その3 イラスト解説
砂糖を食べるとむし歯になるの?
答え
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歯の表面にむし歯の原因菌を含むプラークがある場合、実は多いか少ないかの違いはありますが、ほとんどの人が何らかのむし歯の原因菌をもっています…たとえばジュースを飲むとその直後からそのプラークは酸性になります。このグラフの下の方が酸性、上の方がアルカリ性です。
このとき歯の表面からはミネラルが奪われます。脱灰ですね。
でもこの状態は唾液によって元に戻り、しばらくするとミネラルが歯のなかに戻っていきます。再石灰化です。これを繰り返しているわけです。砂糖をとると、強い酸性になります。
唾液の中性に戻す能力、これを緩衝作用といいますが、この能力が強いと酸性のプラークはすぐに中性に戻ります。
ミュータンス菌のような強い原因菌のレベルが高いと、砂糖をとったとき特に強い酸性になります。藤色のラインが、ミネラルが奪われ始める境界線です。
大人の歯は、ミネラルが奪われ始めるラインが少し下の方にあって脱灰しにくく、乳歯は少し上にあって脱灰しやすいんです。生えはじめの永久歯は、乳歯と同じように脱灰しやすいのです。
フッ素をよく使っている方は、このラインが下の方になって脱灰しにくくなります。
唾液の少ない人や人によって緩衝能力は違いますから、上に戻る力は人によって違うわけです。
自分のからだのことを知って、問題のあるところを改善すればむし歯は防げるわけです。
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