- aki
- 11:56 AM 2015年4月15日
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日時:2015年7月5日(日) am9:30~pm4:30(予定)
会場:川口市民ホール フレンディア キュポ・ラ本館棟4F
TEL 048-227-7603 http://www.friendia.jp/access.html
定員:120名
参加費:東京HCG会員:無料 東京HCG会員外:7000円
申し込み方法:東京HCG会員:MLにて申込
東京HCG会員外:歯科医院名・お名前・フリガナ・職種・経験年数・を明記の上、
あめみや歯科 <ame6480@flute.ocn.ne.jp>までメールにて申し込みして下さい
今回のテーマは『 消毒・滅菌 』です
私たちの目指すところは患者さんの健康を長期間にわたり守り育てることです。消毒・滅菌が不十分で
患者さんの健康を害するようなことは、絶対にあってはならないことと考えます。それと並行し医療従事者の感染面での安心・安全を確保する必要があります。しかしコストや人手間には限りがあり、
そのバランスに悩んでいる現状もあります。やるべきことはやる、不必要なことはしない。本会の特徴である会員からの現状に関する課題を報告し後半でそれを踏まえ
医院全体で取り組んでいけるように歯科滅菌について著名な柏井先生からアドバイスを頂きたいと考えています。
☆発表内容☆
午前:私の医院での取り組み
1、さくら歯科医院 ( 上田康弘 ) 東京ヘルスケアグループ医院別滅菌アンケート結果
2、杉山歯科医院 ( 西村香苗 ) PMTC器材のディスポーザブル化
3、宇田川歯科医院 ( 杉本絵美 ) 宇田川歯科医院の滅菌への取り組み
―私たち自身が受けたい診療環境を目指してー
4、河野歯科医院 ( 武藤由美 ) 技工室の滅菌法
5、幕張ドルフィン歯科医院( 米山吉洋 ) セカンドチャンス 感染管理奮闘記
6、あめみや歯科医院 (河口亜美・小澤唯) うまくいくのか?滅菌と経営
午後:歯科医院の感染管理 これまでとこれから
有限会社ハグクリエイション代表 日本医療機器学会認定第二種滅菌技士 柏井伸子
「今まで大丈夫だったから、これからも大丈夫!」、このようなことが通用しなくなりつつあります。病原性細菌に抗菌薬を多用することによる耐性の獲得や交通網の発達による人や物の広域的移動、食生活の変化に伴う口腔内環境や免疫力の変化、全身疾患やそれに伴う服薬の複雑化など、経時的変化により歯科医療における環境も変化しつつあります。以前は素手で口腔内での処置をしていても、現在ではグローブを装着して患者さんと自分たちの間で感染を制御するようになり、エプロンやコップも使い捨てするようになりました。
では、今後はどのような事柄が必要となってくるのでしょうか?世界中でどの国も経験したことのない超高齢社会をむかえ、健康寿命を延ばすためにも歯科医療従事者の担うものは大きくなります。それと同時に患者さんたちに安心して医療サービスを享受していただけるよう、安全性の確保が要求され、患者さんたちに笑顔で接するためには、自分たちが健康で安心して就労できる環境づくりが必要です。
感染管理の目的は、「無駄を省く」というところにあります。歯科材料・器材や院内のレイアウトの見直しで人材の有効活用やコスト管理につなげていくことができます。身近なところから取り組んでこその感染管理ですから、無理なく無駄のない医院運営の一助となるよう、ご提案いたします。