オピニオンメンバー会議 議事録(2013.3.10)
一般社団法人日本ヘルスケア歯科学会
代議員会(オピニオンメンバー会議)議事録
2013年3月10日午前10時〜12時
代表あいさつ 杉山精一 (略)
満場の拍手にて齋藤健さんを議長に選出した
齋藤氏は、米山吉洋さんと小林美佳さんを議事録署名人に指名した後、定数を確認し、出席者38名、委任状23名をもって代議員会の成立を宣言した。
議案1 平成24年度事業報告
田中正大により提案
・ニュースレターVol.15 no.1:2月28日(20ページ)、no.2:4月27日(16ページ)、no.3:6月28日(24ページ)、no.4:9月3日(32ページ)、no.5:11月28日(28ページ)、no.6:12月28日(20ページ)各回 The HyG times15号〜20号各号4ページを刊行
・ 会誌Vol.13 no.1(80ページ)を11月30日に刊行
・ ホームぺージ 部会、委員会による更新徐々に定着
・ DH育成基礎コース:7月15-16日、9月16-17日、11月23-24日
・ ワンデーセミナー大阪:6月3日
・ 第10回認証ミーティング:7月22日
・ ヘルスケアミーティング2012:10月20日-21日 於:秋葉原コンベンションホール
・ 社員総会=代議員会:7月22日、10月20日
・ ワンデーセミナー東京:12月2日
議案2 平成24年度(平成24年1月1日〜12月31日)決算報告
秋元秀俊により提案
決算の概要=表1〜4<末尾>
収支差額は、期首59,894千円に対し期末55,446千円で、4,448千円となりました。公益法人では固定資産(在庫を含む)を含めて正味財産と呼びますが、在庫(これはおもに期末ぎりぎりに仕入れた健康手帳のバインダーです)を計算にいれた正味財産は、3,618千円の減少となりました。
昨年の法人成りし研究会から譲り受けた財産(指定正味財産)は、63,265千円でしたが、第1期(9ヵ月)で1,587千円の減少、第2期(本決算)を合わせて5,206千円の減少となりました。
主な、マイナスの要因は、①会費収入(当該年度会費ではなく当期に入金になった会費)約109万円減 ②事業収入約171万円減 ③事業費の増加約46万円などです。決算を悪化させている最大の要因は、会員数の減少ですが、会計年度ごとの会費収入は、下図のとおりで減少は続いているものの前年対比94.8%(2008→2009年度は88.4%だった)とやや下げ止まっています。
これを入会金の推移でみると2009年度以降は、ほぼ一定数の新規入会者があることがわかる。
また支出では、管理費を2,759千円圧縮している(これは室料の圧縮、電話の室料への組み込み、人件費の定額化によるもの)。
収益事業について収支をみると、企画商品についてはほぼ収支均衡であるが、セミナー事業(とくにヘルスケアミーティングにおいて赤字幅が大きく)において赤字幅が大きい。ヘルスケアミーティングの収支改善はむずかしいので、企画商品の利幅を増やすなど検討が必要である。
来期は3期目で消費税納付義務を生じるが、今期と同様の決算内容であれば、原則課税の場合、消費税は2万6千円程度の還付となることが予想される(企画商品で収益を出した場合にはその限りではない)。
会員数の急速な減少には昨年中頃からやや歯止めがかかったように見受けられるが、事務局費用の圧縮は限界にきており、今後大規模なヘルスケアミーティングを企画し、学術的価値のある会誌の定期刊行を進めるためには、事業予算を立てて、ある程度、予算に沿って会務を執行することが必要になっている。
各事業の収支(共通経費を計算せず)は、
① ワンデーセミナー(東京・大阪)は、大阪は多くの参加者を得たが、東京で参加者が少なかったため、合計では経費を賄えなかった。
② DH育成プログラムは、前期は69万円の収支差額だったが、今期は定員を大きく下回り、多人数のインストラクターの交通費・謝礼の負担に、132万円の赤字となった。
③ ヘルスケアミーティング2012は、92万円の赤字となった。
①〜③のセミナー事業は、共通経費(事務局費の40%=140万円)を経費として計上すると、337万円の赤字となった。
④ 企画商品販売は、共通経費(事務費の45%+室料光熱費40%=153万円)を経費として計上して、なお3.5万円の黒字となった。
議案2質疑
大井 共通経費の配賦について質問
秋元 表4に沿って説明
雨宮 ワンデー大阪は、日ヘルの事業か関ヘルの事業か。
大井 日ヘル事業である。
議案3 平成24年度監査報告別紙資料A<末尾>
監事鈴木正臣により、適正に処理されているが、事業縮小ではなく、会員数増加により収支を改善してほしい旨発言があった。
議案4 第2期コアメンバーの選出
オピニオンメンバー選挙管理委員長を兼ねた田中正大により提案
定款26条により理事(コアメンバー)および監事の任期は2年とされている。定款24条に基づき、投票によりオピニオンメンバーからコアメンバーを選出する。
立候補による旧コアメンバー9名(高木、寺田の両名はコアメンバーの活動を事情により休止しているが立候補していない)と、杉山精一さん推薦の千草隆治さん、高橋啓さんが候補者として紹介され、投票用紙の11名のうち、10名以内に○をつける方法で投票。回収の上、他のすべての議案が終わった後、開票された。
開票結果(○の数)
河野53、森谷30、田中54、藤木53、秋元54、千草50、杉山57、渡辺51、岡本45、斉藤51、高橋52
この結果、第2期コアメンバーは、河野、田中、藤木、秋元、千草、杉山、渡辺、岡本、斉藤、高橋に決定した。
議案5平成25年度事業計画
田中正大により提案
・ ニュースレター刊行 5回(偶数月、ただし会誌刊行月は、重複してニュースレターを刊行しない)
・ 会誌Vol.14 no.1を刊行
・ 学術講演会:3月10日
・ DH育成基礎コース:9月15-16日、11月9-10日、2014年1月12-13日
・ 歯科衛生士研修会:10月6日、12月1日
・ 倉敷ワンデーセミナー:6月23日 会場:倉敷アイビースクエア
・ 第11回認証ミーティング:7月21日 会場:東京八重洲ホール
・ ヘルスケアミーティング2013:10月26日-27日 於:シェーンバッハ・サボウ(砂防会館別館)
・ 社員総会=代議員会:3月10日、10月26日
・ ウィステリアProバージョンアップ(夏頃)
議案6定款の第2条②の5改正
経費削減のためニュースレターの発行回数を減らすことも視野に入れたいが、ニュースレターの発行は年6回プラス会誌と定款できまっているため、議案6も一括審議する。
事業計画につき補足して、杉山より、今秋のヘルスケアミーティングについて説明された。 本学会のリーダーシップにより日本のう蝕治療を根本的に見直す学会連携の企画とするため、出版関係もふくめて広報に力を入れる予定。日本歯科医師会雑誌9月号巻頭にICDASの記事が掲載される予定でタイムリー。
質疑
大井 プール金があると法人として面倒なのではないか
秋元 質問は、旧法社団法人の新公益社団法人への移行に関する懸念だが、本会は任意団体から一般社団法人への移行なので問題なし
鈴木 会費を上げるのは現実的ではない。認証診療所は歯科衛生士が正会員になるように、または準会員をなくす方向で、歯科衛生士会員を増やしてはどうか。
河野 当初、経過措置として準会員の認定歯科衛生士を認めたていたが、更新を機に認定衛生士は正会員であることを条件とするように徹底させる
秋元 収支の悪化を改善しなければならず、経常経費を減らすためにニュースレター発行回数を減らすことを検討いただきたい
宇田川 メルマガなどの方法はいかがか
秋元 ニュースレターのページが増えているが、せっかくの原稿をできるだけ載せたいという姿勢であり、ご理解いただきたい
沼沢 新入会者の入会経路は? またワンデーの広報のしかたは工夫が必要ではないか。ワンデーの企画内容、広報など、ヘルスケアが何かを知らない人に知ってもらう方法を考えるべきだ。
秋元 地方のグループのメンバーとなっている方が入会することが多い。また、企画商品を購入するための入会もある。
岡本 広報のしかたを工夫していくが関東地方での集客はとくに厳しい
田村 準会員はなくしてもよいのではないか。
議案6を承認
発行回数等の決定は新コアメンバーに一任
議案7 認定歯科衛生士資格の更新について
河野正清より提案
別紙資料B(ニュースレターvol.16 no.1に掲載)に沿って歯科衛生士研修委員会の活動報告と計画の説明
質疑
竹下 認証診療所、認定衛生士があるが、認定医というものがないのはなぜか
杉山 患者の紹介をする際の目安がほしいということで始まったのが認証診療所制度。
秋元 ヘルスケア歯科研究会の目指す医療は診療所単位ではじめて可能になるものであることから、ドクターだけの認定の議論はこれまでなく、診療所を認証するかたちになっている
若井 多くの学会が専門医制度を設けて、会員の向上心を満たし、学会への定着率を上げている。ヘルスケアも考えるべき。診療所単位、ということであれば、DAの研修のためのコースがあってもいいのではないか。
大井 相互実習研修会、ヘルスケア診療に従事し始めたばかりの衛生士が受講対象となるケースが多いと思われるので、正会員に限る、という規定を外してほしい
河野 検討する
藤木省三によるウィステリアニューバージョンデモ (略)
議案8歯科衛生士業務(診療補助)ガイドラインについて
河野正清より提案
別紙資料に沿って説明(整理作業継続中のため資料は略す)
詳細は新しいコアメンバーにゆだねる
議案9 第2期監事の選出
第1期監事の鈴木正臣さんが再選され、齋藤議長が閉会を宣言した。
資料A