表に口演も入れて,工夫して検討して発表し合うのがいいのではないか。(秋元)
・ 会員がいろんな物をもってきて発表する場は大事。(秋元)
・ 会員が発表して,自分も何か得て帰るということが大事。(杉山)
・ 会場でそのまま懇親会(お茶会)が良かったのではないか?(岡本)
・ 部屋の配置がグループワークできるような状態にしないといけない。あまり会場に人を詰め込めない。(河野)
・ 会員支援に傾くのはなく,参加者全員が盛り上がれるスタッフミーティングにしていこう。そういうコンセプトを打ち出していこう。(河野)
・ 参加したい。楽しめる。新しいことを知る。発表する。交流する。(杉山)
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● 2018(20周年)のヘルスケアミーティングへの計画をどうするか?
・ 20周年に向けて,今までの仕事を振り返り,評価することは重要ではないか。(秋元)
・ 98年会員の人は辞めたら,その診療室はどうなるのだろう?(斉藤)
・ 医院継承を考える。しかし継承者に強制できない。(千草)
・ 20年前と今は,歯科の環境は変わったと思う。(杉山)
・ 地方は,まだ変わっていない部分が多いと感じる。(斉藤)
・ 歯科の環境は変わったのに,我々が変わっていないという議論もあるのではないか。(秋元)
・ その議論をするのかしないのか?(千草)
・ 20周年で振り返る必要があるのだろうか。(斉藤)
・ カリエスリスクアセスメントを見直すのは,皆どう考えるか?(秋元)
・ 昔,カリエスリスクを予想できると言っていた責任がヘルスケアにあるのではないか。(秋元)
・ カリエスリスクアセスメントについて,検証が必要ではないか。(秋元)
・ いろんな意味で,いろんな指標で今は,こんな風に変わったと整理することは必要でしょう。(河野)
・ 振り返ることにより,今はこれでいいか考える機会になる。(杉山)
・ 20年という節目に振り返って,今後を考えよう。(河野)
・ この20年で歯科疾患実態調査がどのように変わったのか?など整理して知ることも大事。(河野)
・ 2018に「日本の歯科における環境が変わったか?変わらなかったか?」シンポジウムをしては。(田中)
・ 2018に20周年に総括と今後について行いましょう(田中)