- tanaka
- 9:48 PM 2024年5月11日
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- tanaka
- 9:43 PM
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- tanaka
- 8:56 PM 2023年5月14日
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2023年4月14日 コア会議(web)
岡本,高橋,千草,林,丸山,渡辺,古市,河野,曽野、杉山,事務局秋元
司会 高橋 書記 杉山
1) コア会議の運営について(高橋)
司会について
丸山、岡本が1ヶ月交替で2024年3月まで、その後は古市、河野、曽野が交替で1年間
5月は丸山 書記1年目は丸山、岡本以外が担当する。
2) 講師料の見直しについて(調整&設定)
5月18日にWEB会議予定
3) 主な予定と責任者,担当者
決まっている人を中心に割り振ってみました。決定した。(○が責任者)
●認証ミーティング,プレゼン,司会,段取り:○岡本,田中,林,古市
●10月,3月オピニオンメンバー会議:○田中,丸山
●11月ヘルスケアミーティング運営:○岡本,河野
●リアルコア会議:○千草,渡辺
4) 認証エントリー者の確認
事務局から
認証エントリー者は、以下のとおり。
田野友美(ゆみ) たの歯科
安岡大介 ミライノデンタルクリニック
須藤健太郎 須藤歯科診療所
高山祐輔 新百合ヶ丘南歯科
飯田太一 いいだ歯科クリニック
久米徹 久米おとなこども歯科
沼澤秀之 沼澤デンタルクリニック
認証支援を受けてもらうのがいいと考えているので、コンタクトを取っていく。
5) オピニオンメンバー会議からの回答へ
・法人会員の入会を促す方法検討
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1bfchFv_1OK5t6SJP0TKNBs9z3ozXsVnZeVRrgAwA_F0/edit?usp=sharing
秋元コメント
法人の参加者と懇談の場があるといい。
歯科で仕事する上で、ヘルスケアのビジョン、会員の活動や大変な事柄を法人会員と共有することは意義があると思う。
田中 丸山 担当で進める。
6) 3月のコア会議で,Doプロジェクトは,秋を目処に次の
新しい方式に移行するとありますので,杉山先生今後のリードを
よろしくお願いします
4月18日にweb会議予定 臨床研究チーム
7) 歯科衛生士のバッチについて
・入会のバッジは2023年3月末で廃止とした。
・4年目のバッジも2023年3月末で廃止とした。
・認定歯科衛生士のバッジは,今は残す。
8) LINEの公式アカウントのメッセージ配信活用について
LINEは継続に決定。
今後の学会SNSの活用の仕方は,古市先生を中心に進めていく。
学会FBの管理者が複数名いる(菅原 秋元 杉山)
杉山は削除希望。
9) リーダーメンバー定期会議について(高橋)
プロジェクト、フォーラムのリーダー(代表者)が集まる場があるといいのでは。
数ヶ月に1回、webで開催。
高橋、丸山で継続検討する。名称について意見してほしい。
10) チームに関する相談(丸山)
A: フッ化物チームが立ち上がりませんでした。
B: これまで各チームに1名コアメンバーがいたので、活動内容の把握がしやすかったり、
メンバーへの問い合わせもわりとスムースでした。8)が立ち上がればOKかな。
C: 近藤先生、丸山先生(福岡)、沼澤先生、小塚先生、安岡先生らに所属がありません。
11) 認証制度見直しに関して
認証の更新を単年度から複数年へ(4年程度)
更新はポイント制としポイントのメインはDoプロジェクト関係(Do プロも見直す)
4月18日に臨床研究web会議があるので、この方向で相談して、再度コア会議にあげる。
12) 10月と3月のオピニオン会議の併催セミナー
久保先生(根面C)へ丸山先生、下野先生(カリオスタット)へ高橋先生から打診する
13) 2023HCMに関して
フライヤー作成の情報はあるか。
各演者のタイトルと3行(400字でも)くらいのキャッチーは欲しい。4月22日までに!!!
責任者は
1日目 田中先生 2日目 丸山先生 運営全体 岡本先生
HCM Day1
12:00開場
12:30〜12:40 開会 代表あいさつ 講師紹介
12:40〜14:10 景山先生 90分
14:15〜14:55 宇田川先生 40分
15:10〜15:50 渡辺先生 40分
16:00〜16:30 質疑応答・ディスカッション
Day2
1部(9:30-11:20)110分
9:30-35(5分):25周年の挨拶 司会は誰? 岡本?千草?丸山?
9:35-10:20(45分):高橋
10:20-11:05(45分):杉山
11:05-11:20(15分):質疑応答というか質問に答える形で新代表が言いたいことを言えるように
若手から質問を仕込んでおくとか
11:30-12:00 業者プレゼン
12:00~13:15 昼食
13:15~13:30 表彰、診療所とDH、特別会員?、ポスターは1日目16時から時間をとるので昨年のように時間はかけない
2部(13:30-15:00)90分
13:30-14:00(30分)DH育成コース
14:00-14:30(30分)禁煙支援
14:30-15:00(30分)つなぐその後 来年につなげる
14) DH育成コースについて(MLに報告済み)田中
以上。21:30に閉会した
- jimukyoku
- 4:33 PM 2021年4月13日
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第6期 第1回 オピニオンメンバー会議
日程;2021年2月28日(日) 午前10時00分より13時00分
会場;AP浜松町 ROOM_A および Zoom meeting(会場参加とオンライン参加のハイブリッド形式で開催)
議案(審議事項)
第1号議案 令和2年度事業報告および決算報告
令和2年年度会計監査報告
第2号議案 第6期コアメンバーの選出
第3号議案 令和3年度事業計画
議案(意見交換)
第4号議案 各種委員会 プロジェクトチーム フォーラムに属して
田中:11月のオピニオンメンバー会議で定款が改正され、終身会員制度が新設されました。併せて正会員歴20年以上、70歳以上の方を永年会員として表彰することとなりました。12月31日を基準として、70歳以上になられた方24名に、長きにわたり当学会の活動に貢献されたことに感謝し、学会として記念賞状と記念品をお送りいたします。
それでは議案に入っていきますが、それに先立ちまして議長の選出をしたいと思いますが、今年は最初から齋藤健先生(以下:議長)に、いつもどおりお願いしておりますので、よろしくお願いします。
議長:前回に引き続きまして、齋藤が担当させていただきます。皆さまのご迷惑にならないよう議事を進行したいと思っております。まず出欠の確認になります。オンラインの出席が52名、会場出席が14名、欠席が16名ということになったわけですね。不明が2ということでしょうか。オピニオンメンバーが合計82名で、出席が66、委任状が14名ということですね。80名。出席が66名ですので、このオピニオンメンバー会議は成立しています。ここで会議の成立を宣言いたします。
次の議事録署名人ですけれども、島野圭介先生、奥山洋実さんにお願いをしたいと思います。よろしくお願いいたします。前回のオピニオンメンバー会議でも申し上げましたが、ヘルスケア歯科学会ではございますが、歯科医師の方々には先生の呼称で続けさせていただきたいと思います。よろしいでしょうか。
それでは第1号議案、令和2年度事業報告および決算報告につきまして、まずは田中先生からお願いしたいと思います。
田中:令和2年度事業報告をいたします。ほぼ書いてあるとおりですけれども、今回はいろんな中止、延期が重なりまして、実現できなかったものも多くあります。第17回認証ミーティングは中止となります。この今年の4月、7月にその中止分はやることになっております。後で事業計画でお話しいたします。
それから以下のセミナー、研修会関係は新型コロナ感染症の影響により中止、それから延期となっております。スタートアップヘルスケア九州は開催、第14期歯科衛生士育成プログラム基礎コースの第5回、第6回は、一度3月に延期したんですけれども、また緊急事態宣言でさらに延期となっております。
オピニオンメンバー会議は、昨年のちょうど今頃、3月8日にあったんですけれども、これはZoomと、初めてハイブリット開催にいたしました。当日開催予定だった併催セミナーも延期になりまして、黒江先生のNCCLが昨年9月、田淵先生の新型たばこについてがついこの間、2月3日に行われました。多数の参加ありがとうございました。
それから関東実践セミナーが行われたんですが、延期になり、ウェブで多数回にわたってフォローしております。実践セミナーは延期、東京ベーシックセミナー・神戸ワンデーセミナーは中止になりました。その代わりウェブセミナーを企画実施しました。議案書にお示ししたとおり、かなり数多くやっております。それからほぼ毎週にわたりオンラインサロンを開催し続けました。
また、新型コロナウイルス感染症のまん延に伴い、今年でちょうど1年、昨年の3月からホームページ上にCOVID-19感染対策情報室を開設し、患者さんの不安、マスクなどの資材不足、ウイルス感染対策、経済的影響対策などに分けて、有用な情報源サイトを閲覧できるようにいたしました。また会員から寄せられた情報を集め、コロナを乗り切るお役立ちアイデア集を、感染予防のヒント、危機を乗り越えるヒント、クリニック対策実例、受診抑制、またその対応策に分けて掲載しました。
ニュースレターは例年どおり5回にわたって、1号から5号を発刊いたしました。学会誌もお手元に届いていると思いますけれども、先ほど杉山代表からお話があったとおり、原著も多数あり、発行されております。
コアメンバー会議につきましては、大体毎月金曜日の夜8時からウェブ会議を使っております。昨年はプラス臨時ウェブ会議とかも、かなり活発にいろんな会議が行われております。その他各種委員会ですね、ウィステリア、企画育成、学会誌編集がそれぞれウェブ会議で開催されております。
コアメンバー会議の議事録はホームページ上に公開されています。どんなウェブ会議で、どんなことが話し合われているのかとか、できればぜひご覧いただければと思います。以上が昨年の主な行事に関しての報告になります。
各セミナーとかの収支差額は、年度内で終わっているものについては、この後ろに添付されております。決算報告に入りたいと思います。秋元さん、お願いします。
秋元:決算報告は議案書の2ページ目、3ページ目に書いてあるとおりですが、その3ページ後ろ、4ページ後ろから、財務諸表のうち貸借対照表と正味財産増減計算書の2枚だけ、2枚目と3枚目は続きですけれども、掲載していますが、その貸借対照表と正味財産増減計算書を見ていただいたら一目瞭然だと思いますが、増減のところがほぼ軒並み真っ赤なわけです。つまり収入も支出も大幅に減少しました。
もちろんこれは、主にCOVID-19関連で主な行事がなくなったことによるわけですが、それだけではなく、その経緯はこの文章に書きましたように、経常収支で前年比1,046万6,000円減、経常経費で1,188万4,000円減、そしてその結果として、正味財産は前年度比74万2,000円減になっているんですが、それ以外も、この増減の真っ赤な数字が全部続いているということにご注目いただきたいんですが、ヘルスケアミーティングや衛生士セミナーやという開催中止があったということだけではなく、企画商品も大幅に収入減です。売れていません。
それからもう一つ重要なのは、新規入会者を表す受取入会金が、26万8,000円減、受取会費は70万7,000円減ということです。現状そのことを分かりやすくしたのが、4ページ目にあります会員数の推移という棒グラフなんですけれども、歯科医師、歯科衛生士とも漸減傾向です。
2020年度は、つまり当年度なんですが、当年度に関しては、今年になって去年の分を払い忘れましたという方が例年10人、15人ぐらいは出ますので、この最後の668というドクターの数はもう少し増えると思います。
この会計報告としては、一番大きいのは全体の減収、減益であり、今申し上げた企画商品の売り上げが下がっているということや、会員の減少というのは、数字の上では実は小さいんですけれども、コロナウイルス感染症まん延の影響ということが比較的ないはずの部分ですから、そこでの減少があるということは、厳しさを感じるというところです。以上、簡略ですけれども会計報告とします。
議長:田中先生、お願いいたします。
田中:各催事の収支差額は末尾に添付しますと書いてあるんですが、それは添付がありません。失礼いたしました。
議長:田中先生、秋元さん、ありがとうございました。それではここで質疑応答に移りたいと思います。ご発言のある方はよろしくお願いいたします。手を挙げていらっしゃる方はいらっしゃいますかね。発言のある方はミュート解除で直接お話しいただけますか。よろしいでしょうか。河野先生に令和2年度会計監査報告をお願いしたいと思います。
河野(正):ちょうど1週間前に、鈴木正臣先生と私とで秋編集事務所に赴きまして、会計監査を行いました。全てにおいて適正に会計処理報告がなされていると判断いたしましたので、報告書を署名いたしました。以上です。
議長:河野先生、ありがとうございました。それではこちらの第1号議案について、採決に移りたいと思います。投票で行うこととなりましたので、皆さま方、よろしくお願いいたします。
秋元:今、決算書にあると言って入っていなかった各催事の事業収支を、オピニオンメンバーのメーリングリストに添付して、今送信します。すいません。
議長:そちらはメーリングリストでご確認をお願いしたいと思います。
投票できない方がいらっしゃいましたら、チャットのほうにお願いしましょうか。締め切ります。皆さまの画面にも投票結果が出ていると思います(90%以上で承認された)。これで第1号議案につきましてはご承認を頂けたということで、ありがとうございます。なお採決は2分で締め切りということでございますので、ご承知おきいただきたいと思います。なおリアル参加の方は挙手で、オンライン参加の方については投票でお願いをしたいと思います。
それでは第2号議案の第6期コアメンバーの選出ですが、こちらは田中先生ですか。
田中:第2号議案、第6期コアメンバーの選出に入りたいと思います。これはどの立場で言っているかというと、選挙管理委員会委員長田中で話しています。選挙管理委員会をやって自分も選ばれるというのは、僕はおかしいと思うんですけれども、どなたもやっていただけないので「お前、おかしいだろう」という人は、ぜひ次回、1人委員会ですけれども、委員長に確実になれますので、声を掛けていただければと思います。
コアメンバーにつきましては、自薦、他薦で募ったところ13人、自薦が今の、現行コアメンバーです。それから推薦で2名のオピニオンメンバーが推薦されたのですが、立候補はご辞退されたということで、11人が立候補ということになりました。このコアメンバーの選出を今回お願いしたく思います。
本来であれば、歯科医師会とかだと、何か経歴書とか、抱負とか、いろいろ書くところがあるんですが、現在のコアメンバーの考え方というのは、大体ウェブ会議の会議内容で示されていると思いますので、慣例によりまして、特にそれは出してはおりません。今のオピニオンメンバーの大半の方は、何回かわれわれの顔や、話とか聞いていらっしゃると思いますので、恐縮ですがそれで判断していただきたいと思います。われわれという、今選挙管理委員会委員長じゃない目線で話してしまいます。すいません。客観的な第三者になっていなきゃいけないんですけれども、それで判断していただければと思います。
候補者一覧は、事前にメーリングリストに配布しておりますところで、上からの11人ということになります。またこれは同じ、ウェブではウェブ投票でできます。全員信任、もしくはこの人は不信任というので投票して、過半数の信任があれば信任されたということになろうかと思います。何か質問等ございますでしょうか。
ごめんなさい、コアメンバーは一応理事です。それから今回、投票で選出するのは監事2名を併せて13人分の投票が必要になります。全員信任、または不信任の方にチェックを入れるという形で投票ができます。
特に質疑はございませんでしょうか。では投票に入りたいと思います。コアメンバー選出、第2号議案の一番上の全員信任、もしくは不信任がある場合はそこにチェックを入れてください。で、送信になります。理事11名、監事2名になります。
若井:送信できません。
田中:すいません、2のほうに全員信任のボタンがなかったので、送信が押せないということで、大変失礼しました。新しい投票を今作っておりますので、この間でも現在のコアメンバーに対する意見、来期のコアメンバーに望むこと等ございましたら、ぜひご発言をお願いいたします。チャットでも大丈夫です。
河野(正):時間があるんで、先日監査したときに、監事からの意見ということで。前回は会員の若返りを図ったほうがいいんじゃないですかということを言ったんですけれども、今回はコアメンバーの若返りをやっぱり視野に入れてやっていただきたいなということで、今回はこの11名の方なんですけれども、次回の改選のときには、ちょっと若返りできるような人材の育成をしていただいたほうがいいかなと思いました。
それとこの、熊谷先生がお辞めになられた直後は、多分6,500万ぐらい繰越金があったはずなんですけれども、正味財産が。それが毎年のように減少して、とうとう4,000万円台にまでなってきたということで、度々言うんですけれども、このまま行くと本当にどこかで行き詰まってしまうということなので、今までと同じようなことを続けていれば、今までと同じような結果が付いてくるということになると思いますので、何かちょっと、違うことを考えてやっていただけたらなと思っています。
一つはヘルスケアミーティングで、あれも大きな会場を借りて、たくさんの人に集まってもらって盛り上げるという方針でやってきたと思うんですけれども、会場費の問題ですとか、やっぱりヘルスケアミーティングはどうしても赤字になっていくということなので、例えばの話なんですけれども、こじんまりした会場で、オンラインをメインにやっていくというふうにすれば、その経費も縮小できますし、参加する方も交通費、特にスタッフを連れてくるにはかなりの金額がかかるので、そういう負担軽減にもなると思いますので、ちょっとそういう方向を、やっぱり強く意識していただきたいなと。コロナの影響で、皆さんもこういうウェブ会議にだいぶ慣れたと思いますので、そういう方向で、経費の削減ということも考えていただいたらどうなのかなと。
それともう一つはニュースレターで、あれは作るのも、印刷するのも、発送するのも、かなりのお金がかかっていると思うんです。あれをもうウェブだけの発行にするというようなことをすれば、本当に100万、150万はすぐお金が浮いてくるんじゃないかなと思いますので、そんなものも含めて、すぐやれって話じゃないんですけれども、少し何かを変えていかないと、このままですといつかは行き詰まるということを強く申し上げたいと思います。以上です。
議長:ありがとうございます。じゃあ杉山先生、お願いいたします。
杉山(精):河野さんの意見、監事の意見をありがとうございます。それは私も全く同感で、正味財産の減少というのは本当に問題で、どこまでがデッドラインなのかということも、ちょっと秋元さんとお話をしたことはあるんですけれども、やはり真剣に考えていかなきゃいけないなというふうに思っています。
ヘルスケアミーティングの件に関しては、2021年は既にやはりハイブリッドで、KFCだったかな、岡本さん、両国ですよね。会場費も非常に安い、それからネットが使えるという会場で、会場は一応100名ぐらいまでは入れる設定にはなっています。それから講師招聘も今、阪大の林美加子教授と、あとトウェットマンというコペンハーゲンの教授ですね。
従来ですと、前にゼロ先生を招聘したときに、やっぱり100万ぐらいかかるんです。往復ビジネスクラス+ホテル代とか、講師謝礼とかというと、海外の著名な人を呼ぶと最低でも100万というところが、今回はリアルではないので、本当に10分の1ぐらい、講師謝礼だけと。
ただ時差があるので、そこの部分で事前録画をしようと今考えていまして、通訳にも大学の先生を考えていまして、そういう形で、時差がなければリアルでもいいわけですけれども、ただ言葉の、今度同時通訳が難しいというような問題もありますけれども、そういうことで、本当に国内に限らず、海外の先生でもうまく活用できるのがZoomのいいところだということが分かりました。それが今年の秋にはやれるかなというふうに思っています。
議長:杉山先生、ありがとうございます。
今もう一度投票システムを作り直しています。すいません、ちょっとお待ち下さい。
田中:ちなみに事前にオピニオンのメーリングリストに流した立候補とかの紙ですけれども、あれは他薦できるので、また次期コアメンバー選出が2年後にありますけれども、今回は2名の方の推薦だけでしたが、メンバー全員に推薦する権利はありますので、できればぜひ彼にやってほしい、ちょっと自分は無理だけれども、彼がいいなというのがありましたら、ぜひまた推薦で名前を入れていただくようにお願いします。
議長:では渡辺先生、ご発言をお願いいたします。
渡辺:確かに今回推薦が2名挙がっていて、2名とも辞退されたんですよね。コアメンバーって、僕も今やらせてもらっているんですけれども、入ってすぐ何か仕事をするというよりも、入ってしばらくの間、みんなが何をしているかを経験したほうがいいと思いますので、次回のコアメンバーの改選のときに、ぜひ皆さんも立候補、もしくは自薦、他薦を受けたときに参加していただけたらばありがたいなと思います。
今河野先生がおっしゃったように、若返りを図るっていったときに、いきなり若返るというよりも、ちょっと一緒に重なった時期があったほうがいいと思いますし、河野さんがおっしゃったことというのはコアメンバー内でも言われていて、若返りをしなくちゃいけないということと、あともう一つ大きな問題として、秋元さんの代わりの若返りはいないんじゃないかというのはずっと挙がっているので、何かそこら辺に関しても、案があればぜひ教えていただきたいなというふうに、コアメンバー内でも考えています。
ウェブとのハイブリッド開催に関しては、今高橋先生がすごく意欲的に取り組んでいて、いろんなセミナーもやっていますし、また今後のセミナーも多分ハイブリッドがなくなるということはないと思いますので、そこら辺に関しても、皆さんに積極的に参加していただけるとありがたいなと思います。
あとPDFの話があったんですけれども、確かこのPDF化というのは、森谷先生がコアメンバーにいた頃に、森谷先生のほうから案があったと思うんです。その頃は一回却下が、ちょっとどんな理由だったか分かんなかったんですけれども、あったと思って。現時点で、今こういう案が出たときに、このZoomなんかもそうなんですけれども、昔は受け入れられなかったものが、今は受け入れられる時代になってきたとかというのもありますので、もう一回PDF化というのに関しても、コアメンバー内でも再検討していく必要があると思いますし、そうやっていって、どんどん時代に適応したものがあればと思いますので、前に却下されたものであっても、もう一回こうやって言っていただけると、私たちも見直すことができますので、ぜひ皆さん、何か案があればよろしくお願いします。
議長:渡辺さん、ありがとうございます。PDF化って、ニュースレターのことですね。
渡辺:そうです。今ニュースレターもPDFで会員のページには公開されているんですけれども、すぐじゃないですよね。1カ月後ぐらいですか。ちょっと期間は分かんないですけれども。会誌も全部PDFで公開されて、会誌のほうは会員外でも、誰でも見れるようになっているんですけれども、それをもっと早くとか、メールで配布するとか、そういった意味合いが、多分今の河野さんの発言には含まれていると思いますんで、そんなことも含めて、コアメンバー内で検討したいと思います。
議長:渡辺先生、ありがとうございます。田中先生、お願いします。
田中:推薦した人たちが入れるように、次回はあらかじめ定員を大きく取ってやるのも一つなのかなと思いますけれども、またそれは2年後のお話になると思います。
何度もすいません、投票準備が整いました。質問が2つありますので、チェックは最低2カ所になります。全員を信任だったら一番上と一番下。全員を信任を押さない場合は、該当のところのボタンをチェックして送信をお願いします。
議長:加藤先生からチャットが入っているんで、こちらは渡辺先生にお答えいただきます。
渡辺:ご提案をありがとうございます。今現在Zoomを利用していて、かつ事務局が関わらないで直前で申し込みができるようにすると、PayPalしかないんです。Zoomと直接リンクができているのがPayPalだけなんです。
今ウェブセミナーの申し込みがほとんどが前日、前々日に重なってきていて、中にはセミナーが開始してからの申し込みというのもあるんです。リアルセミナーとちょっと違って、その場に人がいればいいんですけれども、いないと受け付けできないので、そうするとZoomの機能を利用して直結したいので、PayPalしかできないというのが現状です。
ですからこれが、皆さんが申し込みをもっと早くしてくれると、PayPalじゃないものも使って、リンクさせてというのもできるんですけれども、現時点では、皆さんの参加が直前がほとんどなので、PayPal以外にすると混乱が生じてしまうというのが現状のところです。これももし何か案があれば教えていただきたいなと思いますので、よろしくお願いします。
議長:渡辺先生、ありがとうございます。結局締め切りを設けなかったというのは、利便性を考えてという感じなんですかね。
渡辺:そうです、半分以上が前日、前々日なんです。そうするとちょっと参加がなくなってしまいますので。リアルのときには1カ月前、2カ月前からの送信というのが多かったんですけれども、今現状同じところからZoomのアドレスが送られてくると、皆さんがZoomのアドレスをなくしてしまうとか、そういうのもある関係だと思うんですけれども、ほとんどが直前なんです。そうすると早めというのが、締め切りがなかなか敷居を高くしてしまうというのが実状だと思います。
議長:ありがとうございます。
田中:その決済に関しては、かなりコア会議でも話しているんですけれども、なかなかうまくいかない、あちらを立てればこちらが立たずのような状態です。申し訳ないです。
渡辺:期間をその日じゃなくすればもちろん可能です。例えば前日でも、クレジットカードだとかで振り込みだとすると、振り込みは誰かが物理的に確認しにいかなくちゃいけないんですけれども、カード決済のやつや他のシステムを使えば、メールで通知が来たりすることができるので可能は可能です。前日、いわゆる事務局がやっている時間内にできればなんですけれども、皆さんが守ってくれるかが一番大きなところです。
田中:Zoomのセミナーは本当にぎりぎりの申し込みが非常に多いので、今後の検討に加えたいと思います。
さて、投票結果は、この全て信任が90%を超えていますので、過半数以上ということで、理事全員、それから監事が信任されました。ありがとうございます。
議長:田中先生、ありがとうございました。
田中:それで定款の25条。今選任された理事の中から代表選出をしなきゃいけませんので、新コアメンバーはブレイクアウトルームに入りまして5分頂きまして、代表、副代表の選任をしたいと思いますので、少々お待ち下さい。休憩にしたいと思います。
<10分休憩>
議長:11時10分になりました。オピニオンメンバー会議を再開いたします。田中先生よろしくお願いいたします。
田中:先ほど信任というか、選ばれた理事ですね、コアメンバーで新しい代表、副代表を決めました。新しい代表は、引き続き杉山先生にお願いします。それから副代表は斉藤先生、高橋先生にお願いします。藤木先生に代わって、今回から高橋先生が副代表になることになりました。代表の杉山先生からまず一言お願いします。
杉山(精):代表にまた採用されましたのでよろしくお願いします。代表になってちょうど10年になります。2011年、東北の地震のあった年に代表を引き受けましたので、ちょうど10年が経過したなというところで、あと2年務めさせていただきたいというふうに思います。これが最後ということを今日は宣言させていただいて、あと2年間しっかり務めさせていただきたいというふうに思います。
時々会長と書かれるんですけれども、ヘルスケアの場合は会長ではなく代表です。あくまでもこのメンバーの代表として活動することであって、私が何か指示をするという組織ではないです。ですので特にこのオピニオンメンバーがアクティブに動くことが会を支えて、私がその代表を務めるという立場ですので、そこのところをよく理解をしていただきたいというふうに思っています。よろしくお願いいたします。副代表、再任の斉藤さん、一言お願いします。
斉藤:副代表に選ばれました斉藤です。副代表は僕は長いんですけれども、副代表の仕事は、代表に何かあったときに代わりを務めるという役割なので、代表の杉山先生が何事もないので私の仕事はほとんどないんですが、先ほど河野先生からのお話もありましたけれども、若返りを図られるメンバーの年齢に近づいてきましたので、今回でひょっとしたら最後になるかもしれないんですけれども、できる限りのことをやりたいと思います。よろしくお願いします。
杉山(精):新任の高橋さん、よろしくお願いします。
高橋:皆さんこんにちは、愛媛の高橋です。このたび副代表をさせていただくことになりました。よろしくお願いします。ヘルスケア歯科学会はいろんな課題が山積みです。一つずつ前に進めていきたいと思いますので、今のままではやっぱり行き詰まる部分というのは幾つかあって、自分としてはこの学会を、残る組織にしたいというふうに思っています。ウィステリアも使いますし、残る組織であって、アクティブに活動ができるような方法を考えたいというふうに思います。よろしくお願いします。
議長:よろしくお願いします。
杉山(精):ありがとうございました。
議長:それでは第2号議案のコアメンバーの選出、それから代表、副代表が選出されました。次に第3号議案、令和3年度事業計画、田中先生お願いいたします。
田中:第3号議案、令和3年度の事業計画をお話しいたします。まず最初にありましたヘルスケアミーティングです。これはもう既にニュースレターに出ました、人生100年時代のカリエスマネジメント。今年はカリエスの話で、ハイブリッド開催になります。そのおかげで、先ほど代表からもお話があったとおり、海外の先生の話とかも聞けるということになっております。
それから昨年の7月の認証ミーティングが延期されまして、今回は4月と7月に分けて、非常に多くの歯科医がエントリーしていましたので、2つに分けて千里ライフサイエンスセンターの会議室とZoomを使って開催予定です。カリエスマネジメントセミナーは、これはもう今週からですよね。Zoomのウェビナーで、杉山代表のセミナーが7回続けてございます。3月から9月にかけてです。それから第3期実践セミナーも開催延期となったんですが、2日間の日程を、オンラインで4回に分けて開催予定です。
ウェブセミナーは、これは「抜歯を無くそう!そのためにはまずは歯髄温存だよね。」というのが1回、パート1のほうがもう終わっているわけですけれども、パート2が来月、あと禁煙支援セミナー、以後ウェブセミナーが幾つもあります。あと、ヘルスケアウェブベーシックセミナーは、今回は3回コースになっているんですが、昨年の4月でしたかね、『デンタルダイヤモンド』に連載されていた書籍ですね。『なぜ、あの歯科医院はメインテナンス患者が増え続けるのか?』というのをちょうど1年前に出しました。それを基にして、ヘルスケアのベーシックなお話をセミナーで開催することになっています。私、杉山先生、あと中本先生、澤幡先生で、3回に分けてお送りいたします。
ちょっと戻りますけれども、ニュースレターのウェビナー告知板というところに、14ページですね、斉藤先生の「抜歯を無くそう!そのためにはまずは歯髄温存だよね。AIPCの基礎と臨床」のパート2に基礎編と書いてあるんですが、これは臨床編のミスだそうです。基礎編は既に終わっております。
歯科衛生士育成基礎コースは再三にわたり延期を余儀なくされているんですが、どうしても実習を行う、長距離の移動、宿泊を伴うということで、非常にコロナの影響を強く受けるものなので、やむを得ないと思っております。来期以降はスリム化して実施する、2日間のコースを3回というのを、1日+ウェブというものの開催に変えようということで、コロナの状況を見ながら、開催計画ができ次第アナウンスできると思います。
それから3月以降は、毎月第2火曜日の8時半からオンラインサロン。昨年は毎週だったんですけれども、毎月第2火曜日の8時半から、高橋先生、渡辺先生で開催していくというようになります。
あとニュースレターも5回、既にこの1回が発行されていますが、あと4回出す予定です。
コアメンバー会議は第2金曜日の夜8時、主に第2金曜ですね。前後するときがありますけれども、ウェブ会議で、その1~2週間後に議事録を公開することになっているんですが、時々滞ってしまうので気を付けたいと思います。来年度の予定については以上になります。
議長:田中先生、ありがとうございました。ここから質疑応答に移りたいと思います。ご発言のある方は、チャットでも構わないかと思いますし、直接ミュート解除でお話しくださってもいいかなと思うんですけれども、ございますでしょうか。
上田:ちょっといいでしょうか。
議長:上田先生、お願いいたします。
上田:この場でお願いすることじゃないのかもしれないんですけれども、うちの今勤務している歯科衛生士が、歯科衛生士育成基礎コースの第14回目を受講していて、最後の回がなかなか受講できない状態にあります。それでその衛生士から、今は兵庫で開催されているので、こちらの埼玉からの移動が難しいという状況があってのコロナの延期なので、例えばこれを来期以降予定されている東京と、関東と関西に分けてというときに、関東開催のときの実習として行く、あるいはこちらに、関東にいらっしゃる講師の先生と神戸を、最後の回だけオンラインで結んでいただいて、講義を聞いて、実習だけはこちらにいる先生で検定を受けるとかというようなことは考慮していただくことは可能なのかということを、ちょっとお伺いしてみたいと思います。今すぐの返答ではなくてもいいです。
議長:田中先生、何かございますか。
田中:14期は本当に、関東から出ているのは、上田先生のところからのだけだよね。大変な状況だと思います。ちょっと即答できないですけれども、何とか最後までいって認定衛生士になっていただきたいという思いはずっとありますので、どうやったらうまくいくか、みんなが認定衛生士になれるかという視点で考えたいと思いますんで、少しお待ち下さい。
議長:田中先生、ありがとうございます。あとございますか。それではご発言もなさそうですので、こちらの第3号議案につきまして投票を行いたいと思います。
田中:画面に出ている方、もう投票していただいて結構ですので。2分で締め切ります。
議長:結果が出ました。皆さん、画面でご確認できますでしょうか。令和3年度事業計画は皆さまのご承認を得ました。ありがとうございます。第3号議案議事につきましては、この1号、2号、3号で、議事としてはここまでということになります。
ここまでで何かご発言のある方がいらっしゃいましたらば、ご自由にお話しいただくか、チャットに記載をお願いできればと思っております。少々時間を取ります。手を挙げていただいてもいいですし、直接マイクでお話し始めてくださっても構いませんので、よろしくお願いいたします。
それでは特にご発言もないようですので、日本ヘルスケア歯科学会代表の杉山先生からのたってのご提案でございまして、新任のオピニオンメンバーの方に一言お話をしていただきたいなと思いまして、名簿の、新任の方の上から参りたいと思います。トップバッターの杉山修平先生、一言お願いしたいと思います。突然の振りで申し訳ないんですけれども、お願いいたします。
杉山(修):おはようございます。このたびオピニオンメンバーに新任いたしました杉山修平です。よろしくお願いします。自己紹介は、代表の息子というのが一番分かりやすい自己紹介なのかなと思うんですが、今千葉県の八千代市で杉山代表と一緒に勤めています。昨年から関東実践セミナーのサポートをさせていただいたり、今はウェブ管理委員会に所属させていただいて、お手伝いさせていただいています。何か少しでも力になれればなと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
議長:杉山修平先生、ありがとうございました。それでは次は私だなという感じで待っていらっしゃったかもしれませんが、河野雄一郎先生、お願いいたします。
河野(雄):皆さん、おはようございます。愛媛県の鬼北町で開業しています河野雄一郎と申します。よろしくお願いします。現在はウェブ委員会のほうで、ウェブセミナーに参加されている方は何度かお顔を合わせたことがあると思うんですけれども、初めてお顔を合わせる方もおられると思います。これからよろしくお願いいたします。まだまだ未熟者ですけれども、皆さんの助けを借りて頑張りたいと思いますんで、これからよろしくお願いいたします。
議長:河野先生、ありがとうございました。ウェブでも度々お顔を拝見していて、すごいなと思いながら拝聴、拝見しているところでございます。次は古市貴暢先生ですね、よろしくお願いいたします。
古市:皆さん、おはようございます。香川県高松市で開業しております古市といいます。どうぞよろしくお願いします。オピニオンメンバーに推薦いただきまして、このたびお世話になることになりました。四国のほうでは高橋副代表はじめ河野先生、浪越先生など、非常に優秀な方が多い中で、僕も皆さんに負けないように頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。どちらかというと非常にまったりするのを信念にしておりますので、非常に何かふざけたことも言うかと思いますけれども、どうぞよろしくお願いします。失礼します。
議長:古市先生、ありがとうございます。古市先生もウェブでお会いしているので、何度もお会いしている感じがいたしますが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。それでは次は寺岡徳光先生、よろしくお願いいたします。
寺岡:皆さん、おはようございます。愛媛県で勤務医をしております寺岡徳光と申します。私は勤務先が別にヘルスケアでも何でもなくて、何かそういう意味ではちょっと変わっているような感じなんですけれども、卒業して研修医のときに、勤務先をいろいろ見ている中で、ヘルスケアの名前というのを最初に耳にさせていただいて、その後今の勤務先で勤務しているうちに、ちょっといろんな臨床の疑問とか、何かいろいろ思うところがあって、ヘルスケアの、高松のワンデーセミナーに参加させていただきました。それですごく学会の考え方であるとか、やっていることに対して非常に共感して、今神戸のK-waveであるとか、四国のITSのほうで役員をさせていただいています。あとはヘルスケア本体のほうでは、ウェブセミナー委員をさせていただいています。
まだ歯科医師としても6年、7年目ということで、本当に未熟というか、まだまだ勉強中の身であります。本当に推薦していただいた先生方にはすごく感謝しているんですが、その一方で、ちょっと僕のほうでそういうのが務まるかなと、大変不安な点もあります。頑張って勉強していこうかなと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。
議長:寺岡先生、ありがとうございました。着々と前に進んでいらっしゃるなというのを、羨望のまなざしで見ているところでございました。今日、朝から話題になっていた寺岡先生、正装でいらっしゃってすごいなと思いながら見ておりました。ありがとうございます。
寺岡:だまされました。
議長:それでは、次は大手有紀先生ですね。お願いいたします。
大手(有):皆さんこんにちは、大手有紀と申します。このたびはオピニオンメンバーに加えていただき、大変うれしく思います。私は2019年の4月に開業しまして、今東京都板橋区で医院をやっております。まだ開業して間もないので、日々迷いながらヘルスケア診療をしているところではありますけれども、このたびこういう機会を与えていただきまして、皆さんにいろいろ助けていただいて、自分の医院もそうですけれども、ヘルスケアというものをもっと世の中の先生方に知っていただいて、広めていけたらいいなって思いもあるので、皆さんと一緒に頑張らせていただけたらと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
議長:大手先生、ありがとうございました。大手先生は補綴の出身でいらっしゃって、私なんかは補綴が嫌いで口外に行ったようなところがあるんで、いろいろと教えていただきたいなと。ヘルスケア的視点の補綴も結構大事だな、なんて思います。ありがとうございます。次は、島野先生はリアル参加でいらっしゃるんで、お願いいたします。
島野:島野です、よろしくお願いします。東京都の小金井の沼澤先生のところの個人医院で11年間お世話になりまして、その後、3年前に開業しました。卒業して、今度の4月で20年になります。微力ながらお力になれればと思いますので、いろいろ教えていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
議長:島野先生、ありがとうございます。島野先生にも、文献のこととかいろいろまた教えていただきたいなと思っているところでございますけれども、よろしくお願いします。それでは次は、その歯科クリニックの大塚杏菜さん、よろしいでしょうか。お願いいたします。
大塚:その歯科クリニック所属の歯科衛生士の大塚杏菜と申します。まだまだヘルスケアの中ではかなり未熟なほうで、今ちょうど歯科衛生士の認定を受けている途中なので、認定衛生士になれるように頑張ります。これからヘルスケア歯科学会に貢献できるように頑張りますので、ご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
議長:大塚さん、ありがとうございました。
大塚:ありがとうございます。
議長:曽野先生も、もう何かすごく前向きな先生なんだなというふうに思っていますので、いい職場なんじゃないかなと思っているところでございます。ありがとうございます。
大塚:ありがとうございます。
議長:それでは最後になりましたけれども、大手一憲さん、お願いいたします。
大手(一):ゆき歯科医院の大手と申します。先ほどご紹介させていただきました大手有紀の、今医院では事務長という立場で仕事をさせていただいています。医療職じゃないので、簡単にバックグラウンドをお話しさせていただきますと、元々メーカーに勤めていまして、品質保証ですとか、経理の仕事ですとか、最後はマーケティングの仕事なんかもしていたんですけれども、妻が開業するということで、経営的な面ですとか、マーケティングの部分をサポートするということで、週に2回ぐらい、医院のほうも中をしているんですけれども、そちらをお手伝いということでやらせていただきます。
最後のマーケティングなんかも、企業でやっていたという経験なんかもあるので、もちろん臨床の知識は全然、皆さんに到底かなわないんですけれども、そういった視点で、先ほど学会でも、今いろんな課題があるというお話がありましたので、マーケティングの視点ですとか、そういったところで少しでも貢献できればなということで考えております。よろしくお願いいたします。
議長:大手さん、ありがとうございます。ヘルスケア歯科学会にとっても、特にオピニオンメンバー会議にとっても、医療職じゃない方が参加されるというのは非常に貴重なことだと思いますので、これからいろいろ教えていただくことがたくさんあると思います。よろしくお願いいたします。ありがとうございます。
それでは新任の方にご発言いただきましたけれども、もう一度何かご発言がある方は挙手いただくか、直接話していただくか、ありましたらお願いいたします。それでは渡辺先生がご発言があるので、ちょっと渡辺先生お願いをいたします。
渡辺:すいません、ヘルスケアでLineとTwitterとFacebookをやっているんですけれども、このオピニオンメンバー会議でこの前も呼び掛けたらば少しは増えたんですけれども、実際あまり増えていません。皆さん、まずこの機会に申し込みをしていただくのと、あとスタッフさんにも申し込みしてもらいたいのと、何かもっと活用方法で、こういうのをしたほうがいいと思うとか、何かありましたらばチャットのほうに書いていただけたらすごくありがたいなと思っています。今後ニュースレターに、今号は7ページの下のほうに、カラーで入っているんですけれども、このバナーを毎号載せるようになっていますので、皆さん、ぜひここからQRコードで登録をお願いいたします。何かこういうのがFacebookだとあるといいとか、Twitterだとこういうのがあるといいとか、Lineだとこういうのがあるといいだとか、逆にこんなに来るとうざくて嫌だとか、そういうところも含めて教えていただけると、事務局のほうとしても私たちのほうでも投稿しやすいので、よろしくお願いいたします。
議長:それでは次に第4号議案、ここから大変お待たせいたしました、丸山先生にお任せしたいと思います。よろしくお願いいたします。
丸山(和):先ほどコアメンバーに信任いただきました神戸の丸山です。よろしくお願いします。今回、新しいメーリングリストになってから、再三いろいろな呼び掛けをさせていただいておるところです。今日の会議の最初のほうでも、杉山代表から世代交代を見据えた新しい試みという発言がありましたが、世代交代を見据えた事業ではなくて、世代間の交流をしましょうというのが意図であります。
昨年の夏ぐらい、ちょっとコロナに慣れて落ち着いて、オンライン等々のことが始まって以降ぐらいに、これからの学会のあり方を考えていたところで、幸いウェブで地域が離れたところの皆さんが一同に顔を合わせるメリットも重々把握してきたところで、今後学会として、いわゆる委員会というところで、学会の活動、運営をしておるところですが、それ以外で、実際会員さんとしても学会と関われるのは、何らかのイベントに参加したりすること、あるいは各委員でヘルスケアを実践されること、あるいはそれをしようと頑張っておられるところで、ヘルスケア学会と関わるかと思うんですけれども。
それだけではなくて、ちょっと興味の湧くような、ある目的を持ったいろんなチームに皆さんが集まっていただいて、ぜひ学会として関わっていただきたい。で、何らかの成果なり、そこで語られた内容とかを学会内外にシェアすることで、会が活発になるんではないか。今日の会議の中で出た収支の改善に働くわけでも、新しい会員の獲得に働くわけでもないんですけれども、もうちょっと楽しくみんなでヘルスケアをやりましょうということで始まっております。
メール等々でもご紹介しているように、各チームを3つのカテゴリーに分けました。学会の運営が存続するために必要なものとして、委員会というのが幾つか、もう既にありましたし、あとこれまでもたまにプロジェクトが何か沸き上がって、がっと盛り上がって解散というか、一つ目的を果たしてなくなることがありましたが、それを明確にプロジェクトとして分けました。あとフォーラムといって、そこに興味関心を示していただく方々が集まっていただいて、一般会員の皆さんに何か示唆していただいたり、教えていただいたり、あるいは学会の提言をしていただいたり、あるいはそのフォーラムの中から、じゃあこれをちょっとみんなでというか、メンバーで取り組もうみたいな感じで、何かプロジェクトが発生してもいいかなと思っていたりしております。各チームを取りあえず作りました。
実際お話ししますと、コアメンバー会議の中で、こういうのがあってもいいんじゃない、ああいうのがあってもいいんじゃないというふうにして出たものと、あとこんなのもあってもいいですかねみたいな感じで私が挙げたやつと、その中から幾つか、20個ぐらいあったと思いますけれども、皆さんに希望を取らせていただいて、一応幾つか、12~15のチームが成立しましたので、今日はその成立したチームの、正式名称かどうか分かんないですけれども、チーム名と、あと担当コアさんと、どんな感じにできたらいいかなみたいな話を、私と軽くインタビューする感じで、各メンバーさんをご紹介させていただくということを、今からしていきたいと思います。その後、全部のチームではないんですけれども、幾つかのチームをピックアップさせていただいてブレイクアウトルームの機能を使って、一応今日ご参加の皆さまがどこかには振り分けられるようになっている予定ですので。
では委員会は取りあえず後回しにさせていただいて、立ち上がったプロジェクトのほうでご紹介します。
禁煙支援プロジェクトは当学会としても長年取り組んできていることですけれども、あえて今回プロジェクトとしてみました。担当コアが渡辺先生で、あとコアメンバーで斉藤先生、あとメンバーで高木先生、森谷先生、奥山さん、齋藤さん、安田さん、後藤さん、山田さんがメンバーになっています。渡辺先生、何かこのチームを立ち上げようというふうになったときに、先に渡辺先生が禁煙で手を挙げていただきましたし、何か思うところ等々ありましたらご発言をお願いします。
渡辺:参加してくださっている方々、ありがとうございます。禁煙って、いろんな歯科の学会の中で、ヘルスケアって比較的最初に始めた学会だと思うんです。今までやってきたことをまずまとめてほしいというのをコアの方々から伺っています。
あともう一点、新しい加熱式たばこ、電子たばことか、いろんな名称がありますけれども、そういったものがあったときに、会の中でももうちょっと情報整理をしていきたいなと。一つは害のことを整理していきたいなというのと、あと禁煙支援というのは、コミュニケーションが非常に難しいというか、それが必要になってくるので、そこら辺を整理していって、何か会員さんに発信できればいいかなと思っています。
今日私も斉藤先生も、他のフォーラムに参加するのでできないんですけれども、高木先生が詳しいので、高木先生を代表に今日は集まっていただいて、みんながどういう気持ちでここに参加してくれたのか、また今後どういうふうにしていきたいのか、そこら辺を話し合っていただければなと思っています。ぜひよろしくお願いいたします。
丸山(和):ありがとうございます。実は最初言った、これまでの取り組みをちょっとまとめていただいてというのは私が出した要望でして、本当にかなり以前から学会として禁煙の取り組みをしていると思いますので、新しい会員さんとかは、その辺の事情をよく分からない方がいらっしゃると思いますので、まずその辺からお願いしたいと思っていました。これはプロジェクトですので、もう歯科で禁煙のことを何かそんなにお伝えしなくてもいいよねというふうになったら解散だと思っていますので、よろしくお願いします。
次に移ります。修復物サバイバルレートプロジェクトというのが、これが私の担当のところでして、実は私は2000年入会なんですけれども、当時例の、修復物はどれぐらいもつんだ、駄目になるんだという、このサイクルでやがて歯は抜けてしまうんだみたいなことになっていた、レジン充填が6年とか、今岡山大学で教授をされている森田先生の論文というのをよく見せられていて、あれもよく見てみるともう30年前ぐらいの調査なので、今どこか保存の会誌とかを見ると、レジンがどれぐらいもっているかみたいなのもあるみたいなんですけれども、何かそれは、今だったらどれぐらいになるんだろうとか、ちょっと知っておいてもいいかなとか。
実はコアメンバー会議で、何か臨床の疑問っちゅうものは、お前らは湧かないのかと、ある人に言われまして、ふと思いついたのがこれだったので、これがそのまま残っています。呼び掛けに応じて山本さん、堀坂さん、大井さん、羽山さん、難波さんが手を挙げていただきましたので、彼らと一緒に何かしら結果を出していきたいなというふうに思っております。突然ですけれども山本修平先生、何か思うところがあればご発言をお願いします。
山本:こんにちは、神戸の山本です。特に、急に振られて何もないです。丸山先生に付いていくだけです。頑張ります。
丸山(和):すいません、よろしくお願いします。次に行きます。クラスプ普及プロジェクトで、担当コアが杉山代表で、主に多分中本さんが中心になっていくんじゃないかなと思います。一応クラスプの普及を目的としています。もちろん学会内もそうですし、外へも普及するように、最終的にはというか、両面にらみながら行けばいいかなというふうに考えています。まず杉山代表、お忙しいと思いますけれども、この辺に懸ける思いを一言と、あと中本さんに一言お願いしたいと思います。
中本:神戸の中本です。手挙げしていただいた皆さん、どうもありがとうございました。私自身としては杉山代表に付いてきたという、ただ単にそれだけなんですけれども、非常にクラスプに魅力を感じたのは、どうしても内向き志向になりやすいこのヘルスケア歯科学会という学会において、すごい、会員を増やすとか、そういうお話も出ていましたけれども、非常にそういう意味で武器になり得る、武器というのはちょっと言い方が悪いと思うんですけれども、すごいいいものじゃないかなというふうに自分自身も思っていますので、ぜひ会員内に広めることはもちろん、会員外にも広めていきたいなというふうに思っていますので、それプラス、それによってヘルスケア歯科学会自体に興味を持っていただけるような、そういったプロジェクトにできればなと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。
丸山(和):ありがとうございます。中本さん、澤幡さんは雑誌等々の連載とかもあると思いますし、よろしくお願いします。あと他のメンバーが、志摩さん、濵田さん、大本さんの関西勢の衛生士さんがここに集結しておって、あと先ほどの寺岡さん、大手一憲さんがメンバーになっています。よろしくお願いします。
あと既に立ち上がっているプロジェクトでは、ペリオノミクスプロジェクト、これが阪大の久保庭先生との共同の研究になるんですけれども、これは一応メンバーが決まって、行い始めたときに、ちょっとコロナで今ストップしておる、そういう状況です。
認定分科会の申請は、これを委員会と呼んでいたりプロジェクトと呼んでいたりするんですけれども、これは現在目指しているところのものです。ヘルスケアミーティングに関しても、プロジェクトとしてスタートしています。これは、あえて今回メンバーの募集は行っていませんでした。
コアメンバーの診療所の長期症例から今後のヘルスケアを考えるというプロジェクトが立ち上がりかけております。コアメンバーの長期症例を集めて、それを眺めてどうしようか、どう料理しようかというのは、藤木さんの回復待ちです。
あと頒布品に新規開発プロジェクトというのがありまして、これを高橋さんからご説明をお願いしていいでしょうか。
高橋:ヘルスケア歯科学会の頒布品がやっぱりなかなか活用されていない部分もあるんで、どんなふうに活用するのかとか、今の時代に合った新しい頒布品を作るというのも含めてちょっと検討して、整理して、ニュースレター等に報告を挙げていきたいなというふうに思っています。よろしくお願いします。
丸山(和):ここのメンバーが現在高橋さんと、私もちょっと関わっていまして、あと西村さんと、木下真千子さん改め松尾真千子さん。ここは今回特に新規メンバー募集ではなくて、もう元々既にあったグループが、ちょっとこれをやってみようかという感じで始めています。何かまたご希望があれば、私まで連絡していただければいいですし、それは頒布品の内容とかに関して、あるいはこんなことをやってみたいんだみたいなことがあれば連絡をください。決してこの頒布品の、このメンバーに全責任を負うわけではないですけれども、先ほど決算のところで出た、もう結果が、もしかしたら数字に出てくるかもしれないところですので、頑張っていきましょうということです。
次に衛生士雇用に関して、既にプロジェクトチームが立ち上がっておりました。斉藤さん、よろしくお願いします。
斉藤:これは今回のプロジェクトという話が出る前から、ちょっと数人で話をしていたことがあったんですけれども、やはりヘルスケア診療を行う上で、歯科衛生士の存在はもう絶対に必要になってくるんですけれども、ヘルスケア診療をしっかり行いたいと思っていても、衛生士が足りないことによって、なかなかうまくできないという話もかなり聞くので、できればちゃんとしたところに、ちゃんとした衛生士がちゃんといるという状況をつくりたいということで、やっている内容もそうですし、例えば労働条件とか、そういうのもしっかりやっているところに衛生士が集まるような仕組みを何とかつくりたいと。それはヘルスケア歯科学会内で衛生士が移動してもいいし、全然関係ないところからヘルスケアというものを知って、こういうところで働きたいという衛生士が集まってくるように。
ただでさえ今少子化で、衛生士学校も定員割れなんかしているところもあるみたいなので、内々の奪い合いみたいなことにもなりかねませんので、やはりちゃんとしたところにちゃんとした衛生士がいて、ちゃんとした診療ができるようにするために、まずはホームページ上でそういった情報を公開し、そういうところに人の流れが行くような仕組みをつくりたいなということで立ち上がりましたので、ご自身のところでも衛生士の獲得に困っているとか、そういう方々がおられれば、積極的にわれわれのほうに参加していただいて、一緒にそういうのをつくり上げていきたいなと思っていますので、まだまだ募集はしておりますので、興味のある方はご連絡を。以上です。
丸山(和):ありがとうございます。担当コアが斉藤さんで、あと宇田川さん、山田さん、大塚さん、大手一憲さんがメンバーと聞いています。よろしくお願いします。ここまでが一応何らかの結果を出したいチームで、以上です。
ここからがいわゆるフォーラムのチームになります。次は歯科衛生士会議のことになりますが、先ほどの衛生士雇用は、各委員に衛生士が集まるところを目的としていますが、この歯科衛生士会議というのは、現時点でメンバーの衛生士さんのほうから、学会に何かしら提言等々を頂けるのかなというところなんですけれども、秋元さん、よろしくお願いします。
秋元:秋元です。この衛生士会議の、本学会では河野先生が中心になって、衛生士育成基礎コースというのをずっとやってきたこともあって、非常に衛生士のアクティビティーが高い、それから学会内での衛生士さんの活躍があるわけです。ただその中で、一つのきっかけは、ある衛生士さんから、コアメンバーって何をやってんの、要するに衛生士正会員制度を設けたんだったら、コアメンバーの中に衛生士さんが参加するというふうにしないんですかって聞かれたこともあった。
それからそういう話を落合さんとしたときに、当然そうだと、そういうふうにしていきたいと。私たちが、例えばヘルスケアミーティングの企画なんかをもっと提案していけるようにしたいということを言われましたので、たまたま丸山先生がこういう議論を始める前から、委員会制みたいなことを何度も主張しながら、毎年なかなかうまくいかなかったんですけれども、今回はきちっとした仕事をする委員会というものと、それからややアドホックに仕事をするプロジェクトというのと、それから結果はあまり求めないフォーラムという、3つのカテゴリーに分けていこうと。
その3つ目のカテゴリーであればどうですかという、丸山先生からの提案がありましたので、じゃあその中で、落合さんなんかに一度言われた、直接コアメンバーに、今入るということはなかなか負担が大き過ぎるとしても、歯科衛生士基礎コースを運営するインストラクターという位置付けとちょっと離れて、この学会に対して意見を出していく、提案をしていく、ひいてはもうちょっと広く、つまりこの学会の外に向かって、歯科衛生士の地位の向上であるとか、歯科衛生士のことをもっと認知度を高めるとかということを含めて、どちらかというとこの学会の中でも、今衛生士基礎コースのインストラクターになっている皆さんは、ドクターの理解もかなりあるところの衛生士さんなんですが、この学会の中の衛生士正会員には、実は院長さんは、歯科医院はヘルスケアの会員じゃないというところもあるわけです。それぐらいですが、もっと言うと、普通は歯科医院がこの学会に関心がないと、そこの衛生士さんがこの会に参加するなんてことはなかなか難しいわけです。でも必要なのは、そういう方もこの学会に参加できるようにならないか、あるいは活躍できるようにならないかということも志向したいわけです。
一番手近なところは、ヘルスケアミーティングの企画なんかに提案ができないだろうかというようなところから始まるわけです。あるいはニュースレターやホームページなんかに対して、衛生士グループとしての提案ができないかというようなことが入り口なんですが、できればもっと広く日本の歯科衛生士の認知度を高めていくとか、働く条件を良くしていくとかいうことも含めて、遠い話なんですが、それを展望したようなことを、現在のインストラクターのグループ、つまり研修をどう運営していくかというグループとはちょっと別に、人は重なるかもしれませんが、別途そういう、やや社会性のある活動をしようということを呼び掛けて、お願いしました。
なかなか皆さんはお忙しいので、子育てもあるし、そう簡単じゃないということですけれども、できれば少しずつでも自分の診療室の窓から外に顔を出して、ヘルスケア歯科学会というのも全体としてはボランティア活動みたいなところがありますから、そういう意識で世の中のことを、衛生士の視点から考えていきましょうというようなことが、この衛生士会議の目的です。よろしくお願いします。
丸山(和):秋元さんが担当コアで、あと田村さん、山田さん、落合さん、奥山さんがメンバーです。よろしくお願いします。次がフォーラム臨床を語るで、担当コアが杉山さんで、澤幡さん、落合さん、川崎の田中さん、福岡の丸山さん、島野さんがメンバーです。杉山さん、一言お願いします。
杉山(精):杉山です。これはフォーラムなので、特段いついつまでに何かをというようなプロジェクトとはちょっと性質が異なるということで、気軽に臨床での悩み、症例を、特にヘルスケア診療というと、メンテナンスとか長期症例というふうに思いがちですけれども、でもそういうものは日々の、毎日の直面する問題の一つ一つの解決から成り立つわけなんで、そういうところを気兼ねなく話し合える場をつくりたいなというのが趣旨です。特にこのネットが充実したおかげで、非常にこの症例検討にいい環境が、今できたなというふうに思っています。
今このグループで考えているのは、Facebookのグループを作りました。ここにはすごい簡単に写真が投稿できたり、ファイルもアップロードできるという仕組みがありまして、そうするとそこに対してコメントをしたりということもできるんじゃないかなというふうに思います。まだ実際に始まっていないので、今後それがうまくいくかどうか分かりませんけれども、衛生士さんとかも入って、なかなか一同に会してZoomでやるという、時間的なことが難しい場合もあるかなというふうに思っていますので、なるべく時間差があってもいろいろ言い合えるような、書き込めてというような形を、できればやっていきたいなというふうに考えています。
盛り上がるか、あるいはさっぱり投稿がないか、どっちになるかは全くまだ分かりませんけれども、別に私が主導してやるわけではなくて、参加者のアクティビティーにかかるというふうに思っていますので、楽しみにしていてくださいというところです。
丸山(和):ありがとうございます。ある意味、ヘルスケアの頭脳集団かと思いますので、よろしくお願いします。
次が海外でヘルスケアをやってみようというフォーラムが立ち上がりました。これは私が担当なんですけれども、金沢の浦崎さんも、オピニオンメンバーをもう勇退されましたけれども、彼がサモアでやっている活動がありまして、これをちゃんと紹介できる場をということで、ヘルスケアミーティングを、一昨年で予定していたのが流れ流れて、結局それをちゃんと、活動のことをお伝えする場がなく来ていますので、それをきちんと報告したいということと、あとちょっと海外に目を向けているような人たちが実際どんな活動をされるのか、される夢がおありなのか、ちょっとそこまでまだ全然分かっていないですけれども、そんなことを何かバックアップできるような場になればいいかなというふうに考えていますというチームがあります。
次がヘルスケアと欠損というチームです。実はチームを決めるときに、補綴治療とかインプラントとか、補綴、欠損をどうするみたいな感じでは幾つか考えていたんですけれども、高知の浅埜先生が、もう欠損そのものに注目してみたいんだというお声があって、メンバーが立ち上がりました。森谷さん、藤原さん、大手有紀さんのメンバーで、担当コアが斉藤さんになるんですけれども、浅埜さんのほうから何か思うところがあればお知らせください。
浅埜:どうも、高知の浅埜です。よろしくお願いします。元々というか、ヘルスケア自体が歯を守り育てるというところの中で、欠損というのはどうなのかなとは思っていたんですけれども、6番がなくなってブリッジになると、その後支台歯が欠損になっていくという一連の流れはいろんなところで説明を受けると思うんですが、6番がなくなってブリッジになると、次どこが欠損になるのかなと思ったときに、そのブリッジ周りが本当に欠損になっていくのかなというのが、自分の中でずっと疑問に思っていたところなんです。
なのでその辺がどうなのかなというのが一つあるのと、それからヘルスケアで炎症のコントロールがうまいこといっているとした場合、欠損というか、咬合の崩壊というのが起こっていくとすれば、どういう理由で起こっていくのかなみたいな、そんなところがみんなと話ができたらいいなというふうに思っています。
あとこれは裏のテーマにはなるんですけれども、欠損があるとすると、そこは50代、60代、70代でどういうふうに処理するのかというふうに考えたときに、それはいろんな考え方があると思うんです。そういったところもみんなと話ができたらなというふうに思っております。以上です。
丸山(和):ありがとうございます。各チームを紹介するところで私がそしゃくしそこねていて、かなり短い文の紹介でして、それに希望していただいた方がいるので、ぜひ擦り合わせをすることもしていただければと思いますし、今の説明を聞いて、やっぱり何か乗ってみようかなという方がいらっしゃったら、どうぞ私のほうまでお知らせください。
次に行きます。ヘルスケアと障害者歯科ということで、林さんがアクティブな感じで取り組もうとしていただいております。あと雨宮さんと東北の佐藤さん、神戸の高木さんがメンバーなんですけれども、林さん、一言お願いします。
林:皆さん、コアの林です。実は数年前ですかね、県の歯科医師会の関係で障害者歯科学会というのに入会しまして、あとは県の障害者施設というか、障害者を専門に扱う施設のほうに携わることになりまして、意外と障害者歯科って深いというか、やっぱりいろいろ考えさせられるところがあって、自分の診療の中で結構大きなウエイトをもっているんです。
去年はやっぱりオンラインになっちゃったんですけれども、おととし岐阜で障害者歯科学会がありまして、そこでたまたまヘルスケアの先生にちょっとお会いしたことがあって、結構ヘルスケアの先生も障害者歯科に携わっている方がいるんじゃないかなって、ちょっと個人的な興味がありまして、私は栃木県ですけれども、県によって取り組み方とかが違っているんです。学会に行ったら、あの県はこういうふうに障害者歯科の取り組みをされているんだなとかっていろいろ知ることがあって、そういうのもヘルスケアで話ができないかなと思ってフォーラムを立ち上げたところです。まだ少人数なんですけれども。
実はヘルスケア診療をやっていてすごく良かったなと思ったのは、障害者歯科も何とか、治療ができない方はもう全身麻酔をかけて治療して、でも後はずっとメンテナンスで見ていくんです。だからそういうところもすごくヘルスケア的というか、私の医院でも障害者の患者さんって来るんですけれども、やはりメンテナンスが大事になってくるというのがあるので、そういうことも含めて、何か興味がある方とか、実際やっぱり障害者の患者さんを診ている、患者さんが来るヘルスケアの先生、診療所とかはいっぱいあると思うので、もしよければ、私たちの障害者歯科とヘルスケアをちょっとのぞいていただいて、参加していただければと思います。よろしくお願いします。
丸山(和):ありがとうございます。一般会員さんへもアナウンスしていただいていいかと思いますので、よろしくお願いします。
次がヘルスケアと学校歯科に関してで、担当コアが岡本さんで、鈴木正臣さん、浪越さん、加藤さん、安田さん、山田さん、古市さん、丸山修平さん、上田さん。結構大所帯ですけれども、岡本先生から一言お願いします。
岡本:岡本です、こんにちは。たくさんの人に参加していただいてありがとうございます。そもそもなんですけれども、コアの会議で話をしておりまして、そのときに、このヘルスケアの場合というのは、各地方で校医をやっている先生はたくさんいると思うし、当然ながらかなり熱心に取り組まれている患者さんがたくさんいると思うんですが、どういうことをやっているんだろう、企画としてよりかは、まず私がそういう話を聞いてみたいという話をして、こんなのを立ち上げました。
実際皆さんもそうだと思うんですけれども、メンテナンスに熱心に通われている、医院に来られる患者さんとはまた違うカテゴリーの人たちに対して、どういうふうにアプローチしていったらいいかとか、あとは学校という中でどういうふうに伝えていったらいいかとかって、なかなかちょっと診療所と違う部分というのがあると思います。そういうところも一緒に話して、できれば会員の人にもいろいろ情報が伝えられれば。
ヘルスケア自体、先端的なことを取り組んでいくということも大切だと思うんですけれども、やっぱり裾野としてその地域に伝えていくべきというのも必要だと思いますので、何かそういうのを少し伝えられるようなものも、最終的にまとめられたらいいなと思っております。以上です。
丸山(和):よろしくお願いします。次が診療所内グッズアンド一工夫という、ここは仮の名称かもしれませんが、千草さんが担当コアで、あと渡辺さん、安田さん、樽味さん、堀坂さん、愛媛の河野さんがメンバーです。千草さん、一言お願いします。
千草:こんにちは、福岡の千草です。今までの担当の皆さんがかなりの熱量に比べると、このフォーラムはすごくゆるいんですけれども、元々去年のフォーラムで、ちょっと通販の情報を、コロナの状況に関連して、通販で何かいい利用法はありますかというのをやったんですけれども、そのときに渡辺さんから、意外と面白かったんで続けたらみたいな話を頂きまして、今回フォーラムを立ち上げることになりました。
細かい目的とか行く先はほとんど考えていないんですけれども、通販の隙間グッズから、できれば、もしかすると最先端の機材まで、いろいろと皆さんの持ちネタを聞かせてもらいながら、時にはゲストの方を交えながらいろんな話を聞いて、もしかしてうまくいけば、他のプロジェクトとかフォーラムにつながって、何かいいことが起きればなと思っていますので、何人か参加してくださる会員の方がいて、とても感謝しています。ゆっくりとやっていきたいと思います。
丸山(和):ありがとうございます。何か頒布品みたいなところとつながるようなことがあればいいですねと申し上げておきます。
次がフォーラム文献に触れようというところです。渡辺さんが担当コアです。田幡さん、武内さん、齋藤さん、島野さん、中本さんがメンバーです。もう既に動き出しているメンバーだし、多分オピニオンメンバー以外の方も既にいらっしゃるんじゃないかなと思いますけれども、渡辺さん、一言お願いします。
渡辺:よろしくお願いします。おととい第2回目をやったんです。そのときに日本語の文献で、文献の読み方というのをちょっとやらせてもらいました。次回は英語で同じ論文をやろうかなと思っています。
目的としては、講師が言ったときに、それをそのままうのみに信じるんじゃなくて、これは本当に自分の歯医者で運営できるのかなとか、そんなふうに考えられるような人を一人でも増やしていきたいなと、そういう感覚でいます。ですので途中で入って、今回だけ出て、次は出ないとか、そういうのはありです。ただ参加するには宿題がありますし、参加したらば顔出しと発言が必ず求められます。班会出席はオーケーなんですけれども、それは求められますので。
あとSlackでやっていきますので、ちょっとそういったハードルがあるかもしれませんけれども、できるだけサポートしますし、あと英語が読めなくてもオーケーというのを目的としています。英語を全部読むというんじゃなくて、この論文が何を示したいのか、自分が何を欲していて、自分の目の前の患者さんに応用できるのかを考えていますので、ぜひ皆さん、もし興味があれば班会だけでも参加していただければと思います。田幡先生と私が窓口になっていますんで、よろしくお願いします。
丸山(和):ありがとうございます。一応ヘルスケアの中で行われることなので、何かしら報告とかお願いします。
渡辺先生、このまま赤ちゃん歯科をお願いします。ここが本当に大所帯です。森谷さん、藤本さん、槍崎さん、宇田川さん、浜端さん、大立さんでよかったでしたかね。田幡さん、大塚さん、上田さん、阿部さん。かなりの大所帯ですけれども、よろしくお願いします。
渡辺:赤ちゃんのほうもよろしくお願いします。先ほど禁煙のところでもお話したんですけれども、コミュニケーションというのが、行動変容というのが私たちの診療ですごく重要になってくると思います。そのときに、子どもの頃から生活習慣をつくっておくと非常に楽なんです。甘いものは食べないような習慣とか、ちゃんと歯を磨く習慣であるだとか。
それをもっと突き詰めていって、赤ちゃんの時代からやっていくと、もちろん三つ子の魂百までという形で習慣づくりというのもできるんですけれども、それだけじゃなくて、その頃に抱っこの仕方、おっぱいのあげ方、離乳食をどういうのにするか、そういうのをしていくと、もしかしたら歯並びもいいままで行けるかもしれない、そんなことも言われてきています。
そういうことも含めて、小さい頃赤ちゃんの、いわゆる歯が生える前から、もしくはお母さんの妊婦の時代から、みんなで、ヘルスケアとして、会員が診療室でお母さんたち、そして子どもたちに呼び掛けていったらば、本当に僕らの疾病行動が変わっていくと思うんです。そういったことを目指していきたいなというふうに考えています。
これは活動内容だとかもニュースレターに報告するなど、どんどんアピールしていきたいなと思っているところですので、ぜひ皆さん、一緒にやっていければなと思います。よろしくお願いします。
丸山(和):次がヘルスケアと人生100年時代という、もう全てを包括するような感じでして、担当コアが高橋さんで、多分藤木さんも復帰後絡まれると思いますし、あとメンバーが宮本さん、宇田川さん、樽味さん、岡さん、田幡さん、古市さん、西村さん、愛媛の河野さん、中川さん、阿部さん。本当に世代間交流の最たるところかと思いますけれども、高橋さんお願いします。
高橋:人生100年プロジェクトなんですけれども、厚労省から人生100年時代構想というのが出て、いろんな人がいろんなことを言い、歯科でもいろんな本が出ているんですけれども、人生100年時代に歯科としてやるべきことというのを整理していく、その中でも日本ヘルスケア歯科学会の未来に向けて、取り組むべき課題を提言していくというようなことをやるプロジェクトになるかなというふうに考えています。皆さん、よろしくお願いします。
丸山(和):よろしくお願いします。実はある方から、チームをアナウンスしたときに、訪問歯科がないんだけれどもって言われて、取りあえず人生100年のところに行っておいてもらえますかって、僕がぽっと言っちゃったので、どちらかというとそちらに焦点が当たっている人がいるかもしれませんので、その辺の把握からお願いします。
次がヘルスケアと矯正歯科さんです。実はこれは項目だけ最初にあって、希望していただいた方がいて、担当コアを最後、田中先生にお願いしたという経緯があります。森谷さん、竹下さん、曽野さん、中川さんなんですけれども、田中さん一言お願いします。
田中:田中です。矯正というか歯並びって、歯を長くもたそうっていったときにすごい関係があるし、僕自身は全く矯正をやらないので、例えば小児でコントロールの悪い子が矯正したいと言ってブラケットを付けたら、周りが虫歯になっちゃったとか、あとはオープンバイトとか、反対咬合とか、ペリオで最後臼歯が危ない、開口なんだけれども、7しかかんでいないのに7が駄目になるとか、何かそういうのは日々疑問に思っていることで、もちろん矯正ができればそういうことも対応可能なんでしょうけれども、これで歯並びが良かったらなと考えることが多々あるので、今4人の先生が登録していますけれども、今日ブレイクアウトルームで、そのうち3人の方とお話ができますので、それぞれの先生方の思いを聞きながら、どんなことをやっていこうかなと考えていきたいと思っております。
丸山(和):よろしくお願いします。先ほど、海外でヘルスケアをやってみようのところで、何か私一人でだっとしゃべって終わったところがあるんですけれども、そこに古市さん、曽野さん、川嶋さんが、浦崎先生と共に入っていただきますので、よろしくお願いします。
以上のチームが立ち上がりました。チームの中で何らかの活動、アクションをお願いします。もう本当に地域、世代を超えた交流の場かと思います。一応任期は、取りあえずオピニオンの2年としますけれども、これからオピニオン会議で、全チームからかどうかは分からないですけれども、何かしら報告をしていただけたりするとうれしいなと思いますし、2年後に何か出せるものがあれば出していただきたいですし、場合によってはこのまま継続しますみたいな形もあってもいいでしょうし、もしかしたらもうチームを解散しましたみたいなこともあるかもしれません。
少なくとも今までヘルスケアで時々やっていた、何か立ち上がったみたいなんだけれども、何か終わっちゃったみたいな、そういううやむやだけは避けて、フォローしていこうかなと思っていますので、よろしくお願いします。
今から15分、各ブレークアウトのグループ分けのところで、ごあいさつから始めていただいたらいいかなと思います。
渡辺:今後Zoomを使って、皆さんのプロジェクトもいろいろ話し合いをするかと思うんですけれども、もちろん自分でアカウントを持っていればいいんですが、アカウントを持っていなかった人のために、事務局がZoomのアドレスを開放してくださいました。それを今、使い方を説明しますので、、、(会員ページのログイン方法、Zoomミーティングの予約カレンダーの場所の説明)。
皆さんに守って欲しいんですけれども、これは予約をすると事務局から返事が来て、事務局が設定をします。ですので直前だとちょっと厳しいので、7日前までに予約をお願いします。予約は30分単位で、最長2時間です。大変申し訳ないですが、オピニオンメンバー会議だとか、コア会議だとか、会で予定してあるセミナーとかが優先されます。ZoomウェビナーとZoomミーティングは同じ時間に設定できませんので、会のほうでZoomウェビナーがやっている時間帯は入れません。その上で、7日前までに申し込みをお願いします。
申し込みをした上で何か中身を変更したい場合は、3日前まででも変更できるようにしてあるそうです。どうしてもという場合は、直前の場合に事務局に運営時間内に電話したらばオーケーとは書いてありますが、可能な限りこれはなくしてほしいなと思っています。事務局の負担を少しでも減らしてあげてほしいなと、皆さんご協力ください。
今もう誰でも入れられるようになっていますので、ぜひこれを活用していただければなと思います。以上です。
丸山(和):ありがとうございます。
田中:よろしいですか、15分たつと強制的にブレイクアウトルームは解除して全員戻ってくることになりますので、時間を見ながら話し合いをよろしくお願いします。
<ブレイクアウトルームで各々15分ミーティング>
議長:皆さま、戻ってきていらっしゃいましたでしょうか。よろしいですか。最後にご発言が、チャットもありますね。大手さん、何かご発言がございましたでしょうか。
大手(一):今回のフォーラム関係のところの質問させていただいてもよろしいですか。
丸山(和):お願いいたします。
大手(一):まず多分、私は先ほどお話しさせていただいたように、ビジネス視点なので、医療とか学会の視点とちょっと違うかもしれないんですけれども、それはそういった前提で、何となくお話を聞いていただければと思います。まずこのフォーラムとかが立ち上がっていくと、オピニオンメンバーに活躍の機会を与えていただいて、すごくわくわくしてうれしい気持ちでいます。それから学会員としても、いろんなコンテンツが提供されるということで、すごくありがたく思っています。
ちょっと心配しているのが2つほどあるんですけれども、一つがコアメンバーの先生が、今回全ての企画にサポートとして入られるというところですとか、今後ちょっと制度を直していかなきゃいけないねというのが当然出てくると思うんですけれども、今拝見していると、やっぱりいろいろ直さなきゃいけないなというところは目には付くので、そういった負担が今後、結構すごく大きいんじゃないかなというところが心配しているところです。
まずはやっぱり、走り出してしまえばいいのかなと思っているんですけれども、ちょっと、例えばですけれども、コアメンバーの先生の負担があまりに大きいようでしたら、オピニオンメンバーの一部の先生がこのプロジェクトそのもののサポートをしたりですとか、そういった方も場合によってはアサインしてもいいのかなと思ったのが一つです。
それから、ちょっと一気にお話ししてしまいますが、2つ目なんですけれども、もう一つ、最優先でちょっとやったほうがいいかなと思ったことがありまして、今まで丸山先生のメールを幾つか拝見していたんですけれども、この企画自体をやる目的というところですね。何度か、例えばフォーラムの目的を拝見していたときに、意見を交換するというお話が出てきたりですとか、あるいは意見交換ではなくて発信をするんだという、教えるんだという方向性をお話しされていたりですとか、あるいは一方で、そうじゃなくてインプットする、院内に持って帰るのが目的だよというお話ですとか、幾つかありまして。
先ほども、杉山先生は世代交代が目的かなとおっしゃった一方で、丸山先生はそうじゃなくて、世代間交流のほうが目的なんだというふうなことをおっしゃっていたので、もちろん何かをやるのに、たくさん狙いというのはあっていいと思うんですけれども、結果いろんなアウトプットも付いてくるとは思うんですが、どうしても、幾つも狙っていくとお互いに矛盾してしまって、どっちを取るんだということが出てきてしまうと思うので、一番のメインの目的というか、これだよというのをしっかり1つ決めて、その目的に沿ってみんなでやっていこうねということをしたほうが。例えば制度を、ここはこう直したほうがいいねというときも、その目的に沿った形で直せるでしょうし、それぞれのチームで活動するときも、大前提として、これがこういう方向に向かっていかなきゃいけないよねということで、これから各チームが目標、目的を決めていくと思うんですけれども、そこを意識して、きちんとみんなで方向性を合わせて活動できるのかなというふうに思うので、そこの目的のところを一度きちんと決めて、皆さんにしやすくということを最初やられると、すごくスムーズに進むんじゃないかなと思いました。ちょっと私の視点が合っているか分からないですけれども、参考でシェアさせていただきました。以上です。
議長:大手さん、貴重なご意見をありがとうございます。今後のために非常に有益だと思います。秋元さん、お願いいたします。
秋元:今の大手さんのお話を聞いて、丸山先生の説明に補足なんですけれども、今回の全ての会にコアメンバーが参加しているのは、従来のようにコアメンバーがリーダーシップをとるのではなく、一応活動を把握する、それからお世話をするために入っているという感じなんです。だからコアメンバー中心に運営していくという考えではないということです。丸山先生、そういうことを付け加えていいですね。
丸山(和):はい、いいです。担当コアと言いましたけれども、今回最後に、Zoomの部屋がオピニオンの皆さんに開放されましたけれども、当初は学会が持っているZoomの部屋を、会議室を取る役目がコアだったりというぐらいのつもりです。
大手(一):分かりました、ありがとうございます。
議長:ありがとうございます。他にご発言はございますでしょうか。よろしいですか。それでは杉山代表から、最後にご発言をお願いしたいと思います。
杉山(精):長時間、3時間以上ですかね、本当に皆さんお疲れさまでした。こういう60人以上、70人弱ですかね、が一堂に会してこういうウェブでできるというのは、本当にすごいことだなと今思っています。1年前からスタートしたわけですけれども、だいぶ慣れて、今日も何カ所かちょっと戸惑ったところはありますけれども、こういうことを重ねつつ、本当に時間を節約し、お金も節約し、なおかつコミュニケーションを図っていくということが、多分今後の普通のことになるんだというふうに思っています。
さらに幾つかのところでは、そういう動画での手技の解説とかも今企画が進んでいますし、もっと日々の臨床、そしてヘルスケアの臨床に役立つことのために、こういうのを活用していきたいというふうに思っていますので、1年、2年、任期ですね、ぜひ皆さんよろしくお願いしたいと思います。
最後にくれぐれもLineの登録、Facebookの登録、Twitter、ぜひともよろしくお願いします。スタッフ全員にLineの登録はしてもらうぐらい、会の事務局は今日は何件だったって常に把握していますので、数百件になるのが当たり前だと思うんですけれども、まだまだ足りないわけなんで、そういうことで情報が短時間に伝わるような形にしていければ、もっといいのかなというふうに本当に思っていますので、どうぞよろしくお願いします。
議長:ありがとうございました。皆さまのご協力で、長時間にはなりましたけれども、スムーズに議事が進行できたかなと思います。若返りの話がありましたけれども、議長ですが、議長って最初から決まっているわけじゃ、本来的にはないんですが、ただ元々準備をしておかないと議長はできないんです。世代交代ということも考えて、本音としては、議長になっていただけるような若い先生を、探していきたいなというふうに思っているところでございます。今回もありがとうございました。これにて散会です。
以上
- jimukyoku
- 4:56 PM 2021年1月13日
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第5期 第3回 オピニオンメンバー会議
日程;2020年11月22日(日) 午前10時00分より11時30分
会場;KFC Hall & Rooms #115(11F)およびZoom meeting (会場参加とオンライン参加のハイブリッド形式で開催)
【議案(報告事項)】
・Webセミナー、オンラインサロンの開催
・各種委員会の活動報告
・オピニオンメンバー改選について
【議案(審議事項)】
第1号議案 定款7条改定「終身会員制度」の新設
第2号議案 オピニオンメンバーの活動について
田中(司会):それではオピニオンメンバー会議を始めます。最初に議長の選出をしたいのですけれども、毎回ですみませんが、既に齋藤健先生(以下:議長)にお願いしていますけれども、よろしいでしょうか。(Zoom上で挙手有り。)ありがとうございます。では、議長。齋藤先生、お願いします。
議長:今回も議長を務めさせていただきます、齋藤です。よろしくお願いいたします。
それでは、議事録署名人ですけれども、今回は安田直美先生と杉山麻里恵さん、お願いします。点数の確認でございます。オピニオンメンバー総数が79名で、オンラインの参加が今どのぐらいになっているかな。47名(会場PC除く実数40名)になっていますね。会場の参加が16名ということでございまして。委任が18名。もう完全に過半数はいっていますので、もうオピニオンメンバー会議は成立ということでございます。では、議案のほうに移りたいと思います。
まず一番最初のところ。ウェブセミナー、オンラインサロンの開催につきましては、こちらは渡辺先生お願いします。
(報告事項)Webセミナー、オンラインサロンの開催
渡辺:はい。
議長:申し遅れましたが、今回もZoomでの開催ですので、分かりやすくということも考えまして、先生の呼称で進めさせていただきます。渡辺先生、お願いいたします。
渡辺:オンラインサロンとウェビナーを定期的にやらさせてもらいました。ウェブ委員会というのを高橋先生が組織してくださっていまして、若い方が全部で20人弱ですかね、入れ代わり立ち代わりで司会とか設定とかをしてくれて、みんな結構慣れてくれて、で、それ自体はうまくいくようになりました。
課題としては、参加者がどうしても固定されてしまいます。なので、もっと広がるようにしていきたいなというのと、あとウェブ委員会の負担がちょっと大きいので、頻度を減らすとか、開催の方式をちょっと変えていこうだとかということを、2クール目が終わったならば、考えていきたいなと思っています。
ただ、杉山先生からの情報がリアルタイムに皆さんに伝えることができたり、普段活動しているこのメンバーの方々とみんなとがじかに話すことができたりとか、いろんなことができたことは成果だと思います。今後は、少しずつ形を変えていって続けていきたいと思っています。よろしくお願いします。
議長:渡辺先生、ありがとうございました。特にご質問とかはありませんか。よろしいですか。
それでは進めます。各種委員会の活動報告でございます。まず編集委員会は、ウェブ参加の千草先生にお願いしています。
(報告事項)各種委員会の活動報告
千草:はい。編集委員会を担当しています千草です。こんにちは。
まず編集委員会ですが、やっていることはシンプルに会誌の編集です。今、今日も参加されてますけれども、宮本先生を中心に6名でやっています。元々委員数とかを増やさないでやっていったほうが統一性があるという形で進めてきたんですけれども、昨年のオピニオンメンバー会議でも議題に上がったと思うんですけれども、認定分科会を目指すということが決定していますので、それに合わせて論文数をちょっと増やしたいということがありまして。編集の手もなかなか皆さん忙しいので、できれば今日参加されている方でも、なかなか会誌の編集の経験がある方というのはいないと思います。実際僕らも、やっている6人も、宮本先生以外は編集歴はなくて、宮本先生に教えてもらいながらやっていますけれども、今まで論文を書いたことがあるような方がおられて、もし協力しようという人がいれば、ぜひ委員会に加わっていただきたいと思います。
こちらもやはり、杉山代表が言われたように、世代交代をしていかないといけないので、あまり若い委員がいませんので、若い先生の協力を今後、期待したいと思っています。以上です。
議長:ありがとうございます。それではその次、企画育成委員会は、ウェブ参加の高橋先生にお願いしていると思います。
高橋:はい。皆さん、こんにちは。企画育成委員会の高橋です。
現在、コロナの影響で、リアルのセミナーは停止中です。その対策には2月3月から動き始めて、今に至ります。最初はテストセミナーを繰り返して、Zoomやウェビナーのシステムを構築していきました。コロナ禍でも無料で会員が集まれる場をつくることも大事だという意見から、無料で参加できるオンラインサロンというのも立ち上げています。主にコアメンバーがホスト役をして、毎週開催しています。今のところ、来年の2月の第1週までは毎週開催をして、そこで一つ区切りをつけて、見直しをしていく予定です。
ただ、オンラインのセミナーは、いろんな予定が2021年も組まれてます。3月31日には高木先生の禁煙支援セミナーもありますし、杉山先生のカリエスリスク・マネジメントのセミナーは、この先は安定的に毎月1回は開催する予定で企画を進めています。また斉藤先生も、いろんな角度からのセミナーを行ってくれています。
また、ヘルスケアワンデーセミナーも毎年開催してきたんですけれども、これもオンラインバージョンで、田中先生を中心に、来年は開催をしていく予定です。
有料のセミナーは現在1アカウント3,000円で行っています。ほかのいろんなセミナーに比べたら、かなり格安だと皆さんに言われるんですけれども、会員が参加しやすいように3,000円で行っています。もし時間が合わなければ、後から講演動画の1カ月間アーカイブ配信がありますので、それで院内の勉強会に使うというようなことも可能です。ぜひ皆さん、いろんな形で活用をしてください。当院でも実際、10月にやった杉山先生のカリエスリスク・マネジメントセミナーを全員で受講して、CRASPの実施率が格段に上がりました。やっぱりみんなで聞くというのは、ヘルスケアの基本かなというふうに思います。そういう効果もあります。
こうやってオンラインに移行をしているんですけれども、ヘルスケア歯科学会自体は、集まる関わりをとても大切にしてきた学会です。今後もそれは大切にしていきますし、ヘルスケア診療実践のために、今はオンラインも組み合わせるというような考えでやっています。リアルな集まりも、可能になれば再開していく予定です。以上です。
議長:高橋先生、ありがとうございます。次ですが、ニュースレター委員会はリアル参加の林先生から、お願いいたします。
林:はい。ニュースレター委員会のほうですけれども、実はこちらの2018年3月にオピニオンメンバー会議があって、その時に、ニュースレターをもう少し充実させようということで、委員会をつくったんです。その経緯でもう2年ほどたつんですけれども、実質的に委員会の活動というものがあまりなくて、そのまま推移していたんですけれども、実は今回、この3冊ですね。今年の2号、3号、4号、コロナ禍になっていろいろな、先ほど杉山代表からもお話があったように、各地方のワンデーなり、セミナーなり、ミーティングもなくなってしまいまして。いわゆるオンラインでやっているセミナーとかサロンに関しては、ずっと私のほうでも報告をしたりとかしていたんですけれども、それがほとんどメインになってしまって、あまりニュースレターとしては面白味がなくなってしまったというのもあります。なので今後、ニュースレター委員会のメンバーに呼び掛けて、中身を充実させていきたいと考えています。ぜひよろしくお願いします。以上になります。
議長:はい。林先生、ありがとうございました。次は、ウィステリア委員会です。こちらはウェブ参加の丸山先生にお願いしたいと思います。
丸山:はい。丸山です。
まず、バージョン6のリリースが遅れていて、大変申し訳ありません。ソフトそのものは完成していて、新機能とかについては、来年のニュースレターで藤木先生から紹介・連載がある予定です。リリースの遅れそのものは、ベースとなるファイルメーカーが毎年バージョンアップが行われるんですけれども、特に今年5月に行われたバージョンアップがちょっとくせものでして、その仕様が変更になったこと。また、マックOSも最近頻繁にバージョンアップされて、それらについての動作確認とか、それに伴うマニュアル変更とかが、マンパワーの不足から、ちょっと追い付いていないという状況であります。で、遅くとも春までにはということで動いております。細かい相談とかがありましたら、事務局なりにお伝えいただければ対応させていただきます。
2つ目は、お問い合わせの多いCRASPのソフトに関してです。これに関しては、もう完成されたものがありまして、事務局のほうに注文していただければ、ソフトの購入は可能です。ただ、ウィステリアとはまだ、たぶん皆さんがお使いのバージョン4とか5とは、直接リレーションしませんので。ですので、CRASPソフト単体でお使いいただくことは可能ですし、ウィステリアユーザーさんがそのソフトを購入しても今現在お使いのウィステリアとはリレーションできないので、カルテ番号だけは入れておいていただければ最終的にバージョン6になるときに統合することができますので、そういうお使い方をしておいていただければというふうに思っています。
3つ目ですけれども。現在までウィステリア委員会というのは、どちらかというと、バージョンアップなり次のウィステリアを出すためにという、割と開発が中心だったチームだったんですけれども、その開発のチームはチームとして継続しつつ、今回、ウィステリアというソフトが末永く安定して皆さんに使っていただけるようになるために、先ほどちょっとマンパワーというお話をしましたけれども、その辺でもし可能ならば外部の力も借りて、ウィステリアを安定して末永く使っていただけるソフトにするために検討する委員会というのを。これはコアメンバーだけの新たな委員会ですけれども、そういうのを立ち上げています。以上が、ウィステリア委員会からの報告になります。
議長:丸山先生、ありがとうございました。その次は、歯科衛生士育成コースにつきまして、田中先生からお願いいたします。
田中:はい。歯科衛生士育成コース、特に基礎コースは、昨年度が14期ということでやっていたんですけれども、コースは大体、連休を3回使って、初回で1~2回、2回目で3~4回。で、今年の2月が5~6回目だったんですけれども、ちょうど1月途中からダイヤモンド・プリンセス号の報道とかが毎日毎日ある中で苦渋の判断、決断としまして、2月の基礎コースを中止というか延期しました。
今年度早い時期にそれを再開したかったのですが、なかなか状況も難しく、(会場を借りる常磐)大学もほとんどリモートの講義が続いているような状態で、なかなか日程が取れなかったんですが、何とか丸山先生のご尽力によりまして、3月20・21日の連休に開催することができるようになりました。もうちょっと延ばしたらという話もあったんですけれども、ただ常盤の場合は、4月の初めにその年度の予定が決まるので、そうするとまた(来年の)4月まで待たなきゃいけないということになるので、もうここしかチャンスがないということで、3月開催を試みます。これは参加者が20数名いますので、どうしても大きな会場でというのがあります。しかも感染に対して非常に考慮して、今までのプログラムを少し変えまして、多人数で同時に同じ部屋ということがないようなことを考えております。
来年度以降ですけれども、このコロナ禍におきまして、同じような形式で開催するのはなかなか難しかろうということで、河野先生の提案を受けまして、もうこれはオピニオンのメーリングリストにもすでに添付されていると思いますけれども、これはコアのほうでも話しまして、大体このようなやり方で来年度以降もいこうと。ただ、ずっと関西と関東で半分ずつやっていると、なかなかスタッフの交流とかも途絶えてしまいますので、永久的にやるというわけではなくて、また常盤大短期大学とか、あとは太陽歯科衛生士学校とかを借りてやることも考えております。大体、見ていただくと、これは細かく読まないですけれども、感染に配慮しつつ、スタッフの負担も受講者の方の負担も減らしつつ、同じ以上のクオリティーで、受講生にコースを提供できるように、目下検討中です。
大体、費用以外は、このような添付したファイルの内容で行う予定であります。費用に関しましてはここに書いてあるもの、直接経費といったら変ですけれども、スタッフとかに払う費用とか、これ以外に通信運搬費とかテキストを作ったりとか、いろんな費用があとは乗っかってきます。事務局の経費もございます。ですから最終的に受講料については、これからもう少し検討して、なるべく赤字を出さないように。まあ、儲けが出るようなことを設定にはしていないんですけれども、赤字が出ては本体に影響するので、それを考えながら最終的に費用の設定をしていきたいと考えています。
あともう1点。第5回目6回目のフォローアップは大体2月に予定されていたのが、1年後の3月になってしまったので、そこで歯周組織検定、それから口腔内写真検定があるわけですけれども、途中で受講生を放ったらかしておいていきなり検定というのはよくないので、何とか受講生をフォローできないかということで、後ほどまた説明があると思いますけれども、動画を作って配信するというようなことを今、考えています。また、その考えた動画でその後の展開もありますので、それは最後に河野先生から、議事を終わった後に簡単に説明していただけるということだと思います。基礎コースに関しては、5回6回の延期された分を、3月開催。来年度以降は、コロナ感染に配慮した新しい形でのコースを模索していく、というような形を考えております。以上です。
議長:ありがとうございました、田中先生。ここまでのところで、ご質問とかご発言とかはございますでしょうか。よろしいですか。よろしいですね。
それでは、オピニオンメンバー改選について。こちらは田中先生ですよね。
(報告事項)オピニオンメンバー改選について
田中:はい。10月20日付けで1回、選挙告知というのを。選挙管理委員会、一人委員会なんですけれども、委員長の私の名前で皆さんにというか全員にお配りしていると思います。他薦に関しましては、他薦が7件、推薦がございまして。それから協議事項でまたお話するのを踏まえて、ぜひまた今のオピニオンメンバーの皆さんには留任していただきたい。それから後で選挙が行われてOKとなったら、次期オピニオンメンバーということで、実際は3月(2月28日)のオピニオンメンバー会議から新メンバーでいくということになろうかと思います。これは2年ごとに改選ということですけれども、またいろんなことを考えておりますので、協議事項でまたご説明したいと思います。
議長:ありがとうございます、田中先生。ここのところはまた協議事項で、活発に議論をしていただければと思います。
それでは、協議事項に移りたいと思います。協議事項第1号議案は、定款7条改正。終身会員制度の新設について。これは田中先生。
第1号議案 定款7条改定「終身会員制度」の新設
田中:協議事項につきましては、私のほうからほとんど読むような形になりますけれども、ご説明いたします。冒頭で杉山代表からのお話でもありましたように、98年からヘルスケア歯科研究会、研究会から学会となっているわけですけれども、だいぶ長いこと皆さん年齢が上がってきているので、こういう終身会員制度の新設はどうかということで、提案いたします。
終身会員制度を設け、65歳以上の会員が10万円を一括前納することにより、本人逝去または退会希望がない限り、終身会員の資格を得るものとします。そのため、定款の以下の条文を修正します。
定款の第40条1。正会員の項に以下を追加。終身会員、10万円一括前納。終身会員は65歳以上の会員に限り10万円を一括前納することにより、本条の規定に関わらず、終身正会員の資格を有するものとする。なお、終身会員は第7条にうたう正会員であり、第15条にうたう退会退社の規定に従う。なお、これにあわせて永年会員に対し、その長きにわたる学会活動への貢献を賞して表彰する制度、永年会員表彰を来期より始めます。永年会員とは70歳以上、かつ、正会員歴20年以上継続であることとします。
ヘルスケア歯科学会正会員、歯科医師会員は1年1万2,000円なんですけれども、その10年分には足らないくらいの費用で終身会員をつくろうという制度でございます。
議長:田中先生、ありがとうございます。第1号議案につきまして、ご質問等はございますでしょうか。オンライン参加の方々も、ございませんか。よろしいですか。それでは、第1号議案につきましてご賛同いただける方は、挙手でよろしいでしょうか、お願いいたします。オンライン参加の方は、どうしましょうか。
秋元:手を挙げるというのはあるんだけど、分かんない人は、実際に手を挙げてください。(オンライン参加者に)一番下の右の反応というので、「拍手して」ください。
議長:こういう感じですかね。
秋元:はい。
議長:よろしいですかね。
秋元:できています。はい。実際に手を挙げてくださいますか。
議長:はい。それではご賛同いただけましたということでございまして、第2号議案のオピニオンメンバーの活動について。こちらも田中先生ですね。お願いいたします。
田中:補足ですが、第1号議案は選択ですので、毎年普通に会費を払っていただくのは全くの自由でございます。
第2号議案 オピニオンメンバーの活動について
田中:第2号議案、オピニオンメンバーの活動についてです。次期オピニオンメンバーへの留任の要請にあたって、本学会の活動は多分に漏れず、コロナ禍で多大な制約を受けていますが、同時にインターネットを利用した情報発信とセミナー事業に積極的に取り組み、オンライン化を一気に進めています。この変化は、急きょ立ち上がったウェブ委員会の活動が象徴するように、学会組織の世代交代によって担われています。今回は前身の研究会を立ち上げた世代が会員の4分の1を占め、執行メンバーは、法人化した当時からほとんど変化していません。しかし、歯科疾患の有病率は劇的に変化し、歯科医療に求められるものも変わりつつあります。こうした現状を顧みると、コアメンバーが企画・提案・行動する現在の学会の姿では、世代を超えた持続性に大きな不安があります。
さて、オピニオンメンバーは、定款上は公益法人の評議員の役割を持ちますが、法人設立にあたって学会活動の主たる担い手であり、おのおのが各自の意見を持つことを期待して、オピニオンという名称を冠しました。その趣旨を今一度振り返り、オピニオンメンバー改正のこの機会に次期2年をかけて、学会活動の担い手として、オピニオンメンバーの役割を明確にしていきたいと考えます。本学会は、ヘルスケア診療を診療所単位で実現するための学会であると同時に、一人の歯科医師や一つの歯科診療所では実現できない医療・教育・資格・社会保険などの制度の改革や、研究・学問・国際協力などにより、専門家の共通理解をつくることを目的としています。ぜひ、次期オピニオンメンバーへの留任を、知恵と力を合わせる意思表示として、お示しください。
なお、コアメンバー会議では目下のところ、「1.役割の明確な委員会」まあ既存の組織が主ですが、会誌編集委員会とか、企画育成委員会、ウィステリア普及委員会など。加えて「2.プロジェクトチーム」メンバーの総意で具体的課題をスケジュールに乗せて行動するチーム。会員以外の参加も可。例えば次世代のあり方を提言するプロジェクトチーム、禁煙支援プロジェクトチーム、CRASP普及プロジェクトチームなど。「3.フォーラム」比較的経験を積んだ者が共通のテーマで意見を交換する集いで、案は、保険診療フォーラム、学校医フォーラム、地域活動フォーラム、インプラントとヘルスケアなど。
以上のようなフレームを考えているんですけれども、これは丸山先生、何かここは、今補足しちゃいます? それとも最後にしますか。
丸山:ちょっとお時間を頂戴するならば、オンラインとかで地方のメンバーとも、これまでのメーリングリストだけではなく、オンラインで会議したりすることが可能になってきていますので、ぜひともオピニオンメンバーの皆さんにも、いろいろともうすでに会務として担っていただいていることも多いんですけれども、さらにもう少しお時間を頂戴して、学会と関わりを持っていただいて。まあ、何かしら、何か少なくともオピニオンメンバーの皆さんは、ヘルスケアに対する理解があったり、学会とちょっと関わってみたいとか、と思っていらっしゃる方々ばかりだとは思いますので、自分の診療所を整備するとかだけではなくて、もう一つ学会に関わっていただければということで。
これから、主にプロジェクトチームとかフォーラムのところでは、より具体的な目的・目標を持ったものを幾つか提案したいと思いますので。まだ具体的にこれとこれとこれといって、はい、皆さんどれにしますかというところまでは正直いってないんですけれども、皆さんで楽しくヘルスケアを展開していきましょう、と申し上げたいです。取りあえず、以上です。
田中:ありがとうございます。一応これは案ですので、もしオピニオンで、次期オピニオンで「いや、ぜひこれをやらせてくれ」というのがあれば、どんどん提案していただいて構いません。オピニオンのメーリングリストがありますので、そこでもいいし、直接コアとかにメールをいただいても構いません。ちなみに、さっきちょっと選挙告知で言い忘れたんですけれども、認証診療所の責任者というか、まあ院長先生のオピニオンメンバーは、どなたもこのコアメンバーに立候補することができますので、それも踏まえて考えていただけたらと思います。それは先の話ですね。齋藤先生、以上です。
議長:ありがとうございます。田中先生、丸山先生、ありがとうございました。
田中先生は、今のところは案だというお話ですけれども、このそれぞれのコアメンバーのオピニオンメンバーが、いずれかのフレームに属するというふうに考えてよろしいということでしょうかね。
田中:そうですね。全然どこにも入っていませんというよりは、ぜひそういうところで入って活動していただきたいということで。
議長:ありがとうございます。
田中:強制ではないですけれども。
議長:そうすると、こういうフレームも欲しいという提案も、どんどん受け付けますという感じですかね。
田中:はい。そのとおりです。
議長:ありがとうございます。それでは第2号議案につきまして、まさしく学会活動の主たる担い手であるオピニオンメンバーということでございますので、ご意見・ご発言とか、ご質問などがございましたらお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。いかがでしょうか。よろしいでしょうかね。田中先生、何かありますか。いいですか。
田中:時間はたっぷりありますので。まあ人数が多いので、なかなか発言するのも勇気が要ることだとは思いますが。あれ?大井先生。
議長:大井先生、お願いします。
田中:杉山先生が、大井先生が手を挙げたと言っているんですけれども。
杉山:ばってんです。
田中:ばってんです。
田中:代表が寂しいそうです。
杉山:声が聞きたかった。
田中:声が聞きたかったのに。皆さん、私も懐かしい顔が見えて、本当にこれはZoomさまさまですけれども、杉山代表は「Zoomは発言しないとつまらないよ」と言っています。
議長:よろしいですかね。
河野:よろしいですか。
議長:はい。お願いいたします。会場から河野先生、お願いします。
河野:東京の河野です。今のそのいろいろなフレームをつくって、オピニオンメンバーでやっていこうということ自体は、まあ賛成というか、ぜひやっていただきたいなというふうに思うんですけれども、この学会の若返りということを考えると、ぜひそのそういう一つ一つのフレームに、オピニオンメンバーにまだなっていないような若い先生たちを積極的に取り入れて、ゆくゆくはオピニオンになってもらうということを視野に入れてやっていったらいかがでしょうか、という提案をしたいと思います。
会誌を見ても、今まで名前がどこにも載っていなかったような若い先生が何人も携わっているみたいなので、もちろんやっぱりそういう人を発掘していくというのが、5年後10年後、この会の活力を落とさないために必要だと思いますので、そんなこともぜひ一緒にやっていただければと思います。以上です。
議長:ありがとうございました、河野先生。
私からも、申し上げるのもちょっと差し控えたいところではございますが、田中先生。どちらだったっかな。ウェビナーの運営をされている方とかは、結構若い方がやっていらっしゃるなということを思っているんですね。コアメンバーの方々がそういった方々を人選していらっしゃるのか。そのいきさつとかを、ちょっと教えていただけると。
渡辺先生のほうがいいのかな。ウェビナーの運営とかは、お若い先生がやっているじゃないですか。あの辺のいきさつを言っていただけると、今の河野先生のお話みたいに、若い方の参加の足掛かりになるかなと今ちらっと思ったので、お願いいたします。
渡辺:すいません、会議にちゃんと参加していなくて申し訳ないです。ウェビナーの参加は、元々は高橋先生が呼び掛けてくださった方がほとんどです。高橋先生が呼び掛けてくれて、しかも、それもなるべく若手の人にしようということで、高橋先生が呼び掛けてくださいました。その後は、各会の参加のときに、ホストの人なり、もしくはそのウェビナーのサポートの方が、フェイスブックでシェアしたり、個人的に誘ったりとかして、参加者が増えていったりとかしています。特に参加者に対して、個人的に声を掛けて呼び掛けたときというのは、結構人数が広がって盛り上がるんですけれども、やっぱりホストの方が「こういうのをやるよ」「こういうのに来てね」と言わないと、なかなか広がらないなというのが現実かなと思っています。やっぱり、だから、直接声を掛けるというのが、一番参加につながるような感じはしますね。
議長:じゃあ渡辺先生、そうすると、そのホストが「やるよ」と意思表示をしないと、なかなか参加者が集まらないよということでしょうか。
渡辺:そうですね。ホストが「やるよ」と言うよりも、やるよという情報だけじゃなくて、ホストが例えば「齋藤さん、一緒にやってね、参加してね」と言うと、参加してくれるんですけれども、例えばこの状態でただ単に、この日にこれをやりますと言っても、なかなか参加はしてくれないという感じでしたね。ただその中でも、時々数人は興味を持って参加してくれる人がいて、その方が毎回参加してくれるようになってというのが、あることはあるのは事実ですね。そんな感じです。
議長:ありがとうございます。失礼いたしました。それでは、ほかにご質問とかはございませんでしょうか。よろしいですかね。はい。じゃあ杉山先生、お願いいたします。
杉山:ちょっと追加的に。今までこういうのを何回も作ってきて、なかなかうまくいってなかったというのが事実なんですね。せっかくオピニオンでいろいろとアンケートしたり、割り振ったり。でも、何かそのときから数カ月たってもそのままになっていた、ということの反省点はあります。今出ているこの委員会とかプロジェクトとかフォーラムで、もちろんメーリングリストも基本なんですけれども、これはただ参加者の時間的な制約が出てきますけれども、こういうZoomで定期的に開催しようということを入れていくと、継続ができるんじゃないかなと。今、ほとんどの委員会、コア会議が毎月1回。それからいろんな委員会も。委員会によっては2カ月に1回だったり、3カ月に1回だったりという形。それからプロジェクトなんかも、立ち上げのときは1回みんなで顔を合わせてやって、スタートしようと。
実は、この今日の午後にやるヘルスケアミーティング、久保庭先生との研究なんかも、最初はZoomでの打ち合わせから始まって、顔合わせ、フェイスツーフェイスで話し合ってから、メーリングリストでスタートしたりとか、そういう感じでやったりしています。ですから、そういうメーリングリストと動画というかこういうZoomを使ったコミュニケーションをうまく組み合わせていくと、何かうまくいくんじゃないかなというふうな気がしていますし。顔の知らない人同士では、さっき河野さんが言ったような、なかなか難しい。1回入ってきてちょっと話をしてみようかということも十分ありだと思うので。そういうイメージで捉えてもらったらまあいいかな、というふうに考えています。
議長:杉山先生、ありがとうございました。確かに3月のオピニオンメンバー会議から、全くこのヘルスケア歯科学会も様変わりしたなというのは、皆さん実感されるところだろうなと思います。それでは第2号議案につきましても、フレーム等については、案というところでございますが…。
丸山:ちょっといいですか。
議長:丸山先生、お願いします。すいません。
丸山:チャットのところに、大井先生が。今ごろ、今さら何か言いたいみたいです。
議長:大井先生、お願いします。
大井:よろしいでしょうか。議長、よろしいですか。
議長:お願いいたします。お待ちしておりました。
大井:いやあ、すいません遅れまして。昨日なんですけれども、昨日の夜、実は僕がプライベートでやっている勉強会がありまして。それもZoomでやっていたんですが、その中で勉強仲間たちが、ちょっとセミナーに飢えているんですよね。リアルのセミナーが今、どこも開けないような状態になっているので、そんな声が挙がっていたんですよ。なので、この日ヘルのこのセミナーなんかが、当然日ヘルがやるセミナーなんで、日ヘルのコンセプトに合ったものということになるんだと思うんですが、もうちょっと広げられないのか。前回参加させてもらった高橋先生がホストでやったサロンで、北海道の斉藤先生とちょっとお話をいろいろとさせてもらいましたけれども、エンドの話であったりとかそういったものをしましたので、そういったものをいろんな方向に広げられないものなのかなというのを、ちょっと考慮していただきたいなと。セミナーのほうの委員会であったりとか。という提案です。すいません。ありがとうございました。
議長:はい。大井先生、ありがとうございます。杉山先生、お願いいたします。
杉山:大井先生、それはリアルでということですか。それともZoomでということですか。
大井:Zoomでです。リアルはなかなかまだこの段階で難しいと思いますので、会員の先生方も、そういったセミナーに飢えているとか、情報源に飢えているようなところがあるんじゃないかなと思いますので、それを、日ヘルがやるんだから日ヘルのコンセプトに合ったものが選ばれていると思うんですが、そこからもうちょっと派生できないのかなと。そうすると、今日、そういう飢えている先生であったり興味を持っている先生の参加がもっと、参加したいという声が挙がるんじゃないのかなと、ふと思ったものですから。すいません。
杉山:はい。それは、まあZoomは開催の費用が基本的にただですので。ただというか、学会が持っているんで。例えば普通にセミナーをやると、会場費、それから講師費用だとか。で、最低参加人数10人とかを決めなきゃいけないんだけど、Zoomの場合は、まあ2人いればOK。「やってしょうがない」で、大井さんと斉藤さんの2人で話し合って1時間半やるのはただです。ですから、そういうことでどんどん使えるので。とかそういうことをやりたい、じゃあどうやってやればいいとかいうのは、提案を受けるような窓口なり何なり、まあ仕組みをつくることはできますね。だから、距離的なものはもう一切関係ないわけですよ。この間は、スウェーデンに留学中の先生とやったんですけれども、まあ時差はあるけれども、あれも結構参加者が多かった。いろんなことができるなというふうに思っているので、リクエストがあれば、オピニオンとかのメーリングリストに取りあえず挙げていただいて、何か仕組みづくりを。つくりたいというふうに思います。とてもいい。ありがとうございます。
議長:杉山先生、ありがとうございました。じゃあ、大井先生にはメーリングリスト等に「こんなことをしたいよ!」というのをぜひ挙げていただければいいかなと思いますので、よろしくお願いいたします。
議長:すいません。高橋先生、お願いいたします。
高橋:いいですか。大井先生の言われることは、前から僕らもずっと考えているんですけれども、今、ウェビナーの問題で、セミナー参加費が一価格しか設定できないんですね。なので、会員が幾らで会員以外が幾らみたいな、設定ができないんです。そこがちょっと最大のネックになって、要するに会員以外も、オープンにセミナーだったら、会員も全員同じワンプライスになるんですよ。それがありかどうかというところで、できれば会員には安くというのが元々の根底のコンセプトにあるものですから、そこがちょっと大きなネックで、どう乗り越えようかというようなことを考えているんで、もしいい案があったら、ぜひ高橋に言ってもらったら、検討します。お願いします。
議長:高橋先生、ありがとうございました。杉山先生、お願いいたします。
杉山:大井先生、それはセミナーを考えている? それとも、そういうものに興味が集まっている人で相談会をしようという、そういうイメージ? どちらかな。
大井:提案として言ったのはセミナーなんですけれども。セミナーの参加者がもうひとつ伸びないというお話だったんで、結構飢えている人が、飢えている先生方がちまたに増えてきているんじゃないのかなというふうに思ったものですから、の提案です。
議長:大井先生、ありがとうございます。ほかにございますでしょうか。
杉山:あと、でも、秋元さん、いいですか。
議長:杉山先生、お願いいたします。
杉山:こちらで会員以外と会員で区別する場合は、会員以外は5,000円、会員は後からPayPalでバックするという方式を取っています、今。今後、来年以降は、会員以外もカリエスマネジメントセミナーとかも対象として広げたいので、会員以外は1回5,000円で、会員は3,000円。で、差額をPayPalバックするということで対応する予定にはしています。いったんは払ってもらわないきゃいけないんですけれども、PayPalでバックすると。で、ちょっとこのPayPalになじみがない人が多いんですけれども、簡単にできます。PayPayじゃないですから。間違えないでください。PayPalというのは、古いもっと歴史のある国際的に通用している、クレジットの登録さえすればいいんじゃないですか。アカウントを取って。簡単なんで、ぜひスタッフも取ってもらえるといいかなというふうに。非常に便利です。
議長:PayPalも登録するときに、携帯電話番号をゼロからいれちゃいけないとかがあるんですよね。
杉山:ああ、そう。知らなかった。
議長:すいません。で、今のPayPalバックについて、来年の杉山先生のCRASPのウェビナーから始まるんでしたっけ。
杉山:はい、そうです。
議長:そうですよね。はい、ありがとうございました。よろしいでしょうか。ここの議案につきまして、この進め方でご承認いただける方は、(画面)右下の反応のところで拍手なりしていただきたいと思います。会場は、挙手をお願いできればと思います。さあ、どうかな。
秋元:斉藤仁先生を除いて…。
議長:斉藤仁先生の姿が拝見できない感じが続いているみたいですけれども。
田中:顔は見えている?
議長:ありがとうございます。それではこの議案はご承認いただいたということになります。ありがとうございました。
続いては、河野先生ですか。河野先生の、メーリングリストで追加で添付になったところのご提言について、ご説明をいただければと思います。よろしくお願いいたします、河野先生。
河野:はい。再び河野です。まあ2つほど提言をつくったんですけれども、歯科衛生士のコースがぱたっと止まってしまって全然動きがなかったので、ちょっとこれは何とかしなきゃいけないなということで、いろいろ考えて、私のほうでさせていただきました。
これはあくまでも提言ですので、私から田中先生へこれをお渡しして、実際にどういう形で何をやるかというのは、私は単なる一会員ですから、会務の執行についてはコアメンバー会議で決定してやっていただくと。で、われわれはそれに従うということになります。最初の今後の在り方については田中先生がもうお話しされたんで、パワーアップルームというものについて、ちょっと簡単にお話しします。
14回の基礎コースが約1年以上延期になってしまって、その延期になって、やるときの初っ端に、検定試験を2つやらなきゃいけないんですね。それはいくら何でも1年放ったらかしで「はい試験・検定やるよ」といったら、たぶん全然受かんないんじゃないかと思って、それに対する対策として何かできないかなということで、ビデオを撮ってユーチューブで配信したらいいんじゃないかというところで、ちょっと動き始めて。実際その動画を幾つか作りましたら、すごく出来が良くて。これは基礎コースの検定のためだけで使うのはもったいないなと。むしろ、ちょっと大きく言えば、会員の衛生士、あるいは歯科医師、全てが自由に使えるような形で公開していったらいいんじゃないかなと。ゆくゆくは、検定に関してのことだけじゃなくて、歯科衛生士の業務について、なるべくそれをそのライブラリーを院内でみんなで見るだけで、まあ先輩のいるような歯科医院であれば、もう衛生士の育成というのがこのライブラリーだけでできちゃうんじゃないか、できるぐらいのものを目指していったら、ちょっとすごく面白いなと思って、まあ提言ということで挙げました。
まあ、下からの手順はどうなるのか分かんないんですけれども、これは本当にこのヘルスケア歯科学会の、衛生士に対する知的な財産として蓄積したら、これはすごく大きな財産になるんじゃないかなと思っております。以上です。
杉山:動画を出しますか。
河野:そうですね、動画を。じゃあちょっと待ってください。
動画上映(約1分半)
河野:はい、ありがとうございます。
実はこの提言は、つい2~3日前につくったので、まだコアメンバー会議に正式に通っていませんので、今日は提言ということで、ぜひ前向きに検討していただけるといいなということで、私からの提言とさせていただきます。以上です。
議長:はい、河野先生、ありがとうございました。じゃあ田中先生、お願いいたします。
田中:はい。河野先生、ありがとうございます。これからコアメンバーでもいろいろと議論しまして、より良い形で会のほう、役立っていくように相談したいと思います。ありがとうございました。
議長:田中先生、ありがとうございました。それでは、差し当たって全ての議案を終了したというところでございますので、予定の時間は10時より11時30分ということでございましたが、ここをもちまして、第5期第3回のオピニオンメンバー会議を終了したいと思います。はい。ごめんなさい。ほかにご発言とかその他がございましたら。
斉藤:すいません、いいですか。
議長:お願いします。
斉藤:札幌の斉藤です。認証ミーティングについて、ちょっと言っていなかったと思うんですが、こういう状況なので今年の認証ミーティングが中止というか延期になりまして。それで一応、来年の4月11日に、今年やる予定だった参加者の認証プレゼンを行う予定にしております。それで新たな参加が、今年エントリーしていた人以外でエントリーしたいという人が増えれば、一応予定としては、7月11日にもう1回行うという予定にしております。今年行う予定だった医院が1年間延びたので、1年間ただそのまま放っておくのもということだったんで、一応認証プレゼンに向けての勉強会というのを今、行っておりまして、予行演習会みたいな形で認証のプレゼンをしていただいて。で、コアメンバー数名でそれに対してコメントするような勉強会をやっております。一応、そういう形で、認証がちょっと延びたということのご報告でした。以上です。
議長:斉藤先生、ありがとうございました。河野先生、お願いいたします。
河野:河野です。すいません、私ばかりしゃべっていて。その認証ミーティングに関してなんですけれども、リアルでやることで予定しているんですか、それともウェビナーなどを使ってやる予定になっているんでしょうか。今現在の状況でいいです。
斉藤:一応、今後の状況は読めないので、プレゼンターはリアル会場。一応今、参加者が四国・関西方面が多そうなので、関西の会場を予定していて。で、採点するコアメンバーとプレゼンターは、一応リアル会場を予定して。ただまあその状況によっては、なかなか行けないというようなことがあれば、ウェブの参加も考えます。それ以外の参加者、もしくはプレゼンするところのスタッフや何かが、ウェブで見れたりするというような、二元的なものを考えております。
河野:はい、ありがとうございます。今後、コロナがもう何かどうなっちゃうのかが本当に分からない状況ですので、もし状況がちょっと危ないというかな、状況によっては、全部全員ウェビナーを使ってやるなんていうのも、選択肢の一つになるんじゃないかなと思いますので、ぜひ中止というのだけは避けていただくように、配慮していただきたいなと思います。以上です。
斉藤:了解しました。
議長:河野先生、ありがとうございました。ほかにございませんか。よろしいでしょうか。じゃあ、杉山先生、お願いいたします。
杉山:来年のヘルスケアミーティングについて、確か話してなかったよね。
秋元:そうですね。
杉山:国の祝日がつい先日、オリンピックをやるという前提でなくなってしまいました。当初予定していたその10月の連休が連休じゃなくなっちゃった。ただ、そこの日曜日が一日ではどうかなというようなところで。形式的にはハイブリッド、今回と同じようなものにしてはどうかな、というところが今の現状です。
まあ、全くウェブだけというのもなかなか寂しいし、まあできればハイブリッドがいいのかなと。まあ、今回のことが一つのテストになるんですけれども。今日、会場は今はこういうコの字で、これはミーティング形式なんです。午後はウェビナー形式でユーチューブの同時配信という形で、スタッフもアカウントがあれば見れるという形です。そういう形がうまくいけば、ハイブリッドで一日という形かな、というところで今考えています。最終的には、今回をテストケースとして、その反省点も踏まえて年内には決めていきたいと。日程も含めてですね。だから今のところは、10月10日だったかな、日曜日が今候補として一応、ここの会場を仮押さえ、岡本さん、しているんだっけ。仮押さえしていないんだっけ。
岡本:ホールを。
杉山:一応、ここは今、両国で、ちょっとやや交通の便が悪いのですけれども、ネット環境がいい会場として、ここを選ばなきゃいけないので。秋葉原は非常に高いし、ネットを使うとすごい高いということで、今はもう候補からは外れています。あとは、建築会館であったり、ネットに対して非常にコストが安く使わせてくれる会場ということも条件になりますので、そういうところを今、早急に年内にはきちんと決めて、もちろん内容についても、お知らせをできればなというふうに考えています。当初はちょっとここでは、まあ私の案なんですけれども、今年も半日単位で3つ、一日か半日。午後は、午前と午後と3ブロックに分けられていたわけですけれども、結果的にシンポジウムのところはこういう形で。で、それ以外のところの発表形式は、今回は中止になってしまったんですけれども、ウェビナーか、あるいはそうじゃなかったらニュースレターとか。必ず発表をしてもらえるような形で進めたいなというのは私の気持ちでもあるので。せっかく準備しても、去年準備してもらった人たちがそのままになってしまっていて、非常に申し訳ないなというふうな思いもありますので、それも何とかしたいなというふうにも思っています。
議長:追加はございますでしょうか。杉山先生、ありがとうございました。では、そろそろお時間でございますが、ここをもちまして、第5期第3回オピニオンメンバー会議を終了といたします。拙い議長で失礼いたしました。ありがとうございました。
田中:齋藤先生、ありがとうございました。
以上
- 事務局
- 3:58 PM 2020年6月2日
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第5期 第2回 オピニオンメンバー会議
日程;2020年3月8日(日) 午前10時30分より12時40分
会場;Zoom meeting(インターネット会議)
第0号議案 新型コロナウィルスの感染拡大にかかわる社会情勢を考慮した事業計画の変更について
【議案(審議事項)】
第1号議案 平成31年度事業報告および決算報告 平成31年度会計監査報告
第2号議案 令和2年度事業計画
第3号議案 認証細則の変更
第4号議案 倫理審査委員会規程
【議案(報告事項)】
第5号議案 日本歯科医学会 認定分科会登録申請
第6号議案 特別学術会員に関する規定
第7号議案 ヘルスケアミーティング2020について
田中:それではオピニオンメンバー会議を始めます。最初に議長の選出をしたいのですけれども、毎年毎年ですけれども、既に齋藤健先生にお願いしていますけれども、よろしいでしょうか。ありがとうございます。
ちなみに、今、私と齋藤先生と渡辺先生と秋元さんは秋編集事務所に集って参加しております。一応、意思の疎通ができるようにしています。では齋藤先生、お願いします。
議長:たびたびの議長で大変恐縮ですけれども、今回もどうぞよろしくお願いいたします。現在参加者が47で、今、伺ったところ、9名ほどの方が委任状を出しているというお話だったのですが、委任状は34、過半数41人は大幅に超えていますので、ここで会議の成立を宣言したいと思います。まず、議事録署名人ですけれども、大変恐縮なのでございますが、大井孝友さんと田村恵さんにお願いしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
ありがとうございます。それでは、議案ごとにいきますけれども、第1号議案は事業報告ですね。
第1号議案 平成31年度事業報告および決算報告 平成31年度会計監査報告
田中:はい。議案書の2ページ目です。これは、昨年度の事業です。平成31年度の事業報告になります。ヘルスケアミーティングに関しましてはご存じのとおり、1日目、台風により中止、実際は延期ですけれども、2日目のプログラムのみ行いました。認証ミーティングに関しましては、7月7日に行いまして、4診療所が新たに認証されました。あとは以下の研修会です。1年前、神戸ウィステリアセミナーに始まり、スプリングセミナー、インフェクションコントロールセミナー、徳島ワンデー、東京ベーシック、「大学では教えてくれない本当の歯科医療」というのを今年、初めての企画として行いました。そして、認証ミーティングです。
それから実践セミナーは関西で第3回まで行われたのですが、関東実践セミナーも今回初めて行っております。残念ながら両セミナーとも2回目の日程が新型コロナ感染症の関係で延期という扱いになっております。それからニュースレターを5回、学会誌、会誌を昨年末にお送りしていると思いますけれども、発行しています。
それから、コアメンバーは毎月Web会議、それから、リアルコア会議を1回、開催しています。コアメンバー会議の議事録は会員から「出ていない」という指摘を受けまして、なるべく毎月ホームページ上にアップするようにしておりますので、目を通していただけたらと思います。何か意見等がありましたら、ぜひお寄せください。それから昨年は、フリーメールがなくなりまして、それを機会にヘルスケアのサーバーそのものも移管して、独自のメーリングリストを立ち上げるようにしました。サーバーを替えたことで、幾らか費用も圧縮効果が出ております。
それから各催事の収支差額も今回少しお話しします。資料として議案書に綴じ込んでいます、東京ベーシックと徳島ワンデー以外は若干の赤字が出ております。認証ミーティングの併催セミナーに関しては、趣旨が違いますのでこれは致し方がないと。実践コースとか歯科衛生士プログラムの収支差額については後でまたお話しすると思います。禁煙支援歯科衛生士育成プロジェクト、これはグローバルブリッジからの補助金を受けまして、前年度、今年度合わせて570万円の支出になっております。助成金が530万弱あります。平成31年度に行われた事業については以上のとおりです。
議長:田中先生、ありがとうございました。ヘルスケアですので、通常皆さんと同じ会議室のときはさん付けでお呼びしてますけど、今日はWebミーティングですので、分かりにくいといけませんので、先生でお呼びしたいと思います。決算報告ですが、こちらは秋元さんでよろしいでしょうか。
秋元:はい。決算報告は議案書に書いておりますので、それをあらまし述べます。議案書の5ページ目と6ページ目に貸借対照表と正味財産増減計算書を載せていますので、それを必要に応じて見ていただきたいのですけれども、ざっと申しますと、収支は218万円の赤字という形です。前年度非常に大きな赤字でしたので、それに比べると赤字幅は半分ぐらいに圧縮されています。今回の赤字の主な要因は、収入に関してはヘルスケアミーティングが1日開催になって、本来は返金しないということで事前連絡しているのですけれども、そういうわけにもいかないので、約1日分、実際には参加費の3分の1ぐらいの金額を返金しました。この返金に関わる費用が136万6,000円、これは今回の議案書の一番最後のページにセミナー、ヘルスケアミーティングの収支があります。そこに収入の部分の中のマイナスとして書いてあります。このために収入が半減している。ただし、講師の交通費などの支出も減っていますので、ヘルスケアミーティングの収支はこの返金額にほぼ等しい140万円ほどの赤字ということになりました。実際には開催すれば、もう少し大きな赤字が出ていたと思われます。
議案書の4ページ目に会員増減のグラフを載せましたけれども、若干会員の減少があります。会員の減少そのものは非常に心配なことではありますが、決算上は大きな金額ではありません。ちょうどそれは6ページ目の上、受取会費のところを見ていただいたら分かりますけれども、前年比37万8,000円の受取会費減です。ここでざっと6ページ目の正味財産増減計算書を上から見ていただきますと、先ほど言いましたヘルスケアミーティングの140万円のマイナス、それが大きいわけですけれども、前年に比べまして、ちょうど受け取る寄付金が529万円というのは、先ほど言いましたグローバルブリッジからの補助金を前年はもらっていますが、当年度はゼロですので、前年に比べると非常に大きな収入減にはなっているわけです。
そして、支出のほうですけれども、ミーティングを中止したために、謝金が前年に比べて減っています。前年は外来の講師も多かったということもあります。
管理費の中での前年比での大きなマイナスがあるのは印刷・製本費です。私のところが頑張っているということもありますが、一番大きなのはハイジ・タイムスを出していない、ということがありまして、大きなマイナスになっています。
決算報告の財務諸表のところをですが、「収入では受取入会金および受取会費は会員の減少に伴い減少、事業収益ではセミナー別収支を」、セミナー別収支というのは今回の議案書ではこの議案書の一番後ろに4ページにわたって付けています。前年に比べて事業別のマイナスは縮小されています。
議長:秋元さん、ありがとうございました。ここでご質問のある方、いらっしゃいますか。それではただいまの第1号議案、お認めいただく方は挙手していただいてということで。画面上で手が拝見できればということで、じゃ、挙手をお願いします。よろしいですかね。多数ですね。多数ということで、お認めいただいたということで第1号議案を終了したいと思います。
それでは会計監査報告ですね。今、決を取ってしまいましたけど、会計監査報告の後にもう一回ちょっと伺います。鈴木正臣先生と河野先生がいらっしゃいませんが、報告書と文書が提出されています。2枚目の監事からの意見というところ、もう皆さんお目を通してくださっていると思いますが。
秋元:では、この2枚目のことについて、一言だけ説明します。監査は3月3日にしたのですけれども、そのときに今回は河野先生と鈴木先生が監事ですので、お二人が会計監査と共に、「監事というのはお金だけじゃないよね、むしろお金の細かいことよりも、大きな方向性について、ちゃんと監査するべきだよね」というのが河野先生の意見で。河野先生としては、まず、年齢別の会員数を出してちょうだいということで、そのときにすぐは間に合わなかったんですが、添付の図のグラフのようになりました。その後いろいろ書いてありますけれども、ここでの議論の一番の問題は会の中心的な、つまり設立以来発言が多く、アクティビティが高い人の年齢が上がっているということ。ご自身が今現在進行形ですが、ご自身の診療室を譲るということもあり、そういうご自身の世代交代を経験されたということもあって、河野先生は僕より4つか5つ若いんですけれども、設立時に40代の後半だった人が、今60代の後半、真ん中になりつつある。今から10年先、その人たちはみんな70代の半ば以降、あるいは80に近くになるんですよと。そうすると、自然アクティビティは落ちるし、リタイアすることもあります。つまり現在の60代の人たちの多くは、設立時から入っている人が多いので、会員の高齢化ということをちゃんと意識して、若い人を増やし、かつ執行メンバーをむしろ世代交代を意識的にすべきではないかというのが、この監査の2枚目の意見です。その中で、大事なことは、本来の学会の趣旨を大事にした方向性でやることをもっと意識すべきじゃないかということを言いたいのが、この2枚目を付けた理由です。以上です。
議長:ありがとうございました。
杉山:この河野先生のご指摘はもっともで、ここ数年前から高橋先生を中心に委員会を立ち上げて、積極的にいろいろなセミナー、特に実践セミナーが次世代を担うリーダーを育てるという趣旨で、最初関西で始まり今、関東でもというところで、そういう中で徐々にそういう人たちが育ちつつあるというふうに認識しています。ただ、やはりまだまだそういう人が少ない。それからこれはあと、歯科医師全体の人数も若い世代が減っているということも含めて、どこの歯科医師会でもこういう人数分布を見ると、終身会員の増加と若い人が入っていないという構造は同じだと思います。
今後会をきちんと運営していくには、もっともっと若い人たちに会の意義と会の存在自体を知ってもらってという活動をもっとしなければいけないのではないかというふうに感じています。どういう方向で進めていくかは、コアの中でもこういう方向でというのは出していないのですけれども、今までやってきたところでは実践セミナーがその一番のところかなというところだと思っています。意見をいただければというふうに思います。
議長:今の杉山先生のお話についてですが、ご参加の方からご意見はございますでしょうか、いかがでしょうか。よろしいですか。はい、では、手を挙げて下さっている方はいらっしゃらないようです。
それではたびたび恐縮ですけれども、第1号議案につきまして、お認めいただける方は、もう一度挙手をお願いしたいと思います。はい、ありがとうございます。多数ですね。では、お認めいただいたということで第2号議案に移りたいと思います。では、第2号議案、田中正大先生からお願いしたいと思います。
第2号議案 令和2年度事業計画
田中:補足ですけれども、今、渡辺先生が裏でサポートいただきまして、つながらない方とか、不具合がある方とか、もし、分からないことがあったら、渡辺先生を送信先にして、チャットで入れていただければ対応できますので、機器の不具合とかありましたら、お願いします。
令和2年度の事業計画についてお話しいたします。既に終わっているものもありますが、歯科衛生士14期の基礎コースは1、2、3、4回目まで終了し、2月末の連休のときの第5回、第6回を延期いたしました。それから2月1日スタートアップヘルスケア九州、これも初の試みで行われております。あと、今日のオピニオンメンバー会議。それから4月に予定されていた第4期実践セミナーは延期となります。5月31日に予定されていた東京ベーシックセミナー、これもおとといのWeb会議で感染のピークは4月から5月になるだろうということから、集客が絶望的に見込めないということで、今回は中止となっております。
それから今後予定されているのは6月末の神戸のワンデーセミナー、それから7月には認証ミーティング、それから、11月22、23はヘルスケアミーティング2020、秋葉原で行います(後に、ビデオ配信を主にした小規模開催に変更となった)。それから第15期の歯科衛生士育成基礎コースも一応太陽歯科衛生士専門学校と日程調整はついています。ただ、14期の5回目、6回目をどうするかが、4月以降にならないと、大学側との日程調整ができないので、今、ちょっと保留になっている状態です。
それからあと、ニュースレターと学会、会誌の発行は例年どおり。これはヘルスケアミーティングのところでまた、説明はすると思いますけれども、第7号議案ですね、歯周病のバイオマーカー研究、大阪大学の久保庭先生との共同研究があります。それから、秋にはウィステリアのバージョン6のリリースが予定されております。今年度、令和2年度の事業計画については以上です。
杉山:このバイオマーカー研究はここで説明させてもらっちゃってもいいですか。この歯周病のバイオマーカー研究については、少しスライドを使って説明したいと思います。既にニュースレターで書いていますし、ヘルスケアミーティング、昨年の2日目の午後にも説明会をしたので、参加をして聞いている、知っているという方もいると思うのですけれども、まだ、よく分かっていない方も数多くいらっしゃると思うので、少し説明させてください。状況が少し変わってきていまして、スタートが少し遅れていますので、そのことについてもお話をさせてください。
そもそもきっかけは去年の5月の口腔衛生学会で、天野先生が座長で私と昭和大学の弘中先生、それから、大阪大学予防歯科、天野先生のところの准教授の久保庭先生と、シンポジウムをしたことがきっかけでした。そのときに私はCRASPについて説明をしたのですが、久保庭先生から慢性歯周病の進行度を唾液サンプルを使って知る方法についての解説がありまして。それを聞いて、これはもしかしたら歯周病の進行度の研究につなげることができるのではないかということで、早速話を持ちかけたところがスタートです。
早速7月に東京でキックオフミーティングということで、フェース・ツー・フェースのミーティングを行いました。久保庭先生とそこの大学院生の坂中先生に来ていただき、秋元さん、田中先生、私と5人で研究の概要について話をもちました。
画像を、どうやって解析して骨吸収を調べるかという解析テストをやったり、対象症例を200から300ということで考えていますので、実際に歯周ポケットを測定する歯科衛生士さんの技量というものを、きちっと揃える必要があるということで、これが一番大きな課題になっています。
当初は、認定の歯科衛生士さんをという基準を考えていたんですけれども、そうすると、例えば認定の衛生士さんが1人しかいなくて、辞めた場合に、そこはもう研究が継続できなくなってしまうとか、あるいは、やりたいんだけれども、うちには認定の衛生士さんがいない、でも力量は十分にあるはずだというところの人たちが、参加できないという問題がありますので、別の方法に今は切り替えて、顎模型を使ってプロービングのキャリブレーションができないかということで、ニッシンにプロービングポケット測定用の顎模型があるということが分かりまして、それを使ってキャリブレーションをしていこうということで、これで進めるという方向で進めています。
また、あとは唾液サンプルの輸送テストも、一度やったのですが、もう一度きちっと確認する必要があるということで、もう一度確認テストをすることを計画をしています。
おそらく前向き研究として5年ぐらい、200から300症例ぐらいを集めるということですので、多くの委員に参加してもらって、ぜひ研究を進めたいというふうに思っていますので、よろしくお願いします。
例えば、具体的には、これは大西歯科、藤木先生からのスライドなんですけれども、こういう非常に若いときに進行する歯周病です。こういうものを、できるだけ早期に発見する方法がないものだろうかということが、一番解明したいことなんです。
この方はちょっと中国人、香港から来た方なんですけれども、27歳です。こういう全顎的ではないケースも、もちろんかなりあると思います。
歯周病の分類も、このステージとグレードという分類法に変わりまして、このグレードは、歯周病の進行速度を見る。この中でバイオマーカーに関してはクエスチョンが付いていまして、久保庭先生は、これを解明することを考えておられます。これはすごい大変な研究なんだということに気が付きました。
バイオマーカーを見つけることができれば、グレードAとかBとかCの進行速度の違いというものが、唾液のサンプルを使って判定できるんではないか、その手法としては、オミックス研究ということで、よくいわれるのはゲノミクス、遺伝子解析、あるいはメッセンジャーRNAだったり、タンパク質をやるプロテオミクスなんですけれども、最終的な代謝産物であるメタボライトを解析することが一番生体に影響を及ぼしているものが、分かりやすいということで、久保庭先生は、このメタボロミクス研究をしてきたという方です。
実際にJDRにも論文がアクセプトされていますので、ここに着目をして進めるということです。ゲノムよりもメタボロームのほうが、いろいろなことで使えるのではないかということです。
これには、久保庭先生だけではなくて、阪大の工学部に、検査を解析する機械をほぼ無償で使わせていただける。普通ですと、1回のサンプルに10万円とか20万円かかるそうなんですが、そういう協力を福崎研究室、あるいは阪大の医学部の協力も得て、進める研究です。ぜひご協力をよろしくお願いしますということです。
議長:杉山先生、ありがとうございました。じゃあ、田中先生は補足ですか。
田中:はい。もう一点、事業計画で補足で、まだ確定ではないんですけれども、9月の27日の日曜日に、カリオロジーセミナーということで、杉山先生を中心にやる予定です。杉山先生、これはなんかアナウンスがありますか。
そういう予定も事業計画ん中には入って、もうすぐ確定すると思います。以上です。
議長:田中先生、ありがとうございます。事業計画につきましてですが、高橋先生、何か補足くださることはございますでしょうか。
高橋:企画育成委員会で運営しているセミナーに関しては、ちょっと延期も含めて対応していこうというふうに思っています。
昨年の滅菌セミナーのときにもやったんですけれども、Webの中継、セミナーのWebの中継も、いろんな形でテストをしていたところです。ただ、もっと将来的に考えていたので、ちょっとそのへんは早めていきたいかなというふうに思います。以上です。
議長:高橋先生、ありがとうございます。確かに昨年の滅菌のインフェクションコントロールセミナーも、Web参加の方が多かったので、一つのいい経験になったかなと思ってはおりますが。
杉山:宮本先生、お願いします。
宮本:すいません、宮本です。先ほどのあのバイオマーカーの研究のことで、ちょっと一つ補足があるんですが、今、私たちでプロービングのキャリブレーションをしようという話が進んでいます。バイオマーカーの研究に対して、全然そんなん興味ないわという方、先生方はたくさんいらっしゃると思うんですけれども、プロービング、正確なプロービングをいかに歯科衛生士さんがやっていただけるかというのは、非常に大切なことやと思いますので、今、その参加医院に関してはキャリブレーションをするんですけれども。その他の医院の衛生士でも、それに参加していただいて、たくさんのデータを集めて、ヘルスケア学会誌に論文をつくろうというような計画がありますので、バイオマーカーの研究に興味がない医院の先生方も、そちらに関してはまた情報を流しますので、ぜひご協力をよろしくお願いします。以上です。
議長:宮本先生、ありがとうございました。今の久保庭先生との研究について、ご質問のある方はいらっしゃいますか。よろしいですか。どなたかいらっしゃいますか。
ちょっと私から恐縮なんですけれども、杉山先生、グレードとは何じゃ?と思っていらっしゃる方もいらっしゃるかもしんないんですが、グレードに関しては、ヘルスケアミーティング、次回ヘルスケアミーティングで、日本歯科大の関野先生からお話があるのでしょうか?
杉山:はい、そうです。あと、今はいろんな雑誌に次々とステージとグレードの解説が出ていますので、ぜひ勉強してみてください。
ただ、最後のバイオマーカーのところが、省かれている日本語訳のものが多いので、できればオリジナルを見ていただくと、よく分かると思います。
議長:それでは、ただ今の第2号議案についてお認めいただける方は、挙手をお願いいたします。確認をしております。ありがとうございます。では、多数でお認めいただいたということで、次に移りたいと思います。
河野先生も参加されているのかな? すいません。先ほどの件につきまして、河野先生にちょっと一言お言葉をお願いしたいと思いますが。
秋元:河野先生、先ほど簡単に私のほうから、先生が追加した、監査に追加した一回一回の収支をちゃんと考えろということを、若い人、特にリーダーシップを執る層に、若い人に、世代交代を急ぐべきだと、ちゃんとやるべきだというところを申し上げましたが、先生はそのときにいらっしゃいませんでしたが、補足があればお願いいたします。
河野:おそらく秋元さんがおっしゃったとおりだと思うんですけれども、ちょっと長期的に考えると非常に不安を覚えるということです。
議長:はい、他にはございませんか。ありがとうございます。
それでは、第3号議案に移りたいと思います。第3号議案は、斉藤先生にお願いしたいと思います。よろしくお願いします。
第3号議案 認証細則の変更
斉藤:はい。認証条件の認証の細則の変更ということで、開設者がもともと認証医院だったのに、開設者が変わったというところが、最近出てきております。開設者が変更した場合の認証の認定はどうなのかという議論をしまして、次のとおり更新条件を変更することを提案します。「医療機関の開設者の変更に係る認証診療所の継続条件について。施設やスタッフに大きな変化がなく、開設者の変更があった場合に、継続を希望する場合には、変更の事実があってから3年後にもう一度認証審査を受ける」ということを、付け加えるということになりました。以上です。
議長:斉藤先生、ありがとうございました。ただ今のご説明にご質問のある方はいらっしゃいますでしょうか。よろしいですか。それでは、第3号議案につきまして、ご承認いただけます方は、挙手をお願いしたいと思います。ありがとうございます。挙手多数です。こちらで第3号議案につきまして、ご承認いただいたことになります。
次に第4号議案に移ります。第4号議案、研究倫理委員会につきまして、こちらも杉山先生ですね。お願いいたします。
第4号議案 倫理審査委員会規程
杉山:私のほうから説明をします。これはまだちょっと案になっていますけれども、研究倫理審査委員会というものは、規定は既にあったんですが、まだ実際に動いていなかったということで、要は委員が決まっていなかったということなんです。
今後は、ヘルスケアの会誌等に原著として、後で話を、この後に出る日本歯科医学会認定分科会の申請登録に関しても、毎年5編の原著が必要ということになってきまして、当然、今ですと倫理審査委員会を経ないと研究が難しいケースも出てくるんではないかと考えています。
ただ、ヘルスケアの場合は、後ろ向きの研究ということがほとんどなのですが、前向きの、あるいは、侵襲を及ぼす可能性があるようなものは、倫理審査の必要があるということで、秋元さんにいろいろ考えていただいて、人選とその運用方法を決めていただきました。
そのへんの、人選は一応ここに書いてあるとおりなんですが、竹下さんと安田さんのことについては、ちょっと秋元さんのほうからコメントしていただけるといいかなと思いますので、よろしくお願いします。
秋元:はい。研究倫理審査委員会というのは、通常、各大学にあるものですが、一部、医学系では学会でも倫理委員会をつくっています。
ただその場合は、形だけの倫理委員会で、あまり本当の意義での研究倫理審査委員会になっていません。
そこで、やるんならちゃんとしようということで、厚労省が一応、あのディオバン事件の反省から、日本の研究倫理は国際的に非常に評価が低いということから、厳しいガイドラインを出しました。そのガイドラインにのっとって、一つは専門外の人、ここでは医療消費者を入れること。それから、研究倫理に関する専門家を入れることという二つのことをしました。もう一つ、例えば男女両性を入れるとかという規定も、ガイドラインがあるんですが、それを満たすことを考えました。
そのために、今、杉山先生が言われた竹下啓、この人は慶應を出て北里の内科にいた人で、青山学院の教授をして、その後、今は東海大学の医学部で医療倫理学の教授をされています。彼は慶應大学医学部の研究倫理審査委員会の委員でもあり、他に幾つかの医学部の研究倫理の委員会にも入っています。ということで、彼に頼みました。
もう一つは、関西で中心に長く活動しているNPOのささえあい医療人権センターCOMLというところ。そのNPOに実は、認証の外部委員として過去に2回来ていただいている安田さん、このささえあい医療人権センターが、こういういろいろな医療消費者が参加する、例えば、実は地域包括ケアでは、医療計画を立てるときに、住民代表や医療消費者代表を入れなさいというガイドラインがあって、まだ各自治体はできていないんですが、そういうために、このCOMLというグループは、医療消費者をトレーニングして、医療関係の学会に参加したりする、こういう会に参加したりする人の、人材バンクをつくっています。この人材バンク第1号が、安田京子さんです。彼女にお願いしまして、消費者代表、それから医療倫理学の先生という人を加えて、研究倫理委員会のメンバーを構成した次第です。以上。
議長:秋元さん、ありがとうございました。ディオバン事件は製薬会社でしたか。ちょっと具体的に教えていただいてもいいかもしれないですが、いかがでしょう。
秋元:簡単に。降圧剤、高血圧の治療に関する、非常に売れている、ディオバンという薬剤があるんですが、この研究が主に慈恵医科大、それから京都府立大学、千葉大で、この臨床研究があったんですが。
この研究が、京都大学のある助手の方が、研究、データに問題があるということを、ランセットに報告されまして、ランセットがその後調査をして不正があったとして、この論文をリトラクトといって、削除しました。
これをきっかけに、日本の創薬、薬に関する研究は、かなり問題があるという、研究倫理的に、非常に問題があるという批判が、国際的に高まっているということから、厳しい医療倫理的、研究倫理面のガイドラインを、厚労省としてはつくっているということです。以上。
議長:秋元さん、ありがとうございました。第4号議案につきまして、杉山先生は補足くださることはございますか。よろしいですか。
杉山:1点だけ補足があります。委員長は、互選により豊島義博先生に決まりました。
議長:ありがとうございます。それでは、第4号議案につきまして、ご承認いただける方は、また挙手をいただければと思います。ありがとうございます。挙手多数ですね。
それでは、次の第5号議案、日本歯科医学会認定分科会登録申請について。こちらは藤木先生でしょうか。お願いいたします。
第5号議案 日本歯科医学会 認定分科会登録申請
藤木:藤木です。よろしくお願いします。平成23年のときに、一度、日本歯科医学会に対して、認定分科会の登録の申請したんですけれども、年間原著5編という、そういうところがクリアできずに、いったんリジェクトされています。
再度、前回、徳島ワンデーというのをやったときに、徳島大学の元教授の松尾先生が、ヘルスケアのその活動というのが、とても普遍的なので、ぜひ認定分科会に入ったほうがいいんじゃないですかという提案をいただきました。
それをきっかけにして、提案をしていきたいんですけれども、提案理由としては、私たちのヘルスケア歯科診療というのを、もう少し広める必要があるんじゃないかなという気がします。先ほど河野先生が、若い先生方にもう少し広がればいいなという話もありましたけれども、実際に私たちの学会というのは、まだまだ認知されていないというところがあります。
それで、日本歯科医学会の認定分科会に入ることで、少しでも世の中に信頼を得られる、認知されることが必要じゃないかなというのが、その一つです。
特に、大学で認知されていないということが大きくて、卒業するときに「日本ヘルスケア歯科学会があるよ」と誰かが言ったとしても、「なんだ、認定分科会じゃないじゃない」というその一言で、蹴られてしまうようなことも聞いています。そういうことに対して、もう一度、認定分科会に申請して、入会できればと思って、今は委員会をつくって活動中というところです。
それと、もう一つは、私たちの学会とすれば、研究意欲をやっぱり向上させるということも大事だと思います。従来、私たちは修復中心の歯科医療から、規格性のある資料を採り、疾患のリスクコントロールをしている。その結果を検証するという新しいヘルスケア歯科診療を提唱してきました。
そんな成果がCRASPなんですけれども、今後もそのような口腔の健康につながる歯科医療に対する研究を進めていきたい。先ほどの研究倫理委員会もその一つなんですけれども、それも認定分科会に入ることで、さらに促進できればというふうには思っています。
ただ、年間原著5編というのが、非常に厳しい状況であるので、今後、ヘルスケアミーティングの際に、ポスター発表をこれからもしていくんですけれども、その中から研究論文をつくっていきたいというふうに思っていますので、それに関しては、ポスター担当の丸山和久先生から、また依頼があると思いますので、ぜひそのときにはよろしくお願いしたいというふうに思います。
実際の予定なんですけれども、まず原著論文5編を2年間クリアしなければいけませんので、それをした後の2022年8月に申請する予定となっています。以上です。
議長:藤木先生、ありがとうございました。ただ今の藤木先生のご説明につきまして、ご質問のある方はいらっしゃいますか。
それでは、結局のところは、認定分科会登録申請に賛成するよということだと思いますが、ご承認いただける方は挙手にてお願いいたします。多数、お手を上げていただいてありがとうございます。こちらの第5号議案につきまして、ご承認いただけました。ありがとうございます。
それでは、第6号議案です。特別学術会員に関する規定、こちらは千草先生でしょうか、お願いいたします。
第6号議案 特別学術会員に関する規定
千草:千草です。これもちょっと突然出てきたように感じる方がおられるかもしれませんけれども、今、藤木先生から説明があった、認定分科会の申請に関わるところで出てきた問題です。
過去にも特別学術委員に対する記載が、定款に記載されています。そこで、その定款なり規定、規定なりに、幾つか記載があるんですけれども、その運用に関してあやふやな点が幾つかありましたので、それを明瞭にしようと、特に会誌の編集委員会のほうからも、そのへんの特別委員の立ち位置はどういうところかというのが、ちょくちょくと疑問が出ていますんで、今回この機会に明確にしようということで、提案をしています。
任期が2年で、ここの文書にありますが、特別学術会員について、特別学術会員は、査読あるいは学術的な協力を得るために、編集委員会などの推薦があった場合、コアメンバー会議において特別学術委員の委嘱を決めると書いてありますが。
具体的に言うと、大学の先生をある程度想定しています。査読に協力してくださった先生や、共同研究に協力してくださった先生、また、講演をしてくださった先生、あるいは直接論文の投稿をしてくださった先生に対して、学術会員というふうなカテゴリーに当てはめようと考えています。
そこでちょっと最後、ここで会費は支払い義務がないんですけれども、会員という立場にしてしまうので、逆に講演会とかで講演を依頼したときに、謝礼を払えなくなってしまいますので、それもちょっと変な話になってしまうので、最後のところで、この謝礼規定のところでは「特別学術会員はこの限りではない」という一文を加えて、会員じゃない一般の講演者の方と同等に扱おうということです。以上です。
議長:千草先生、ありがとうございました。こちらの議案は、千草先生からのご報告の議案ではあるんですが、1、講演会謝礼規定、講演会等講師謝礼規定につきまして、加えるというところがございますので、後ほどご承認いただけるかどうか伺いたいと思いますが、ご質問のある方はいらっしゃいますか。よろしいでしょうか。
それでは、こちら第6号議案、特別学術会員に関する規定につきまして、ご承認いただける方は、挙手にてお願いいたします。
それでは、次に移りましょう。第7号議案、ヘルスケアミーティング2020につきまして、こちらはまず杉山先生からですか。(新型コロナウィルス感染症の広がりにより、ヘルスケアミーティング2020の予定は、この会議後、変更になっています。)
第7号議案 ヘルスケアミーティング2020について
杉山:順番どおり。この議案の順番どおりに説明していきます。残念ながら、昨年は1日目で「ヘルスケアだよ全員集合」ということで、会員の講演発表があったんですけれども、23題あって、本当に直前まで皆さんにはしっかりと準備していただいていたんですが、あの台風によって中止という結果になりまして、そのまま翌年、今回のヘルスケアミーティング2020の1日目にスライドさせることにしております。全員に確認してからプログラムを組みたいと思っております。1日目の午後、今年の「ヘルスケアだよ全員集合」の、1年たっているんで、少し内容をバージョンアップしていただいて、発表してもらえたらなと思っております。
あとはポスター発表。あとはポスター発表で、例年あったあの交流会は、時間の関係でなしにしまして、懇親会はそのままやりますから、ぜひ参加していただけたらなと思っています。
議長:メインシンポジウムにつきましては、杉山先生にお願いをしたいと思います。
杉山:はい。このレジュメの10ページは、すいません、22日月曜日、祝日です。訂正しておいてください。
ニュースレターの昨年のところの後ろにも出ていますけれども、プログラムの概要です。一応、講師が決まったので、午前中にこのメインシンポジウムをということで、「歯周病の新分類『侵襲性』はどこへ行った」ということで、私が問題提起をし、日本歯科大学の関野愉先生に来ていただいて、この新分類の意図するもの、また分類の解説だけではなくて、これがどういう意図でこういうことになったかというのの解説も踏まえて、していただきたいというふうに考えています。
そして3番目として、ちょっとまだタイトルは決まっていませんが、久保庭先生のほうから、歯周病のグレードを決めるバイオマーカーを一緒に探しませんかということで話を頂いて、そしてディスカッションということで、午前中のシンポジウムということで考えています。
議長:では、午後のことにつきましては、藤木先生でしょうか。お願いいたします。
藤木:はい。午後は「ヘルスケア、データ管理の向かう先」というタイトルが付いていますけれども、もともとヘルスケア歯科研究会の頃から、データを検証しようということで、ウィステリアをつくってきました。
今回はウィステリアをより使いやすくする、例えば、iPadを使えるようにするとか、サブカルテを電子化するとか、それから、今やっているのは、口腔機能のような検査みたいなことも取り入れて、全体的ないろんなデータをウィステリアで管理できるようにしようということで、バージョンアップ中です。ほぼプログラムは組み終えて、今はバグ修正とマニュアル作成を、今年の秋までに頑張ってやりたいというふうなことをやっております。
その中で目標は、やっぱりいろいろ多くの人に使ってもらいたいということを考えて、午後はやりたいと思います。
まだ講師は決まっていないんですけれども、DentalXユーザーの方にも、ウィステリアを使ってもらえるようにということで、今、田中先生と林先生に頑張って使ってもらうようにしておりますので、発表はよろしくお願いします。
あとそれともう一つは、今、神戸でK-waveというふうな若手の勉強会を、中本先生と山本修平先生に立ち上げてもらっているんですけれども、彼らこそウィステリアを使って、これからの新しいその歯科医療をやってほしいと思うので、できればそういう入会2~3年ぐらいの若い先生方が、どうウィステリアを使っていくか、みたいなところの発表も、していきたいというふうに思っています。以上です、よろしくお願いします。
議長:第7号議案につきましては、ヘルスケアミーティングはこういうふうに予定していますということですので、こちらにつきましてはご承認うんぬんということはいたしません。
これで議案は全て終わりました。最後の質疑応答に入りたいと思います。全体を通じて質疑応答をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。加藤先生お願いいたします。
加藤:すいません。4号議案のところで、倫理審査会ですか、研究倫理審査委員会というのは、開催はどのぐらいの頻度で行う予定なのかというのと、外部委員もいますけれども、これは費用弁償的なものは、どのぐらい発生するんでしょうか。
秋元:はい。まず、費用弁償に関しては、外部委員のみ、外部と内部のあいまいな豊島先生は、一応、今は退会されておりますので外部と考えて、3名が外部です。外部委員に関しては、年間1万円の謝礼を払う、そして実際に審査があった場合は、1件5,000円の審査料を払うということにしています。
それから、開催の頻度。頻度は必要に応じてです。つまり申請、倫理審査が必要なものが出てきた場合です。
ただし、実際にさっき杉山先生が言われましたが、後ろ向きのコホート研究のようなもので、人の侵襲もないし大きな問題がない場合には、迅速審査といいまして、さっきの規定を見ていただくと分かるんですが、実際には、6人の委員会ではなくて、うち2人だけの委員会でもいいというふうなやり方を考えて、やることができることになっています。
議長:他にご質問はございますでしょうか。はい、今、お手を上げてくださったのは堀さんですね? よろしくお願いします。
堀:今年のヘルスケアミーティングに関してなんですけれども、また託児を用意してくださるようでしたら、そちらのアナウンスも一緒にまた教えていただけるとうれしいなと思って、声を上げさせていただきました。よろしくお願いいたします。
秋元:事務局です、秋元ですが、託児は用意する予定です。今までもかなり費用がかかっているんだけれども、託児はやるということにしています。大丈夫です。
斉藤:斉藤ですけれども、託児の年齢とかは、今までと変わりないということでよろしいですね?
秋元:そうです。年齢は今までどおり0歳から4歳でしたっけ? ただ、4歳以上かなんかは、保育士さんの数が少なくていいので、上はあまり気にしないんです。厳しいのは1、2歳までですか、その場合は保育士さんの数が非常にたくさん要るので、突然と言われても対応が難しいと、それから、キャンセルが厳しいということです。3人ぐらい用意していたら、1人も保育士さんが要らなくなったというのが、保育士さん部分のお金がかかってしまうので、年齢の小さい人の託児に関しては、確実にやりたいと思っています。
堀:ありがとうございます。
議長:そうすると秋元さん、結局、例年どおり早めに締め切りにして、意思を表明してねということですね?
秋元:はい、そうです。
議長:ありがとうございます。他にございますでしょうか。雨宮先生。
雨宮:田中先生にお伺いしたいんですが、今回の基礎コース、太陽歯科衛生士学校でやる基礎コースは、大体いつぐらいから始めるのかということと、今回も検定は並行して行うのかということを、お伺いしたいんですけれども。
田中:日程は10月の31と11月1日、それから1月、3月の連休を押さえているんですけれども。それから、9月には検定が、本当は費用的な面から検定会は基礎コースの初日に入れ混ぜることで、費用を抑えようとしたんですが、今回はオリンピックの関係で、連休がことごとくつぶされて7月になって、10月の連休はなくなっちゃって、9月は4連休とか、なんか例年は2連休、2連休であって、そこも使えていたのが使えなくなっちゃった関係で、初日がどうしても土曜日にせざるを得なくて、そこでやっぱりみんなは普通は診療があるわけですから、そこに大人数を集めるのは難しいということで、9月に別に日程は取ってあります。
実際にどうするかは、スタッフの出欠状況、それから一番は、やっぱり今年の基礎コースの5~6回目をどこにどう延期するかという問題がありまして、それが先ほど申し上げたように、4月以降になんないと、どうにも日程調整ができないので、日程は今言った9月と10月31、1日、それから1月、3月の連休を押さえてはあるんですが、そこでそのまま使って東京でやるかどうかは、まだ決まっていません。4月以降に日程を確定したら、それでアナウンスするということになろうかと思います。
議長:田中先生、ありがとうございます。雨宮先生、よろしいでしょうか。
ごめんなさい。岡先生ですか。岡先生、お願いいたします。
岡:第5号議案なんですけれども、年間原著5編というのは、なかなか大変な数だと思うんですけれども、これは学会としても、なんか組織的にこういう形で研究していこうとかいう、組織的な対応とかいうのがあればいいなと思っているんですけれども、どうでしょうか。
藤木:藤木です。すいません。まだ本当にどうやって年間5編を定期的につくろうかというのは、まだ考え始めたばかりなので、また岡先生にも協力をお願いするかもしれないですけれども、学会とすれば、こういうふうにして毎年やっていこうというのを、これから考えていこうと思っています。
岡:ありがとうございました。
議長:ありがとうございます。他にございますか。
秋元:藤木先生、今の5編の見通しというか、今はどういうふうにしているかを、ちょっとお話しいただいたほうがいいんじゃないでしょうか。
藤木:そうですね。会員だけで5編というのは、なかなか難しいので、今、ここに参加されている樽味先生にお願いして、例えば大阪大学の先生方や、樽味先生の後輩の先生方にお願いをしているということもやっております。
それから、その先生方からも、研究課題というのも提案してほしいというような、積極的な対応もしていただいていますので、会員と、それから会員外、大学とかと協力しながら、進めていきたいというふうに考えています。
議長:樽味先生、なんか補足とか今現状を説明していただけることがありましたら、お願いしたいんですけれども、いいですか。
樽味:はい。そうですね。個人的にお願いをしているところが2件ほどあります。(進行中の内容のため議事録からは削除)
僕はどうしても5編をまとめるのは難しそうに思ったので、ちょっと近道を考えると、個人的に大学の先生方とかと協力してくれそうな人に、ヘルスケア的な観点で何か書いてくれへんかなというふうにお願いはしています。
おそらく長続きはしないので、この1~2年の間に、学会内でもいろいろと学術活動ができるような体制を整えていくのは、必要かなとは思っていますし、それがひいては若手の人たちの興味を引くのではなかろうかなとは思っています。以上です。
議長:樽味先生、ありがとうございました。
樽味:もう一個いいですか。
議長:すいません。樽味先生、お願いいたします。
樽味:あとはぜひ、学会員で大学に所属している方もいらっしゃるじゃないですか。例えば、あの鶴見の桃井先生とかは、去年の秋の学会のときに、ちょっと個人的にお話しさせてもらって、「私はヘルスケアの学会員なんだから、もっと活用してよ」みたいなことを言っていましたので、ぜひコアのかたがたとか、杉山先生とかはお近くだと思いますので、うまくタイアップしてほしいなと思っています。以上です。
議長:樽味先生、ありがとうございました。それでは、他にご意見、補足などはございませんでしょうか。雨宮先生、お願いいたします。
雨宮:やはり原著5編というのは、かなり厳しいと思うんですけれども、どうしてもわれわれは、すぐに臨床のことで原著5点というふうになりやすくなると思うんですが、そこはちょっとある程度曲げて、基礎的研究とかアンケートとかそういうのでも、一応、多分、原著にはなるかと思いますので、例えば、今回のCRASPのやつとか、そういったところのほうで持っていったほうが、5編は会員のほうにも負担がかからなくて、割と論文がつくりやすくなるんじゃないかなと思いますので、ぜひともそういうふうな方向でも考えていただければと思います。ある程度、自分たちの臨床ということでない面からも、トライしていくことも大事なんじゃないかなと思います。よろしくお願いします。
議長:雨宮先生、ありがとうございます。今の雨宮先生のご発言について、補足される先生はいらっしゃいますか。
雨宮:杉山先生、そういうことも考えていると言われたと思うんですけれども、いかがですか。
杉山:基本的には、臨床の身近な疑問とか、あるいは、これはみんなどうしてんだろうというところが、いろいろあると思うんです。私なんか、例えば今、興味を持っているのは、6歳臼歯が出てきた後に、どれぐらいの歯がそのまま大丈夫で、着色歯数はどれぐらいか、そういうことを今ちょっと自分でも調べつつあるんですけれども、その種のことはヘルスケアの診療室ならではの、定期的に記録をしているところでは、比較的に後ろ向きでも調べやすい。
あるいは、成人のメンテナンスの記録があるというところは、多分ヘルスケアしかないんじゃないかなと思っています。そういう来院者を全部登録し記録をしていくというところは、私たちの会しかない。成人の記録がある、あるいは高齢者の記録、これは世界的に見てもないんだと思うんです。
だから、あまり堅苦しい大学の論文とかにとらわれず、ごくごく基本的な部分が実は原著になるというふうに思っていますので、原著を書くためのネックとなっていた倫理審査委員会がきちっとされましたので、環境が整ったので、アイデア、こんなことをちょっと調べたいけれども、どうしたらというのがあったら、気軽にオピニオンメンバーのメーリングリストに上げてもらえれば、いろいろできるんじゃないかなというふうに思っていますので、ちょっと考えるといくらでもあるんじゃないかなというふうに思っています。
藤木:ちょっと補足じゃなくて忘れたことがありました。齋藤先生、すいません、いいですか。
議長:はい、藤木先生、お願いいたします。
藤木:今回の原著論文の中にも、調査1の拡大データというのをお願いしたと思うんですけれども、今までは調査1というのは、初診データだけをずっとお願いしていたんですけれども、今年度、初めて全データを提供していただける方は出してくださいというふうなお願いをしました。
その中で幾つかの委員が、全部データを出していただきましたので、そこから子どもの6歳から12歳の定期管理に関することと、それから成人の10年間だったかな、15年間だったかな、メンテナンスした結果に対して、喫煙の影響がどうなっているかというところだけに絞り込んで、データを集計していただいております。
そういうことを今後は定期的にやっていきたいので、ぜひ調査1の全データを提出するというその事業にも、協力できる人は協力していただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。
杉山:ちょっと僕のほうからも追加いい?
議長:はい、お願いします。
杉山:CRASPに関してなんですけれども、熊本の澤幡先生が、小児を中心に、かなりほぼ全員に対して実施をしているということで、それをまとめて、11月に台湾で開催するIAPDという国際小児歯科学会に、ポスター発表しようということで進めていますので、当然そのポスターにまとめたものは、原著にもいけるんじゃないかなというふうにも思っていますし。
今後はiPadに入れていくと、それが医院のデータとしてCRASPデータが集まるので、そういったものも数年後には集めて、医院ごとの違いがあるのかないのか、あるいはという、そういういろんな解析もしていきたいというふうに思っていますので、よろしくお願いします。
もう一点、内藤徹先生からもQOL調査の依頼が来ているところがあると思います。これもとても、ちょっとその意義が僕はよく分かんなかったんですが、秋元さんいわく、10年以上経過してのこういう調査は、多分、類を見ない貴重な研究になるんじゃないかなということなので、ぜひデータが残っているところは、協力をしていただければ、今度はパブリッシュされるんじゃないかな。これは、ヘルスケアの会誌になるかはともかくとして、よろしくお願いをします。
議長:ありがとうございます。ありがとうございます。それでは他にございますか。いかがでしょう?
では、質疑応答を、ここでご発言がなければおしまいにしたいと思います。私自身、機械もんにやたら弱いので、今日はめちゃくちゃ心配だったんですけれども、皆さまのご協力で円滑に進行できました。ほとんど時間どおりという感じですね。ありがとうございました。
以上
- aki
- 5:02 PM 2019年3月28日
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第5期第1回 オピニオンメンバー会議 議事録
日程;3月10日(日) 午前10時30分より12時40分
会場;品川シーズンテラスカンファレンス
第1号議案 平成29年度事業報告および決算報告/平成30年度会計監査報告
第2号議案 平成31年度事業計画・予算案
第3号議案 コアメンバー改選・選出
第4号議案 「5年後新規認証10医院」提案/ 今後5年以降、毎年、新規認証10診療所を達成するために
第5号議案 ヘルスケアミーティング2019について
司会(田中):それでは、始めさせていただきます。では、例年どおりとなりますが、議長を齋藤さんにお願いしたいと思います。(満場一致で齋藤健氏が議長に推挙された)
議長:齋藤健でございます。それでは、まず、杉山代表からお話がありましたが、ここで80名の非常に大所帯になりますオピニオンメンバー会議でございますが、本日57名の皆さまに出席をいただいております。予定から一人欠席、一人出席の変更があって57名の出席、欠席が23名、うち19名が議長委任、2名が杉山会長、お一人が安岡さんへの委任をいただいておりまして、この代議員会(オピニオンメンバー会議)の成立をここに確信いたします。ここから先、ヘルスケア歯科学会でございますので、皆さま、さん付けで進めさせていただきたいと思います。
それでは、まず議事録署名人を雨宮さん、それから、林由加里さんよろしくお願い致します。
第1号議案 平成29年度事業報告および決算報告/平成30年度会計監査報告
議長:では、第1号議案を田中さんのほうからお願いしたいと思います。
田中:第1号議案は事業報告及び決算報告です。事業報告は、私のほうからお話し申し上げます。議案書にあるとおりですが、平成30年度事業としては、ニュースレター、例年どおり5回発行しましたが、ナンバー2よりカラー印刷化しております。それから、ハイジタイムズが3回発行です。研究会、学会、ヘルスケア歯科研究会が始まりまして20周年、ヘルスケア歯科学会としての記念誌を12月に発刊しております。学会誌を発刊しています。コアメンバー会議、毎月第2金曜日をめどに12回開催、あとリアルコア会議、これも開催しております。そのほかチャットワークというWeb会議システムを使いまして、会誌の編集とか企画育成委員会、それからウィステリア委員会、ヘルスケアミーティング実行委員会などがWeb会議で毎月開催されております。
なお、コアメンバー会議は、リアルにしてもWebにしても、その議事は全てホームページ上に公開されております。
それから、以下の研修会を開催しました。この右側にある赤い文字は、収支差額ですけれども、ほとんど赤字ということです。ヘルスケア実践セミナー、それからオピニオンメンバー会議併催セミナー、これは今日もやりますけれども、特に皆さんから会費を取ってやっているわけではないので、これは当然赤字でございます。あとウィステリアセミナー、名古屋ワンデー、東京ベーシック、後ほどまた予算のほうでお話しますけれども、私、東京ベーシックと関わっているので追加で申し上げますけれども、その前の年が大黒字なので、2年通して黒字ではあります、この東京ベーシックは。認証ミーティングをやって認証医院が8ですね。昨年は認証医が多数出ました。それから、例年どおり認定衛生士の実技検定会、それから口腔内写真の撮影相互実習研修会、実技検定会は9、10、11とやって、歯科衛生士育成プログラムの基礎コース、6日間のコースも例年どおり行われています。
先月終わった基礎コースが第13回、13年やって150人ぐらいの認定衛生士が誕生しております。それから、禁煙支援歯科衛生士育成プロジェクト、これは昨年のヘルスケアミーティング2日目の午後を使いまして行われました。大変好評であったかと思います。
決算関係につきましては秋元さんのほうからお話をお願い致します。
議長:秋元さんよろしくお願い致します。
秋元:議案書お手元にない方は、受付にまだ余分ありますから受け取ってください。議案書に沿ってお話します。先ほど各催し物の収支差額を田中さんが右端に示した文字がまっ赤だとおしゃいました。その資料として、ちょっと細かいですけれども、細目を歯科衛生士関係(別表1)とその他(別表2)について示しています。上段が収入、下段が支出、その下に前年度の類似の、全く一緒というわけではないですが、類似の催し物の収支差額を比較できるように示しました。期内に収入と支出が全部終わらないものもあります。衛生士の実技検定コースに関しては、収入が非常に小さく書かれていますけれども、再検定の場合には収入をここに書いていません。再検定は下の行の右から3つ目のマスに再検定とだけまとめられています。もちろん全部赤ですけれども、収入と支出の書き方が分かりにくくなっているかもしれません。
以上、決算について申しますと、その後に損益計算書、正味財産増減計算書と貸借対照表を示しておりますが、公益社団の場合は正味財産増減計算書という形で出します。今年はこの計算上はマイナス399万円、普通の法人会計で言うところの赤字が399万円あったということです。実はこれより実態はもうちょっと悪いということだけを申し上げておきます。
それは、この衛生士教育プログラムについては、関西については神戸の常盤大学、東京は太陽歯科衛生士学校でやっているのですが、常盤大学はコースが始まる前にお金を払っている。だから、前期のその前に払っているんですね。太陽は全部が終わったその後に計算書が来るということで、今回の会計の中に両方とも入ってないんです。見積もりをいただいて未払い金で上げるべきなんですが、未払いを上げていません。つまり、今期当然出る支出が入っていないということです。
それから、もう1つ、禁煙支援プロジェクトの関係で、グローバルブリッジという財団から520万円の補助金を受け取っています。つまり520万円分がプラスになるわけですけれども、同時開催した歯科衛生士コースの交通費などを幾らか振り分けています。ですので、実態はもう少し悪いということです。
それから、520万円もらったということで、雑誌広告であるとか、外部への委託であるとか、普通ではやらない支出があります。そのために、たくさんもらったからたくさん使ったということなんですけれども、まだ130万円ぐらい使い残している分があります。だから、その分はプラスで出なければいけないのですが、出てないということと、加えて衛生士コースの会場費の未払いの未計上の2つで、実態はもう少し悪いということです。
さらに、この禁煙支援プロジェクトについて、使い残している分は、今年札幌で開催する検定コースの際に禁煙支援ミーティングを行いますので、その旅費等にも充てていくということになっていますので、今から節約するということができないわけです。
ということがありまして、今期、この赤字を何とかすぐに解消しましょうというふうにはなかなかいかないということです。
ということで、これまで3年にわたって収支は改善してきて、正味財産を少しずつ積んできたんです。5,400万円ぐらいになっていたんですが、それが390万円マイナスになったことによりまして、5,000万円ぎりぎりのところまで正味財産は減っています。これが決算の内実です。以上です。何か後でご質問があればお答えします。
司会:秋元さんありがとうございました。ただいまの田中さんからの平成30年度事業報告及び秋元さんからの決算報告につきまして意見をいただきたいと思いますが、何かございますでしょうか。よろしいでしょうか。
この後、予定では平成30年度会計監査報告になるのですが、監事の鈴木正臣さんがまだおいでになっていらっしゃいません。こちらに向かっていらっしゃるということでございますので、先に第2号議案の平成31年度事業計画及び予算案に入りたいと思います。こちらも田中さんですね。
田中:それでは、第2号議案につきまして、平成31年度事業計画、頭のほうの今日までの分は既に終了してしまっています。今後ですけれども、セミナーが4月7日インフェクションコントロールセミナー、4月21日徳島ワンデーコース、5月26日東京ベーシック、それから6月9日に「大学では教わらないほんとうの歯科医療セミナー」、この4つ、なかなか広報という点では、不十分なので、できれば皆さまのほうから周囲の方にお声掛けをお願いできたらと思っております。4月から4つ続けてありますので、ぜひともお声掛けいただいて参加者を増やしていただければと思います。
7月7日、認証ミーティング、3月末で認証に出る方が決まりますので、日程は決まっているんですけれども、場所がまだ未定になっています。
それから、7月、札幌で認定衛生士の実技検定会及び禁煙支援歯科衛生士育成ミーティングが行われます。8月には実践セミナー、これは一昨年行われた東京セミナーの東京でのフォローアップコースになります。それから、9月から14期の歯科衛生士育成基礎コースがまた始まり、今回は神戸で行います。ほぼ同時期に実践セミナー、関東と関西でやる実践セミナーが計画されております。そしてメインイベント、10月13日ヘルスケアミーティング2019、秋葉原コンベンションホールで行われます。12月8日は認定歯科衛生士の検定会になっております。
あと例年どおりニュースレターの発行及び学会誌の発行するわけですけれども、ハイジタイムズは今まで独立した形で発行していたのですが、ニュースレターの中に組み込むようにしました。それから、歯科衛生士の歯周組織検査及び口腔内写真撮影のセミナーですけれども、なかなか参加者の予測が難しく、直前で中止になったり、参加者が少なかったりということで、今年に関しては7月14、15日に札幌で認定衛生士の検定会及び12月に東京で検定会、あと一応関西のほうの基礎コースの1日目で行うかもしれない。まだ大学の認定も決まってないので何とも言えないのですが、予定としてはあります。
各種セミナーの後、収支を改善し、150万円程度の収支改善を目指すとしています。今年はまだ正味財産は減るでしょう。翌年くらいに収支均衡を目指すと。今年は、4号議案でいろいろ話して出てきた案を実行するために、プラスアルファの出費があるかもしれないということになります。
今年の事業計画は以上になります。
議長:秋元さん、補足がありましたらお願いしたいと思います。
秋元:ありません。1号議案の監査のほうを。
議長:鈴木正臣さんお見えになっていらっしゃいますので、第1号議案に戻りまして、平成30年度会計監査報告をお願いしたいと思います。
鈴木:すみません、1時間ぐらい余裕をもって出たのですが、迷子になってしまいました。認知症かな(笑)。
秋元:鈴木先生は82歳ですけれども、運転免許はまだちゃんと更新されておられます。認知症の検査はパスしていらっしゃいます。
鈴木:監査報告については、関係書類を精査いたしまして、公正に会計処理されていることを確認いたしました。以上です。
議長:ありがとうございました。質疑応答既に終了しておりますので、第1号議案につきまして、議決をお願いしたいと思います。
事業報告及び決算報告、監査報告につきまして、お認めいただけましたら挙手にてお願い致したいと思います。
(賛成者挙手)
議長:ありがとうございます。多数と認めます。
第2号議案 平成31年度事業計画・予算案
議長:それでは、第2号議案につきまして質疑に移りたいと思いますが、いかがでございましょうか。
雨宮:今期の事業計画ですけれども、前年度はたしか名古屋のほうでやって、参加者が100名近くだったと思うんですが、せっかくそこで盛り上がっていた機運も、今回は名古屋ではない、中部地方ではないということですけれども、そこら辺何か対策とか、その理由等がありましたら、教えてください。
高橋:高橋です。一応いろいろなことを考えてはいるんですけれども、当然、中部地方も今後てこ入れしていきたいと思っています。もう少し規模の小さい会を名古屋等で開きたいとは思っているんですけれども、まだ具体的な企画までには至ってないというか、今ここに載っているのは、去年企画したものがピックアップされているという状態です。今、準備をすると来年度になると思います。
雨宮:中部地方の名古屋の人の反応はよかった、名古屋でやったのは初めてだから。
高橋:そうですね。ただ、名古屋、愛知県に核になる人がいない。その都市部に核になる人がいれば、かなり企画がスムーズなんですけれども、そういうところがネックにはなっています。東北もそうなんですけれども、仙台とかもいろいろ活動して広げていきたいのですけれども、核になる人がいない。そういうところが活動のネックになっています。
木下:三重県鈴鹿市で開業しています木下です。よろしくお願いします。昨年、名古屋ワンデーで講師として手伝わせていただきまして、私や西村先生やほかの先生方の働き掛けでたくさんの方お見えになっていまして、その後メーリングリストをつくったりですとか、地元の先生にも働き掛けというか、やってみたのですけれども、いかんせんヘルスケアの認知度が低く、浸透がまだまだ十分ではありませんので、私の力不足もありまして、その後につなげることができていません。
ただ、私自身も、三重県、中部地方で今回このオピニオンメンバーにも入らせていただきましたので、今後学会に対しても貢献をしたい、中部地方で自分の仲間もつくりたいという気持ちはあります。先生方にいろいろなご意見、アドバイスいただきながら、少しずつ仲間の先生を増やしていきたいと思っております。
議長:ありがとうございます。雨宮さんよろしいでしょうか。 ほかにございますか。
河野:河野です。2年前まではあちら(コアメンバー側)にいたので質問しにくいんですけど、今期の決算が400万円近いマイナスということで、非常に危惧しているところです。この議案書には2020年までには均衡化したいと書いてはあるんですが、果たして本当にそれをどういうふうにやっていこうとするのか、できるのかということをちょっと危惧しています。その辺について具体的に教えていただきたい。
というのは、去年、今年、来年と非常に活発にいろんなセミナーをやっているんですね。すごくいいことだと思うんですよ。会員を増やしたり、会員を支援するためにいろんなセミナーをやっていることはすごく活動としてはいいと思うんですが、結果として、それが次々と赤字をつくっていっています。会をもり立てる、会員数増やすためにはそういう活動しなきゃいけない。でも、そういう活動していくと赤字が増えていくと。一体どうやって解決していくつもりなのか。このままいきますと、あと10年もすると本当にどうしようかということにはなってしまいますので、そうならないためにどういうふうにしていくのかというのを、具体的にどういうふうに考えているかお聞かせいただきたいと思います。
議長:では、秋元さんよろしいでしょうか。
秋元:僕がどうこうできるものじゃないんですが、例えばこの会、オピニオンメンバー会議の後の併催セミナーは、従来参加費をいただいてなかったんですけれども、今回からは、名前をスプリングセミナーと変えて、金額を設定して広報しています。少ないですけれども、27~28人のオピニオンメンバー以外の参加があります。約10万円ぐらいの収入でしかありませんけれども、わずかですが収支は改善します。このように細かく、細かくやっています。
この会場に入ってこられるときに、入会時のアンケートの集計、グラフをお配りしていますが、このグラフは1998年以来去年まで入会した4,320人が入ったときにアンケートのようなものを書いているんですが、その回答を集計したものです。百分率で表したものですけれども、赤いのが古い、青いほうが最近ということですが、やや例外は、2015年と2016年には衛生士さん準会員制度をやめて衛生士さんが大量に正会員になっておりますので、衛生士さんに偏った回答が2015年と2016年にはあるわけです。数の上では、入会者数が2015年に246人、2016年から2018年に372人と多いのは、衛生士さんの正会員化の影響です。
全体として見ていただくとお分かりのように、この会が始まった当初、学術情報に偏った期待、それから診療の進め方等に偏った記載、どちらかといえばスタッフ教育のようなものにシフトしてきているというような様子がうかがえます。それから、診療の仕方、器具材料の情報なんかも増えている。つまり、この会の構成メンバーの古い人と新しい人の間で、この会に対する期待値は変化してきているということが言えると思います。そういう意味でも、その新しい変化に応えるようなセミナーであるとか、考え方を提起していかなければいけないという面が1つあると思います。
もう1つは、次の議題がそうですが、この執行部提案として、この5年後新しい認証診療所を10にするというのは、背水の陣です。つまり、多少収支が悪くなっても、今の時期にケチケチせずに行くぞということです。そうしなければ、5年後、10年後は会の存続が危ういという合意があって、とにかく5年後10診療所が新しく認証診療所になるぐらいの新規の入会者と、新規の入会者が認証診療所までなれるぐらいにサポートしていくということをこの5年間の目標として、具体的にやりましょうと。収支をやや度外視してもそれはやっていきましょうと。収支均衡を目指してしぼんでいくよりは、声を上げていこうということです。杉山先生そういうふうに言っていいですね。
杉山:はい。
秋元:そういうことで、議案書の4ページに会員数の推移を出しておりますけれども、この青い棒がドクター、赤い棒が衛生士さんですけれども、2015年から鈴木正臣先生の提案がきっかけになって衛生士正会員制度というものをつくりまして、その結果、会員数そのものは伸びているんですが、会員数が伸びても収支は悪くなるという事態が進んでいます。青いほうのドクターの会員数は、前年の会費が振り込まれているかどうかで確定します。、振り返っていきますと、年間辞める人と入る人の差が約20~30になっています。これをブレーキがかかったと言えるかどうか、微妙です。ただ、それ以前のたくさんの人が入り、たくさんの人がやめていく時期というのが、このグラフの左側ですけれども、入る人と出る人との差は50~60あったわけですね。そういう意味では、改善していると言えます。しかし、全体として会員の減少はとまってはいません。そういう意味で、背水の陣を敷かなければいけないだろうというのが現状認識です。その意味で、河野先生のご質問に対しては、いろいろ努力はするけれども、収支を合わせることを第一に考えるよりも、とにかく全体としての盛り上がりを回復することのほうを優先するというお答えになります。
議長:よろしいでしょうか。
高橋:補足でいいですか、高橋が担当する企画育成委員会のセミナーは、神戸ウィステリアセミナー、名古屋ワンデーセミナー、東京ベーシックセミナー、この3つなんですけれども、基本的になるべく赤字をつくらないように、そのセミナーごとにノウハウの積み上げを行っています。全く考えずに運営しているということはありません。ただ、その運営してもらう人のいろんな発表の場だったり、経験の場だったりという側面もあるし、あと企画育成委員会がやっているセミナーは医院単位で参加してもらうという形が多いので、セミナー費をあまり高く設定すると参加しにくいという側面もあり、そういうところで大体トントンになるようにというように考えて運営をしております。
ただ、かなり切り詰めるところは切り詰めているので、参加費の設定に切り込まないといけないかなと考えています。以上です。
斉藤:一つ一つの催し物が全て赤字ということなので、どうしても一つ一つについてやる前に事前にどれくらいの収支かというのは計算しないでやってしまっている部分もあるので、今回のデータを見ながら、どこに赤字の原因があるのかというのを一つ一つ見直して、実際に今年やる段階で、どのぐらいの人数を集めないと赤字になるのかということをもう少し厳しく考えてやる必要があるなと反省しております。企画の段階で、ある程度予測を立ててやりたいなと思います。
議長:高橋さん、斉藤さんありがとうございました。では、河野さんお願いします。
河野:いろいろ苦労なされているのは十分理解できました。ただ、秋元さんのお話ですと、ちまちま収支均衡を図るよりも、ここ5年ぐらいはいろいろ会員を増やしたり、アクティビティーを上げたりすることをやりたいんだと、そういうお話ですね。
秋元:はい。
河野:そうすると、この議案書に書いてある2020年度に収支均衡を図るという字句があるんですけれども、この記述とは矛盾すると思うんですね。もし秋元さんの今のお話がこの会の今後の活動方針であれば、多少収支のバランスが悪くても、赤字が多少出ても、今後積極的に活動をやっていきたいという趣旨になるのであって、ちょっとそこに矛盾があるのですが、そこについてはどう考えますか。
秋元:去年は、実はアメリカの財団から520万円もらっているんですよね。本当は520万円プラスになってもいい、そんなことはないんですが、それが悪いということで、かなり今回は良くないという見方をしています。それを改善するということであって、プラスをどんどんつくっていくということはできないという意味です。でも、収支均衡ぐらいには持っていかなければいけないということです。ご理解いただければ幸いです。
河野:ありがとうございます。ちょっと理解し切れませんが、すみません、皆さん非常におとなしいので、あまり発言されないのであえて発言をしました。
司会:国井さん、お願い致します。
国井:この件ではなくてよろしいですね。今年の6月9日に予定している「大学では教わらないほんとうの歯科医療」、このタイトル名ですけれども、大学では本当の歯科医療を教えてくれないのかというような雰囲気もある、そういうタイトルではないかなと思うので、ある意味これは大学人の反感を買うことになるのではないかなと思うんですけど。
私がなぜこのような話をするかといいますと、以前、ヘルスケアミーティングで、「根管治療が歯科医療と思っていませんか」というようなタイトルのヘルスケアミーティングをやったら……。
田中:「除去・根治を歯科医療と思っていませんか」というキャッチフレーズで、いわゆる従来型の歯科医療を信じていませんかというようなニュアンスだったと思います。
国井:それが書いてあったときに、ある根管治療を一生懸命やっている真面目な先生から反感を食らったんですね。これは一体何なんだと。
取り方によっていろいろとれるものだなと思ったんですけれども、このタイトルですと、大学では教わらない本当の歯科医療、かなり刺激的じゃないかなと。私はそうだと思いますよ。大学では教わらない本当の歯科医療をわれわれは提供できます。それは本当のことですけれども、本当のことを言うことがいい場合もあるし、あんまりよくない場合もあるのではないかなと思いまして、ちょっとタイトルを若干変えて、考えてもらってもよろしいんじゃないかなと。
議長:ありがとうございます。では、杉山代表から。
杉山:タイトルの発案者は私です。これはワンデーとは違って歯科医師対象で、少人数でやろうという全く新しい企画で、林さんが核になって人を集めてもらっています。タイトルに関しては、大学で教わらないという、これは皆さん誰でも経験があると思いますけれども、大学で教わったのは最低限のところで、長期に経過をきちんと記録し、振り返ってみて、それをどういうふうに評価するかということは、僕らの会の独特の部分でもあるし、そういうことは大学では聞かなかったよねというところで、ややインパクトのあるタイトルで関心を引こうという意図です。
もちろんおっしゃるような懸念はあると思いますけれども、一回やってみたいなと。その反響がどうなのか、あるのかないのか。林さんも頑張ってくれているので、これは歯科医師向けの少人数、20人ぐらいで考えていますので、これをきっかけに次の実践セミナーの参加につなげたいという意図もあります。ですので、一度やらせてください。
議長:よろしいですか。
国井:はい。
齋藤:すみません、「除去・根治、除去・根治」は僕の発案です。あれは、皆さんお分かりだと思いますけれども、あれが本当の歯科医療だと思っていませんかということです。根治が歯科医療ではないとは言っていません。「除去・根治」が本当の歯科医療だと思っている人はたぶん1人もいないと思うので、あれもインパクトを狙いました。あれを読んで何だと感じるのも、その人の考え方なのかと思うんですけど、毎日毎日それをやっていれば、その人もこれが本当の歯科医療なのかなって絶対疑問に思うので、タイトルを見て、今回の大学で教わらないも、「え、何々?」と受け止めるというインパクトを狙ってというのはあると思うので、ご理解いただきたい。そこはある程度わざとそういうのを出しているというのはあります。
林:すみません、補足でいいですか。
議長:林さんお願いします。
林:今、僕が実際に動いていろいろやっています。実は去年、2018年20周年記念シンポジウムということで、若い先生たちにアンケートをとったり、意見をいろいろ聞いて、今の若い先生たちはどんなことを歯科医療に求めているのかなとか、何を心配に思っているのかなとか、そういうのを聞いて回ったんです。その中でよく聞かれたのが、もちろん今の大学は、どちらかというと国家試験対策専門学校じゃないですけど、国試を受かるために大学に行っていて、国試を受かった後にどういう未来があるのかというのは、勤務医になってから分かる。でも、勤務医で教えられることは、削って、詰めて、点数を上げてみたいな感じで、それってまだ全然変わってない。以前私たちがヘルスケアを立ち上げる前と全然変わってないじゃないかというのが僕の印象です。対象としては、今の学生さんとか若い勤務医を対象に僕はやりたいなと思っているんですけれども、大学ではそんなこと教えてくれませんから、実はこういうことが僕たち本当にやりたい歯科医療なんだよということをメッセージとして届けたくて、ちょっとキャッチーなネーミングなんですけれども、そういう趣旨でやっています。
これは、実験的な段階というか、僕も内々で今日何人かの先生に配っているんですけれども、ご子息さんとか皆さんのお子さんたちとか、あとはお知り合いの先生たちに、「こういうセミナーがあるからどう?」という感じで勧めていって、これを全国的に広めてやっていきたいとか、確かに一般の大学関係の人が見たら誤解されるところもあるかもしれないですけれども、僕の思いとしてそういう思いでつくらせてもらいました。よろしいでしょうか。
議長:林さんありがとうございました。私のほうでちょっと質問があるんですが、すみません、私がちょっと伺いたいことがありますのは、口腔内写真撮影の研修会と歯周組織検査の研修会、今後の実施がないということをこのオピニオンメンバー会議の議案を見て知りました。結局のところ、収支の問題もあったり、参加者がいないということがございますので、この議案書を拝見するまでは、例えばヘルスケア歯科学会のトップページに研修会の案内があんまり大きく出てないのも問題じゃないのかなと思ったので、その辺をちょっと提言させていただきたいなと思ったのですが、議案書を拝見するとこんなふうになっておりますので、今後、研修について何かお考えがありましたらご発言をいただきたいなと思っているんですが、いかがでしょうか。どちらにお願いしたらよろしいでしょうか。
田中:歯科衛生士コースの責任者になった田中ですけれども、今年はとりあえず3月3日は中止になっちゃったのでやめるんですけれども、認定衛生士の検定会は一応3回は計画されているので、その翌年以降は基礎コース6日間だけではさすがになというのがありまして、何か今年のうちに考えたいと。今、どうやるというのは言えないのですけれども、その宣伝も含めて、基礎コースは毎回キャンセル待ちが出るほど好評ですけれども、スタッフのアクティビティーのこともありますし、翌年以降は考えて、これを恒久的にするというわけではないです。当然広報も含めて収支も考えて、というふうな心づもりでおります。
議長:田中さんありがとうございました。秋元さん。
秋元:これは河野先生から提案があったものですが、会の活動として、会の行事としてということではなくて、東京ヘルスケアであるとか、関西ヘルスケアと同じようなこの会の公認のグループとして、衛生士さんがプライベートにグループをつくって、相互に診療所に口腔内写真撮影や基本的な歯周組織検査の実技講習を医院単位で出張して教えに行くというようなことを考えてもいいのではないかと、そういうグループづくりをしようという提案を河野先生からいただいております。まだ具体化していませんけれども、河野さん、いまの検定コース関連コースの縮小の関連で、お話しいただければありがたいです。
河野:実は2月に行われた衛生士のコースの場で、たまたま田中さん、杉山さん、秋元さんがいまして、この収支のことなども含めて、衛生士育成プログラムの赤字が増えているので、今後どうしたらいいかという趣旨で相談を受けまして、それであれば、単独の会として行う研修会はやめたらどうですかと。ただ、そうすると、これからヘルスケア診療をやりたいと思ってこの会に入会してきた方や、どうもうまくいかないという人、そういう方たちのサポート体制というのが不十分だと。特に杉山さんが、会としてそういうサポートプログラムがないのは非常に問題だと、何かしなきゃいけないというような、そんなお話がありまして、じゃ、それを何とかできないかなということを考えまして、会としてやるということではなくて、今、非常に優秀なスタッフがそろっているので、彼女たちを、申し出のあった医院に個別に派遣をするような、そんなシステムをつくったらどうかなと。まだ具体的には動いてないんですけれども、考えていまして、そうすれば極端に言えば全国どこでもそういう要請があれば医院単位で研修会を行うことができるという体制が整うんじゃないかなと。
そういうサポートが必要なときは、衛生士の育成コースに来てくれればいいよという話もあるんですけれども、定員も20数名で限られていますし、費用も何人も衛生士を送り込むぐらいだったら、自分のところに講師1人呼んだほうが随分安上がりになるという事情もあります。そういう形でのサポートを、今後私を中心に立ち上げていきたいと考えています。
医院向けに歯科衛生士を派遣できる団体をつくって、活動していけたらいいんじゃないかなと、そんなふうに思っています。
司会:河野さんありがとうございました。だいぶ時間も押してまいりましたので、31年度事業計画・予算案につきまして、認めていただけましたら挙手でお願い致します。
丸山(和):議案書7ページの一番下なんですけれども、予定なんですけれども、2020年育成基礎コースです。第14回、2020年1月12、13日または2月23、24日になっていますけれども、これは「または」ではありません。
秋元:「かつ」ですね。訂正します。
議長:丸山さんありがとうございました。それでは、第2号議案につきまして、お認めいただけましたら、挙手にてお願いをいたしたいと思います。
(賛成者挙手)
司会:挙手多数でございます。ありがとうございます。
第3号議案 コアメンバー改選・選出
議長:次に第3号議案、コアメンバー改選形式につきまして、田中さんからお願い致します。
田中:今回、コアメンバー今まで9人だったんですけれども、一昨年に河野さんがお辞めになりまして9人になっていて、この9人のコアメンバーはそのまま留任の候補。加えて、コアメンバーの推薦で神戸の丸山さん、それから立候補で埼玉県の渡辺さん、計11人がコアメンバー候補者として今日挙がっております。それから、監事候補者は留任の鈴木正臣さんとコアメンバーの推薦で河野さんということで、今回は2名監事候補として挙がっております。今から投票用紙お配り致しますけれども、信任される候補者の左にマル印、信任されない候補者にバツ印を付けて、この場で回収したいと思います。ちょっと時間が押してしまったので、これを回収しましたら、机を動かします。よろしいですか。
河野:すみません、コアメンバーには定員があったと思います。
秋元:上限はありません。
河野:定款ではないと思うんですけれども、コアメンバー会議の内規で10名となっていた。
田中:いや、10人というのは、チャットワークの制約で、10人しか入れなかったので、10にしてあっただけで。
秋元:チャットワークは今は10人以上、20人まで入れますので、その制約はないです。
河野:いや、物理的な制約で10人と決めたわけではなくて、野放図に増えたら困るから、10人にしましょういう合意があったと思います。私ははっきり記憶しております。コアメンバーの会議で定員を10名に限らなくてもいいという合意であるのであればいいと思うんですけれども、そういうことですね。
田中:コアメンバーのチャットワークに替えてちょっとたったときですかね、今後は増えたので、増やしても大丈夫だという合意は確かにあります。チャットワークの制約もなくなったので、必要に応じて増やすというのはどこかで確認したと思います。
河野:そうであれば、話は結構です。ただ、何人まで増やすのかとか、その辺はきちんと議論しておかないと、人数が増えちゃっても、この人数で何かを決めようとしたら絶対無理ですから。
(第4号議案の協議の後)
議長:第3号議案 投票結果を発表します。候補者全員が信任されました。新しいコアメンバー、監事は次のとおりです。
第5期コアメンバー
田中 正大 留任 98-0291 埼玉県川口市
藤木 省三 留任 98-0296 兵庫県神戸市
秋元 秀俊 留任 98-0330 東京都文京区
千草 隆治 留任 98-0538 福岡県北九州市
杉山 精一 留任 98-0670 千葉県八千代市
岡本 昌樹 留任 98-0863 栃木県栃木市
斉藤 仁 留任 99-0186 北海道札幌市
高橋 啓 留任 M3-0090愛媛県南宇和郡
林 浩司 留任 M4-0346栃木県真岡市
丸山 和久 新任 M0-0106 兵庫県神戸市
渡辺 勝 新任 98-0850 埼玉県春日部市
第5期 監事
鈴木 正臣 留任 98-0965 埼玉県蓮田市
河野 正清 新任 98-0041 東京都小平市
なお、第4号議案以降は、審議と議決を要しない協議事項であり、グループワーク形式としたため、議事録には収めません。
以上。