2023年1月13日コアメンバーWEB会議 議事録

日時:2023年1月13日(金曜日)
出席者:杉山、斉藤、髙橋、田中、岡本、千草、林、丸山、渡辺(進行)、秋元、(書記)
オブザーバー参加;古市、曽野、河野
1. ヘルスケアミーティング2023について(渡辺)
1)1日目
【患者との会話】
・歯科衛生士のプログラムに配慮することが求められたが、衛生士のプログラムを作るのではなく、プログラムの中に当たり前のように衛生士が組み込まれているようにしたい。チーム医療の追求は、本会の主たる目的のひとつで、それをミーティングのかたちに表すことは好ましいという賛意が示された。
・一昨年のHCMで「トゥエットマン先生が、カリエスリスクアセスメントは、患者さんとのコミュニケーションを大事にすることが大事とおっしゃった。CRASPを利用して、患者さんと、どのように話をしているのか? 歯科衛生士とどのように話し合っているのか?」と質問があった。これに応えることを、意図したい。
・その点において企画趣旨案に追加された一文が重要だ。(とかく、不適切な飲食習慣や正しいフッ化物の使用法を患者に伝える通り一遍の「指導」に陥りがちですが、飲食やフッ化物の向こうにあるものにどれだけ気遣うことができるか、その時の患者さんとの関わり方(会話)をいっしょに考えていきましょう。)
・ナラティブを主題にすることの難しさは、議論が患者の個別性の袋小路に入ってしまうことだ。→個別の会話から、会話の方法=動機付け(時間軸を意識した会話、相手はつねにその人の最善の選択をしているという受容、何故、そう出来ないか背景を考える…)に展開したい。
【活動性評価】
・カリエスマネジメントのスキームの中で、「活動性の評価」は難しいポイントだ。今回はそこにフォーカスしたい。
・活動性を記録することは理解できるが、主観的、一時的、平滑面に限られるなど限界がある。アレストは停止ではなく、進行がゆっくりの状態と考えるべきだ。
・平滑面はプラークの有無である程度判断できるが、難しいのは隣接面。咬合面はまったく別物。隣接面は開けてみて分かることが多い、咬合面は見た目で切削すると騙されることがある。
・切削介入の判断になると、コンプライアンスるか 来てくれるか 共有できるかが、大きな要素になる。
・シンポジウムで、良い症例と記録をみたい。
【今後】
・景山、田中、林、渡辺で、近々打合せを予定している。この議論を踏まえたい。
・景山先生の著作を読んでおくことを勧める
2)2日目
25周年企画 80分×3セッション
② 高橋:杉山=40:40
②会員発表(レジェンド父子?)
③ 禁煙と2022(つなぐ)
NL23-1には、演者未定でお知らせ。
2. 25周年企画について
25周年企画委員会を来週(18日)開いて検討する。
・川柳募集と25周年ロゴ
・大臼歯の旅
など。
3. スプリングセミナー(オピニオンメンバー会議併催)について
3月12日日曜 13時30分から16時
会場:AP浜松町 Room F (オピニオンメンバー会議とは別室E)
会場定員:100名程度但しハイブリッド形式
参加対象者 会員(オピニオンメンバーは無料)費用は事務局から提案
プログラム1
13時30分~14時45分(講演50分 質疑25分)
講演テーマ「歯の喪失と死亡リスクなどの研究についての現状(仮)」
講師:相田 潤(東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科健康推進歯学分野 教授)
・事務局から演題と抄録をリクエストする。
プログラム2
15時から16時(講演30分 質疑30分)
講演テーマ「その歯科におけるフレイルへの取り組み(仮)」
講師:その歯科クリニック 上田愛莉
・司会進行を田中、Webセミナー委員会サポートメンバーは追って決める。
4. 「4学会合同フッ化物配合歯磨材の使い方」発表と歯磨剤パンフレット
・4学会合同の見解発表について、杉山さんから背景事情の解説があった。
・歯磨剤パンフレットは印刷したばかりで、タイミングが悪かったが、内容が大きく矛盾するわけではない。杉山さん提案の説明書を付して送付することとする。ニュースレターには予定どおり、同封する。
次の印刷ロットに向けて、若干の改訂を進めるかどうか、頒布品委員会で検討する。
5. 25周年記念行事関連
25周年事業の委員会で詳細を検討する。
25年前に口腔内写真を必ず撮ろうという意識があったことが、長期症例記録を常識にした今に繋がっている。今後、25年先を見越した企図をもたなければならない。
6. 10年後ビジョン検討会報告
長期ビジョンを諮問する意図であったが、現状に対する不安を表現する結果となった。コアメンバーに尋ねる形式の文書を提出した。これを渡辺が、Google formsに作り直し、コアメンバーが個々に回答して、検討会がこれを集約して最終報告とする。
次期オピニオンメンバー会議で報告する。
7. 認証ミーティング
・会場(関東)を決める(事務局) 7月9日杉山欠席
・責任者:スケジューリング岡本
・エントリー予定者を逐次、丸山へ繋ぐ
8. 東京ワンデーコース
・第1回東京ワンデーセミナー演者会議(1月5日、渡辺、島野、安田、田村、林)により決定した企画案(別)が報告され、了承された。
・事務局で会場予約 および参加費案を提案する。
・ニュースレター1号で会場、日程、参加費、2号でフライヤーを同封する。
9. 実践セミナー
・6月東京ワンデーに参加することを条件にする。
7月16,17日合宿セミナー(クロス・ウエーブ幕張)
スピーカーには若手を積極的に起用
8〜12月 Zoomで月1回サポート
最終日2024年1月28日都内会議室 スタッフ同伴推奨
・事務局からYouTubeで広告 杉山、藤木に協力要請
・詳細は実践セミナー案(別)参照
10. Doプロジェクトの検討
委員会の報告(別紙)を紹介した。
11.その他
・ニュースレター1号締切り 1月25日→2月下旬発送予定
・第7期オピニオンメンバー信任投票
封筒回収5件 1/19選挙管理委員会立ち合いで開封
1月下旬、次期オピニオンメンバーへ委嘱状送付
・代表交替に際しての挨拶状の件
・オピニオンメンバー会議の議題
第6期決算報告
オピニオンメンバーの信任
コアメンバー選出
役員互選