Webセミナー_2月3日(20時~)
2月3日(水) 午後8時~(約90分:途中休憩1回含む)定員50名 → 60名
Webセミナー(3,000円) ※どなたでもご参加できます。(1/29更新)

「新型タバコ」について
医療関係者が知っておくべきこと
パネリスト 田淵貴大 先生
大阪国際がんセンター がん対策センター 疫学統計部 副部長
サポートメンバー 曽野偉錬(Web委員)
講演内容
日本では、加熱式タバコなどの新型タバコがすでに流行してしまった。では、日本における加熱式タバコ製品使用の実態についてUPDATEしたのち、新型タバコ問題、ニコチンを巡る議論の動向、そして社会のあるべき姿について考えを述べる。
ニコチン入りリキッドの電子タバコが欧米諸国で流行している一方、日本では加熱式タバコが流行している。フィリップモリス社は加熱式タバコIQOS(アイコス)を開発し、2014年に販売を開始した。日本タバコ産業(JT)は2016年にPloom TECH(プルームテック)、2019年にPloomS(プルーム・エス)の販売を開始した。ブリティッシュ・アメリカン・タバコ社は2016年にGlo(グロー)、インペリアル・タバコ社は2019年にPULZE(パルズ)の販売を開始した。
加熱式タバコ・アイコスは日本で急速に普及し、アイコスの販売世界シェアの80%以上が日本であり、日本が加熱式タバコの実験場となっているのである。 多くの人が有害性について誤解をしているが、新型タバコの有害性が近年報告されてきている。新型タバコからも従来からのタバコと同じ化学物質が放出されると分かっているのであるから、当然新型タバコ使用は有害だろうと考えられる。しかし、社会は加熱式タバコを特別扱いするルールとしてしまった。新型タバコの有害性を正しく理解するだけでなく、法律など社会のルールのあるべき姿に関しても議論をしていかなければならない。
パネリスト略歴:
2001年3月岡山大学医学部卒。血液内科臨床医を経て、医学博士(大阪大学大学院:公衆衛生学教室)取得後、2011年4月から大阪国際がんセンター勤務。2018年後藤喜代子ポールブルダリ科学賞受賞。専門は公衆衛生学。タバコ対策や健康格差の研究に取り組んでいる。著書に「新型タバコの本当のリスク」(内外出版社;2019年)。
★★事前配布資料がございます★★
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