2012.10.20 オピニオンメンバー会議 議事録
一般社団法人 日本ヘルスケア歯科学会
社員総会(オピニオンメンバー会議)議事録
会場;秋葉原コンベンションホール
杉山精一代表の挨拶の後、宇田川義朗さんを議長に選任した。
議長:まだまだふつつかな者ですけども、皆さまのご期待に沿えるよう議事進行運営していきたいと思いますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
それでは進行にあたりまして、議事録署名人を選出したいと思いますが、いかがお取り計りいたしましょう? (議長一任の声)ありがとうございます。それでは議事録署名人に丸山吉弘さん、そして国井一好さん、よろしいでしょうか。よろしくお願いいたします。
この社員総会、オピニオンメンバー会議ですけれども、定数が65人であります。出席は34名、そして委任状を25名いただいておりますので、この社員総会、オピニオンメンバー会議の成立を確認しました。
では1号議案の審議を始めます。第1号議案「研究会諸規則改正の件」につきまして、(1)講演会等講師謝礼規定について、コアメンバーの方からご説明をお願いいたします。
田中(専務理事):私から説明です。本来は秋元さんが説明する予定だったんですけども、これはそもそも7月のオピニオンメンバー会議で出した原稿が、古い方のをそのまま出してしまって、講師謝礼を含めて以前のままをやってしまったということです。でも議決を経て成立したものですから勝手に変えるわけにいかないので、今回のヘルスケアミーティングはそのまま7月の議決を通ったものを採用していますが、そもそもがまずいから変えようということだったので、今回改めて研究会諸規則、基本は研究会から学会になった時に、文字、文言を変えるという部分と、2007年に代議員会で決められた謝礼規定をきちんと実行するということですので、あらかじめお配りしているのでそんなに大きな変更はないんですけれども、今回これに関して改めて賛成といいますか、議決して、ちゃんとした規則として運用したいと思いますので、よろしくお願いします。
議長:この件についてお手元に文章ございますが、何かご質問とかございませんでしょうか。
加藤:一番下の行ですけども、研究会内互助通貨ヘルス、このままでよろしいんでしょうか。
議長:ヘルスについてですけども…
加藤:文言が、学会が研究会のままですけどよろしいでしょうか。
田中:よろしくないです。研究会は全て学会に直して出すものですから、ここは今の件で学会に直して改めて議決に図りたいと思います。ありがとうございます。よろしくお願いします。
議長:こちらの方、お手元の資料、訂正よろしくお願いいたします。あとご質問ございませんでしょうか。ございましたら挙手にてお願いいたします。
それではご質問ございませんので、これにて採決、ご承認いただきたいと思います。第1号議案「研究会諸規則改正の件」についてご承認いただける方、挙手をお願いいたします。ありがとうございます。賛成多数にて可決されました。
秋元さん、体調大変なところお越しいただきましてありがとうございます。ただ今1号議案可決されました。続きまして以下、協議事項に移りたいと思います。2号議案「年間事業計画などミーティング企画について」ご協議いただきたいと思います。お手元の資料4ページになります。(1)ミーティング開催スケジュールについて、こちらの方まず田中さんよろしくお願いいたします。
田中:これは協議と申しますか、この部分は報告になりますけれども、オピニオンメンバー会議、後でまた説明あります。決算総会になりますが3月10日日曜日、それから10月26日は次回のヘルスケアミーティング、2013年のミーティングですが、その時に2回開催します。
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それから認証ミーティングを7月21日の日曜日、ヘルスケアミーティングはその26・27の土日が、今のところ決定している日程になります。この他DH研修コースとかワンデーコースにつきましては、決定次第ホームページのオピニオンメンバーメーリングリスト上で報告していくことにいたしますのでよろしくお願いします。
杉山:すみません、ちょっと追加させてください。この学会の事業年度は1月から12月なんです。それで決算して、その承認をもらわないといけないんですね。本来ですと2月ないし3月に決算の承認をもらわないといけなかったんです。今年は一応やったというような形をとっています。なるべくそれにのっとってやろうということになると、今度2月末から3月辺りに会合を持たなきゃいけないと。オピニオンですね。これは学会の社員ですから。社員総会という形なんですけど、今までそれをやっていなかったわけですが、せっかくただ会合のために皆さんに集まっていただくのは非常に無理があるというか、地方の遠い所から出てきていただいて、会合だけして終わりというんじゃ申し訳ないので、そこに合わせて何らかの講演会などを入れていったらということがあります。
それでまず今年は、後の方で出てくるんですけど、一応来年度はまた新しいう蝕治療についてということで、春と秋に2つテーマを持ってきて開催しようということで、今具体化しているところは3月の10日、日曜日です。午前中にオピニオンメンバー会議をやって、午後から講師として明海大学のワタベ先生、一度来てもらって20分ぐらいしか話をしてもらっていないのでもうちょっと長めに、唾液と再石灰化についての基本的な話をしていただきます。それからもう1人は、最初はタカハシ先生という東北大学の生化学の専門なんですが、この先生はCaries Researchのジャーナルのエディター、ボードメンバーをされています。一昨年ですか、ORCAの学会長主催シンポジウムでシンポジストをされ、日本から唯一その先生しかいない。生態学的病因論で私もよく分かっていないですけど、そこら辺のエコロジカルな話では高橋先生がリードされ、注目されている先生です。その先生をお招きしようと思っていたんですが、実はJADRというIADRの日本の学会長を今年からやることになったということで、残念ながら細かいことには出られない、申し訳ないというお返事がありました。諦めざるを得ないので、そこでもう1名、岩手医大の稲葉先生に、渡部先生の方からコンタクトしていただき、来ていただけるということになりました。それと私とあと何名かと考えているんですけど、一応講師も日程も決定していますが、まだ場所は決まっていませんが、東京でやります。
それから、例年7月にオピニオンメンバー会議をやっていたんですけど、それとまた秋とで3回やる必要ないので、7月は午前中にオピニオンメンバー会議、午後認証ミーティング、だったのですが、それと10月のヘルスケアミーティングの時にオピニオンメンバーの2回目ですか。今まで例年7月開催だったものを、3月と10月にするという形を考えています。
議長:いろいろご説明ありがとうございます。この件に関しまして、ご意見ぜひお伺いしたいと思いますが、ご質問とかございましたら挙手にてお願いいたします。7月に関してはまだこれから決まるということですね?
杉山:一応日程はこれで行こうということで、早めに日程だけ決めないと。
議長:そうですね。先生方の年間のスケジュールの中にぜひ3月と7月、加えておいていただきたいと思います。3月もこちらにあるような、とても充実した内容になりますので、ご参加いただきたいと思います。
いかがでしょう、ミーティングに関してのスケジュール。他の学会とかの関係もございますので、この日程で今年度は進めていきたいということです。この件に関しましては協議の方、いかがでしょうか? 後ほどまたご意見とかございましたら、ぜひ追加でご意見いただきたいと思います。
続きまして(2)今後のヘルスケアミーティングおよび地方開催の合宿プランについて、こちらの方もご説明いただきたいと思います。
杉山:この2番のヘルスケアミーティング、来年ですね。2013年、一応日程は先ほど言った10月26・27日でやろうと。まだ日程が決まっただけでして、内容については今のところ、う蝕についてのテーマをもう一度取り上げていこうということで、実は11月に日本歯科医学総会でICDASに関するシンポジウムを口腔衛生学会主催でやるんですが、残念ながらそこには他の学会の参加がないんですね。私は基調講演で30分〓イジマ〓先生と話すんですが、最後のディスカッションでできれば他の学会との連携が必要なので、それを2013年の秋にヘルスケアで開催したいということで、保存学会、小児歯科学会、それから日本歯科医師会の学術などの方々に呼びかけてのシンポジウムです。それからできれば海外の先生の講演会があればいいんですけど、なかなかこれは難しいかなと思っていまして、可能であればビデオ等で参加をしてもらうという形がとれないかと考えています。ただ全く具体的にコンタクトしていないので、そういうふうにしたいなというところです。残念ながら具体化はまだです。
それからもう一つ、合宿プランというのは、今回は約240人ぐらいの参加者ということなんですが、参加して聞いてお互いのコミュニケーションの度合いがやや限られているんじゃないかという意見があるということで、例えば臨床を語る会というのを皆さんご存じかかどうか、私も行ったことはないんですが、ある研修施設に宿泊して夜通し、そういう形で熱く語る、そういう形式も今後はありなのかなという話がちょっと出ています。これは240人というのは難しくなるし、具体的にそういう要望がどの程度あるのか分からないですが、ちょっとそこら辺は話としては出ているところです。意見を皆さんに聞きたいところですが。
それから地方開催については、例えば大阪でヘルスケアミーティングをやったらどうかということも出ています。
議長:ありがとうございます。合宿となるとわくわくしちゃうんで、ぜひこの辺は今日せっかくお越しいただいている先生方と進めていけたらと思うんですけれども。
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来年の10月26・27日、こちらの日程決まっておりますので、この内容についてまず皆さま方とご協議いただきたいと思います。ヘルスケア歯科学会としてだけではなくて、ICDASに関してカリエスリスクマネジメントの普及とその問題点の克服、これはヘルスケア歯科学会だけでは日本全国に広めていくのは難しいということで、他の学会との連携を深めていくということなんですけれども。
いかがでしょう? 先生方の、この辺のご希望、ご意見をぜひこの場でお伺いしたいと思うんですが。マイクをそちらの方に回したくなりますね。いかがでしょう? ではこちらの方から、よろしければご意見の方、せっかくですので。
合宿プランはもうちょっと後で、先にヘルスケアミーティングの10月26・27日に関して、他の学会との連携に関してなんですけれども、この辺について何かご意見いただければと思いますが。コアメンバーの先生方のお考えとしては多分、こういうICDASをやはりヘルスケアの中でまず広めていく。その上で、もっともっと全国に広めていく上では歯科医師会の他の歯科の学会の中でも認識していただく必要があるのではないかということだと思います。
川嶋:前に、衛生学会とやったらどうかと言ったことがあるんですけど、いかがですか?
議長:口腔衛生学会ですね。どうでしょう、その辺は。
杉山:他の学会と連携をしないと広がらないのは確かなんですね。理想的には学会連携の組織みたいに作って、そこでICDASを中心にしたマネジメントのことを毎回定期的にやるという形でできればいいんだけど、ちょっと若い保存学会の教授とかに聞くと、学会は、公式的にはなかなか難しいだろうと。それから花田先生にも聞いたんですが、やっぱりそういう大きなものであれば、厚生科学研究の研究費を持ってきて、そこに学会が集まるような形をとることになるという話を聞きました。
そこまでは僕も力がないですし、ですけど少しずつ…、この間も実はクラフトフーズ という、リカルデントのガムのメジャーな会社のプロモーションということで、医科歯科(保存学会)の保存科の田上教授とも初めてお話ししたんですけど、私たちのことも知っていただいたりとか、小児歯科学会の先生も何人か参加していますし、それから保存学会、あと阪大の林先生とはいろいろ共同の調査もやっています。少しずつそういうつながりのある先生に呼びかけて、来てもらう。ヘルスケアの場合は、いろんな人をお招きすることを2009年にやっていますので、その時にお呼びしていなかった日学歯や日本歯科医師会関係、の方もやっぱり大事かなと思っていまして、そこら辺にも声をかけて来てもらうという。うちに他の学会に参加してもらって話をするような雰囲気を作っていくのがいいかなと思っています。
ORCAに行った時、実はPitts先生に言われたんですけど、今年の秋にこういうシンポジウムやるんだという話をしたら、その次はどうするんだ?と聞かれまして、要するにきちっと組織を作って定期的にやらないと物事進まないということです。確かにそうだなと思ったので、2009年にヘルスケアの第1回のICDASシンポジウムやって、ちょうどそれから4年経つので、いろんな所が少しずつ変化してきたから、第2回をやる。他の学会に、もちろん保存学会とか小児歯科がそういうことについてやると言えば、そこに呼んでいただければ参加をしていく。そういうような形で現状やらざるを得ないなと思っています。
一昨年か、口腔衛生学会がICDASのシンポジウムを新潟でやって、それに僕が行って話をしました。
議長:ありがとうございます。ヘルスケア歯科学会としてもいろんな学会に…。自由集会だったんですか? 口腔衛生学会は。
杉山:新潟は国際シンポジウム。本当はビッグネームを呼ぶはずだったのが結局呼べなくて、オランダの歯科医師じゃない先生を呼んでお茶を濁したというのが実態でした。
議長:そうですか。どんどん外に出ていく学会としてヘルスケア歯科学会、進んでいけたらと思います。
秋元:ここで意見をいただきたいのは、今、このメンバーどちらかと言うと、ICDASとか初期のカリエスをテーマにしているわけですよね。そのことでいいんですか?ということです。世の中全体、特に歯科の全体を見ると、少なくともカリエスが大事だという、カリエスに対する研究や日常の活動が大事だという意見は、マイナーですよね。もうカリエスは解決したじゃないかという意見さえあるわけですよね。だから例えば高齢化に関わる問題であるとか、他のもっとマネジメントの問題であるとか、いろんなご関心があると思うんですよ。今、特に初期カリエスの診断から始まる所にフォーカスを当てているわけですけど、そのことについてのご意見をいただきたいと思います。皆さんの忌憚のないご意見を。
議長:オピニオンメンバーの皆さんの、今の秋元さんの提案に対してのご意見をぜひ伺いたいと思います。どうでしょう? そちらの方から、ぜひ太田先生とか。
太田:口腔衛生学会のメールアラートというのにこの前入りまして、その中では歯科医学会総会の11月9日大阪でシンポジウムされるそうなんですけども、そういうこともご案内された方がいいんじゃないかと思います。座長が神原教授と花田教授、それから演者には他の方がいて、基調講演は杉山先生がなさるということになっているようですので、今回名前が挙がりました稲葉先生も名前が出ていますし、そういう情報があれば流していただければ。
議長:日本歯科医学会、大阪であるやつですね。
太田:それからさっき、口腔衛生学会自由集会って言ったのは、自由集会という集まりがあるんです。テーマがあって、好き勝手なことをしゃべるという会みたいですけど、そのことをおっしゃっていたと思うんですけど。議長、話が食い違っていたような。
議長:そうですね。フッ化物の応用についてとか、口腔衛生学会の中には自由なテーマを語る場がありますので、そこに自由な先生方が参加される。その中でICDASについてのお話があったのかなというふうに誤解していたんですけども。すみません、ありがとうございます。
河野:話が難しくなりつつあるので、ちょっと簡単にしたいと思うんですよ。そのシンポジウムをどういうテーマにするとか、今回その衛生士業務、来年はう蝕についてと、コアメンバーもいろいろとない知恵を絞って考えているんですけど、なかなかこれというテーマに絞ることが難しいので、こんなことをヘルスケアで取り上げてやってくれたらいいんじゃないかとか、そういう視点で、言うだけただで結構ですので、いろいろ意見をいただいた中で、またそれをコアメンバーの中で消化していきたいなと思いますので、そんな視点でお話しいただけるといいと思います。
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それから地方開催という話が出たんですけど、以前は地方と東京で交互にやっていたんですね。だけど地方だと、地方から地方へ行くのが結局東京へ行くよりも大変だから、東京でぜひやってほしいという経緯がありまして、ここのところずっと東京でやっていると。ただそれについてはいろいろ時代も変わりましたし、皆さんの意見もあると思いますので、その2点について、「地方でもやってほしい」「やっぱり東京がいいんじゃないか」とか、そんなこともご意見がありましたら、その2つについてざっくばらんにご意見いただけたらいいかなと。なかなか皆さんとお会いするチャンスがないので。
議長:先ほど一番始めに杉山代表からお話しがあったように、今日は先生方の自由なご意見をいただきたいと思っていますので、まず今の2点について、続きまして斉藤先生の方から。
斉藤:東京近郊に住んでいますと、いつも東京で申し訳ないなという気持ちが非常にあります。いつも思っているので、ただ地方の方は、例えば関西でやるにしても東京を通過しなきゃいけないという面はあると思うので、アンケートではないですけど、何か意見が集められたらいいなという感じはします。
先ほどの秋元さんのお話は、今年度の保険改定の話も絡んでくるという感じなんですか?
秋元:すごくまじめに考えているんですよ。コアメンバーで。だけどそれでいいのか? もっといろんな意見があると思うんですね。それを出していただいた上で進めていった方がいいなと思っています。それだけです。別に何をということじゃなくて。すごく真面目に考えて一つのテーマになっているんだけれども、それに対して「こんなことをなぜやらないんだ」というような意見がもしあれば、どんどん出していただいた方がいいなと、そういう気持ちです。
斉藤:確かにカリエスが終わっちゃったというという話もあると思うんですけど、私も勉強不足で申し訳ないんですが、思春期以降のカリエスが果たして本当に終わっているのかというと、終わっているとは思えないので、このICDASの見解は十分意義があるかなと。
議長:ありがとうございます。じゃあそのまま横の方に。丸山先生。
丸山:私自身、自分の臨床の中にICDASを使って記録を取り続けていくというのは、取り入れ切れていないんですけれども。小学校の歯科校医をしていまして、小学校の健診をする時にはICDASは有効かなと、齲窩を形成する前の診断基準になると思いますので、そうすると学校歯科医会とか、歯科校医をしている団体があって、そこは強制的に加入させられるんですけれども、そことの連携があると幼稚園とか小学校の健診の場でICDASが生かせる。
議長:ありがとうございます。続きまして神戸の丸山先生。ちょっと人数が30名ほどいらっしゃいますので、少し短めにお願いいたします。自由なご意見をぜひよろしくお願いいたします。
丸山:いろいろな分野を順番にしていくことで深まっていくと思うので、今年のテーマは初期カリエス。希望としては学会として活動という点から言うと、非常にデリケートな部分ですけども、保険に関するメンテナンスという、その辺に関してなかなか学会でコンセンサスを取るのは難しいかもしれませんが、やっぱり集まったからこそ言えることはそこにもあるかなと考えていました。
地方開催に関しては、地方で参加することで行きやすい人、行ける人というのは出てくると思うので、たまにはいいなと考えます。
議長:ありがとうございます。次、斉藤先生、よろしくお願いします。
斉藤:先ほど埼玉の丸山先生からお話が出た、学校歯科医会との関係はすごく大事だなとさっきすごく感じて。10年ぐらい前にCOというのが出てきて、COは要観察だというのがバーッと広がって、ただ実際の現場としては要観察というよりは観察しすぎちゃう傾向もすごくあって、COはセーフだみたいなそういう理解が広まってきたり、ちょっと細かい話ですが、でもやっぱりそういうところをヘルスケアでもう一回取り上げて、臨床、歯医者に来る人間ばかりじゃないというか、自分の医院に来ればCOを観察していいと思いますけど、そうじゃない人たちもいるので、それに対してどう対応していくかというのは、学校歯科医をしている自分としては、その辺…。
議長:ありがとうございます。学校歯科医会にアピールという形です。じゃあ浦崎先生お願いします。
浦崎:ミーティングの内容に関しては、いろいろなことをやっていただければヘルスケア学会の理念に沿った、基づいたものなら何でもありで、いろいろやっていただけば嬉しいかなと。具体的にはあまりないですけども。あと地方開催は、僕は金沢なんですけどやっぱり東京が…。直行便がある所だったら行く気は起きるんですけど、大阪なんかだと電車だとあまり行く気がなくなりますし。この前、歯周病学会が筑波であったんですけど、そうなるともう行く気がなくなっちゃうという。やっぱりうちのスタッフもそうですけど、お金もかかるし、やっぱり東京が僕はいいです。
議長:ありがとうございます。じゃあそのまま上田先生の方にお話を伺います。本日は12時までお時間いただいているんです。あと40分ほどございますが、他の件もありますので手短かにお願いいたします。
上田:僕の提案としては、ヘルスケア学会を通して訪問診療みたいなものについても取り上げてみるといいんじゃないかなと思っています。僕自身が始めてみようと思って、ちょっと行ってみたということもあるんですけど、一生患者さんの健康を守り育てるというヘルスケアの概念に反するというんじゃなく、メンテナンスに関しては在宅診療というものにとてもなじむものだなと考えているので、そういう視点があるといいなというのが1点。あと地方開催に関しましては、例えば5年に1回ぐらいは大阪とか、たまに大阪でとか、そんなぐらいであればいいかなと考えております。以上です。
議長:ありがとうございます。雨宮先生。
雨宮:自分の講座、保存修復という講座がなくなりまして、今は接着歯学講座というものに変わって、随分変わってきています。日本ヘルスケア歯科学会、残念ながら多くの方々には知られていない学会でございます。やはり今回こういう小児歯科学会などの学会の先生方と、まずはそういった活動をすることで、非常に重要なことではないかと考えています。
あと地方開催に関してなんですが、大阪とかに4年に1回でも行けると、連れていって、それを継承できるという感じもあるので、自分としては4年に1回ぐらいは地方開催というか、これだけ関西ヘルスケアとかウエストの先生方もいらっしゃるので、そっちの方のスタッフさんも来やすいのではないかと思いますので、4年に1回ぐらいはできたら関西方面でやっていただけたらなというのが自分の意見です。
羽山:奈良の羽山です。来年のヘルスケアミーティングの内容についてですけど、ちょっと話もぶっちゃけてしまって申し訳ないんだけれども、例年ヘルスケアミーティングに参加しているんですけども、なんかこうわくわくしない感じがする。今回のテーマにしても、歯科衛生士法についても、来年のテーマにしても、ICDASについて、聞きにいきたいかという動機、スタッフ連れていきたいかという動機があまりわいてこない。
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なんか大事だろうという感じがあるんだけど、スタッフを連れていきたいかと言われたら、何かなということで、今いろいろコアメンバーの皆さんご苦労されたのは分かると思うんだけども、何か今までのミーティングに比べて、悪戦苦闘されている先生の発表は多分すごく参考になったのですが、これだけではしんどい、という感じがします。ぶっちゃけて申し訳ありませんけど。あと地方開催については、東京の方が集まりやすいと思うんですよね。
議長:とてもいいご意見だったと思います。ありがとうございます。
橋本:京都の橋本です。ICDASは本当に初期う蝕ということで、すごく私はいいなと思っていますし、私も学校歯科医させてもらっていますけれども、実際COというのは、一応概念とかガイドラインは出ていますけれど、実際問題、全ての先生が分かっていられるかというと、分かっていない先生が本当に多いのが実態です。来週も全国学校歯科保健研究大会というのが高崎であって、私も発表するんですけれども。
訪問診療の話が出ましたけれども、私もかなり以前から取り組んでいまして、実際にさせていただいているので、そういった点も取り上げていただいたら嬉しいなと思っています。
地方開催は私も京都なので、関西で何年に1回かはいいかなと思っていますし、今回の日本歯科医学会総会も20何年ぶりですけど大阪・京都なので、関西に来ていただけたら嬉しいなと思っています。
議長:ありがとうございます。
川嶋:地方開催に関しては確かにいろいろと意見を聞くと、東京が集まりやすいかなと思うんですけど、たまに地方の都市、大阪とか九州の福岡とか札幌とか、そういう所でだったらたまにやるのはいいかなと思いました。あと、ICDASを広めていくという話になりますと、結構ヘルスケア歯科学会のことは誰も知らないです。はっきり言って知名度は低いので、そこを広げるとなると歯科医師会なのか他の学会なのかという話になるので、その辺はちゃんと、杉山先生はお考えがいろいろあると思うので、進めていただければと思いました。
あとICDASと、やっているのかはちょっと分からないですけど、フッ化物と組み合わせてみて、例えば、だったらどういうことをするか、そういうのを具体的にある程度幅を持たせてやっていただけると応用はしやすい。
斉藤:ちょっと一言。地方開催の件なんですけど、合宿とか書いてありますよね。それがどういう経緯でできたかというと、結局毎年、昔みたいにいろんな所から先生方がたくさん集まってシンポジウムするのではなくて、大体例えば一つの医院からスタッフ連れてくる。年に1回来る。例えばうちだったら札幌から年に1回は5人連れてくるみたいな形で、集まるケースが最近多くなっていると思います。いろんな所から東京だったら来やすいということじゃなくて、結局来る所は来るというか。来る所はいつも同じだったら東京にこだわらず、どこでも来るわけですから、それだったら合宿のような形で泊まって、懇親会でもすぐ終わっちゃうじゃないですか。それだったらそんな300人も400人も集めるような形式を追い求めるんじゃなくて、来る所が固まって濃い話ができるような歯科医師の会場、衛生士の会場。衛生士の会場で何かあったら歯科医師の会場から委員長引っ張ってきて、となってやるとか、そういうもっと膝を詰めてやるような形式がいいんじゃないかという話から出てきたので、単に東京のを大阪でやるのではなくて、それだったら別にどこでもいいわけで、福岡でもいいですし。そういうことをやったらどうかというのがちょっとあったので、その辺も踏まえて、合宿ということも併せた地方開催もあってもいいかもしれないなという。
議長:基本的にホテルの中でやるという形で、夜通しやる。いろんな部屋があります。その部屋の中で日本酒の部屋というのも臨床歯科を語る会ではあるそうで、コンピュータの部屋、写真の部屋とか、多分いろんな部屋があって、そこでエンドレスでヘルスケア型について話し合うという合宿ですね。その辺も踏まえて米山先生どうでしょう。
米山:実は私も結構疑問に思っていたことなんですけど、やっぱり日本ヘルスケア歯科学会の説明する趣旨の中には、健康を育てるためにはというところがあると思いますが、まずそこを捉えた時に、もうちょっと抽象度を上げていくと、健康寿命をどう伸ばしていくかという所に多分行き着くと思うんですね。私の発表にも、発表させていただく覚えはありますので、そういったところでまず、何のために歯科があるのかというところから始めていけば、またさらにより抽象度の高いディスカッションが、この会の中でも取り交わされるだろうと考えております。以上です。
議長:ありがとうございます。では衛生士の立場から、できれば手短かに。予定としては11時45分には代議員役員・役員改選に行きたいと思いまして。じゃあ衛生士さんに関しては衛生士の問題がございますので、そちらの方でご意見いただいてよろしいでしょうか。すみません。
田村:東京でやると、例えば衛生士の講師は、大体私とか落合さんとか、決まっているじゃないですか。例えば関西でやる時に、関西の衛生士さんたちが出てきて話してくれるとかいうのがいい。例えば福岡でやるんだったら福岡の衛生士さんたちが。
議長:ありがとうございます。お時間の方もございますので、ここで今、全員のご意見をいただくというところ、まだご意見いただけない先生方もいらっしゃるんですが、進めていきたいと思います。その中でまたご意見をいただきますので、次の件に関してはお願いしたいと思います。
今2号議案の「ヘルスケアミーティング地方開催の合宿プランについて」のご意見をいただいているんですけども、続きまして本日のシンポジウムで提案する衛生士研修会について、河野先生、ご意見、ご提案理由お願いいたします。
河野:一番後ろに、ここには資料を作りましたので、ご覧になってください。これ話すと明日の議題になるんですけど、明日の衛生士の業務ということを取り上げた理由というのは、皆さんご経験あると思うんですけど、他の学会の方とか、あるいは保険の審査をするような先生方とお話しをすると、例えば歯科衛生士が歯周組織検査しちゃいけないとか、歯石除去しちゃいけないんだというようなことを言われたり、先ほどちょっとある先生とお話ししたら、保険の新規指導があった時に、「衛生士が検査とか歯石除去はしちゃいけない、SRPはしちゃいけないんです。それは先生がやってください」と言われたという話も聞いて、そういうのを僕は数多く経験して、もしそうだとしたら大変なことだなと。僕たちは本当はやっちゃいけないことをやっているのかと、そこをちゃんと明らかにしたいなと思ってこのテーマにしたんですけど、実はそのことについては明日1日かけてお話しいたしますけれども。
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ある程度の熟練度を持った歯科衛生士であれば、診療補助という概念の中でいろいろな業務をやっていいんだというのが比較的はっきり分かってきた。そのことは私も全然知らなくて、このテーマを挙げていろいろ勉強していくうちに、なるほどそうなのかと分かったんです。そのポイントが、衛生士の資格を持っていれば誰でも歯周組織検査をしていいとは言っていないんですね。きちっとした熟練度を持った衛生士が医師の指示の下にやるのであればいいということが決まっているので、その熟練度をどうやって担保していくのかということです。今まで私も衛生士の研修会でやってきたんですけど、歯科衛生士コース、あるいは認定の歯科衛生士というのを作ってやってきたんですけども。ヘルスケア学会の先生方の診療所が、歯科衛生士に、歯科衛生士業務を合法的にやってもらうとなると、やはりきちっとした研修なり熟練度を担保する、保証する、証明するというんですかね、そういう宿命が今まで全くなかったということに気がつきました。何かそういうことをやっていく必要があるんじゃないかということで、もうちょっと広く薄く、歯科衛生士の研修会というのを日本全国で行っていて、それに参加することによってヘルスケア歯科学会の会員の先生方は、歯科衛生士の熟練度というのを、こういう熟練度があるという保証、証明をしながら、決められた範囲内の業務を衛生士にやっていく。そういう戦略が必要だということが、今年の企画をやっていく中で明らかになりました。今までそういう発想はなかったので、その新しい発想でこういう企画を今後やっていかなければいけないんじゃないかというところまでは、コアメンバー会議でも最近決まったんです。ただ具体的に何をどうするか、どういうふうにやるのかは全く決まっていないので、これからですけれども。こんな方向性で今後やっていきたいということですので、何かご意見等ございましたらということでございます。
議長:今のご提案なんですけど整理しますと、今ヘルスケア歯科学会の認定衛生士でございますが、それはすごくハードルの高いレベルと考えて…。
河野:ハードルが高いとは思っていないんですけど、現実問題としては6年間かかって認定された衛生士さんが84名ですね。ということは、ヘルスケア学会、歯科医師約1,000人の正会員がいて、2割ぐらいの人がちゃんと真剣にやっているとしても、200診療所。200診療所に4~5人いるとすると、1,000人とか1,500人の歯科衛生士さんたちにきちっとしたトレーニングをしていかなきゃいけない。そうなると今までのやり方では全く間に合わないということ。ですからちょっと違う方向でやらなきゃいけないので、そのことを考えていきたいということです。
議長:1,000人程度をヘルスケア型改善、つまり明日このような内容をできる衛生士に育て上げるという。認定までは行かないけれども、ということです。どうでしょうか? 衛生士の立場から。
山田:そうですね、今学校に関わって学生指導とかしている上では、学校ができることはすごく限られているので、外に出てほしいなと思って日々過ごしております。情報提供をどんどんしていこうかなとは思っています。
井上:本当にできる衛生士を育てるようなプログラムをもっと増やしてほしいと思います。この学会1日だけじゃなく。衛生士のトレーニングコースも素晴らしいと思うんですけど、さっき河野先生がおっしゃったようになかなかハードルが高いコースであることは間違いないので、ちょっと初心者向けのコースであるとか、例えば初級・中級・上級というようなコースなどがあるともっといい。例えば2日間だけのコースとか、1日のセミナーなどが増えていくといいと思っています。
秋元:今の河野先生の提案を実行していく上では、井上さんや田村さんが「頑張って」っていうわけにはいかなくて、頑張ることになっちゃうわけですね。そういうことについて、いやもうこれ以上できないとか、いやいやもっと北海道で今月は札幌で30人。次に岩手・盛岡で40人、次に…っていうように、楽しく旅をするみたいなことが可能なんだろうか、みたいなことですね。イメージとしては。
井上:それは十分に可能だと思います。河野先生が優秀な衛生士たちをばっちり仕切ってくださっているので、河野先生が旗を振ってやってよやってよといつものように言えば、「えー」とか言いながらやる人はいっぱいいると思うので。毎月と言われると多分大変だと思うんですけれども、十分に可能だと思います。「河野先生、頑張って」という感じですね。
議長:ありがたいご意見、お言葉だと思います。ありがとうございます。続きまして(4)ですね。13年企画の「新しいう蝕治療体系に向けて」、杉山先生よろしくお願いします。
杉山:6ページです。さっきから何回か言っているので、繰り返すことになるので、こういう形で3月と秋に企画を来年はこういう企画をやったらどうかということです。
あとトピックス的には一つ新しいものとしては、インフィルトレーションという新しい隣接面のシーリングが、ヨシダから2月に発売されるもので、厚労省の認可が取れたという。ただ保険適用じゃないですけど、そういったものは今までないモノの一つだったので、トピックにはなると思います。これも11月の歯科医学大会のデンタルショウでお目見えするそうです。
議長:このヘルスケアミーティングの内容として、メインはこれになりますけど、先ほど羽山先生からもお話しがありましたように、これだけでミーティングをやるという形ではなく、また別の企画も加味して。
杉山:羽山先生の言われることはもっともなんですね。いつも「あ、行ってみたいな。わくわくして行きたいな」ということも大事だと思うんですね。そこを例えば、みんな来たいというような有名な講師を連れてくるとか、いろいろ考えるわけですが、そこと私たちの学会が取り上げるべきところと、いつもその兼ね合いの部分が…。かなり前から前夜祭的な部分はスタッフとか全員参加で受けるということで、ですから来年これを5日間やるということでなくて、今年と同じような形になるんじゃないかなと思っています。
議長:そういえば前夜祭ありましたね。分かりました。
01:00:00
今のご意見に関してどうでしょう? 先生方のご意見いただけますか?
加藤:先ほどの羽山先生の話に対してちょっと共感があったんです。ここ最近来る気がしないなというのはあったので、この前、日本臨床歯周病学会ですが、ものすごい盛況だったんですね。認定衛生士が3,000人ぐらい集まっていました。〓教育講演〓を受けないと認定になれないということで、衛生士さんがすごく集まっていました。例えばヘルスケア歯科学会の認定衛生士になったらディープスケーリング〓をやっていいよということにもしなれば、皆さん認定を受けたくなりますよね。厚労省は完全に色分けしているわけですので、衛生士のクラス分けというか、その通りに歯周病学会の認定医がものすごくはやっていますけど、ヘルスケア学会の認定衛生士の価値が、その場合であればみんな積極的に参加すると思いますので、衛生士は教育講演を年に1回来なきゃいけないとかは、もし決まればガンガン来ると思いますので、そういうプログラムがあって歯科衛生士は歯科衛生士のテーマがまた別にあっていいと思うのですけども。
あと後半の方に違う団体が発足されるような話が出ていますけれど、まさしくヘルスケア学会じゃないんですか?と私思ったんですけど、ここの中に飛び込まれるのかなという危惧をしていますので、逆にここに大学の先生を2~3人取り込んでオピニオンメンバーとしてコアメンバーにしてもらった方がいいんじゃないの?と僕は思っているんですけど。今度何かぼやけてしまって初期う蝕の研究会になって、それよりはう蝕どうするのとか、結構悩んでいると思います。暗黙の了解になっていますので、ここら辺のガイドライン的なものを出してもらえればいいと私は思うんです。以上です。勝手なこと言ってすみません。
議長:今、生涯にわたり歯を守るというヘルスケアの理念の下で、おっしゃる通り、ターゲットにしているところは現在はICDAS初期う蝕ですけども、トータルにわたる健康の中で、歯牙をどうやって保存していくのか。そういう考え方も必要なんじゃないかというご意見ですね。ありがとうございます。どうでしょう、この件に関してコアメンバーの方からは。
杉山:加藤先生の言う意見、ごもっともですね。そのこともすごく気になっています。う蝕だったり、どっかで取り上げたいんですよ。いつもそれは話に出るんですけど、取り上げる場合、例えば自分のデータだったりとか、そこからの問題提起から誰を入れるという、そういう形を考えているんですけど、そういう方面に自分は熱心にやっているという人が、私はこれをやりたいという方がいれば、一応可能に。残念ながら今コアメンバーの中に、そこら辺を非常に熱心にやっている人がなかなかないということが現状で、やはりそれぞれヘルスケア、全部同じじゃなくていいと思うんですよ。いろんな自分の特徴というか興味の部分があっていいと思うんですね。そういうところから、非常にこういうことに興味もって、こういうことはどうなんだろうとぜひ言ってもらえたら、そういう形で取り上げていくことはできると思うので。
僕も、高齢者は非常にメンテナンスが多いですよね。実は今、亡くなった人が最後にメンテナンスしてからどれくらいで亡くなったか、ちょっと調べたんですね。そうしたら意外と短くて、1年以内。意外と在宅の期間とか病院にいる期間が短かったという、ちょっと違ったイメージで、結構直前までメンテナンスに来ていたりするんですね。そういうような視点から、それから歯が1回皆さん、ここら辺きちっとやりたいと思っているんですけど、ちょっと切り口をどうしていいか分からないし、というのは正直なところです。ただざっくばらんにいろいろ教えていただけたら。
議長:ありがとうございます。ニュースレターにも本当にいろいろな切り口で、健康についてあります。広報についても今回ずっと連載されていますし、カウンセリングについても連載されています。やはりおっしゃるように昔は唾液検査だけの会なんて言われていまして、だんだんそれが広まっていくのがこのヘルスケア歯科学会の使命なんじゃないかとも思っております。
では続きまして、一応(4)までの協議、追加事項ございませんでしょうか。続きまして第3号議案です。早期口腔疾病予防管理学会、先ほどの、これは何なんだろうかというご意見があった件について、ご説明の方、よろしくお願いいたします。コアメンバーの先生、よろしくお願いいたします。
杉山:これは皆さんの所に資料があるんですけど、まずこれの中心の人は堀尾さんという人です。この人はオーラルフィジシャンのISOの審査事務局をやっておられた方で、私もこないだ初めて会ったんですけど、その人から来ている話です。最初ヘルスケアに来た話はウィステリアを使わせてくれないかということで、それについてはオーケー、子供用にカスタマイズしたものをそのグループの中で、使いたいということで、そのことについてはだいぶ前にコアメンバーに話が来て、それは承知しました。
今回は新たにこういう組織を立ち上げるので、教育をしてくれないかという依頼だったんですね。どんなものかと聞かなきゃ分からないので、一度時間を取って1時間ほどお話が直接あって、その堀尾さんという人に会いました。これはその時にもらった資料ですね。11月に学会の設立総会をするので、ぜひ、その委員として参加してほしいということがあります。そんなふうにしていいものかどうかは今日のオピニオンリーダーの意見をお聞きして決めます。だから別に承認はまだしていないし、どういう関係にするかについても意見を聞きたいというところです。
私が思うにはいろんな似たような組織、彼らが意図するところは、一つは組織図は非常にしっかりしていますね。そこの保険組合に入っている人たちが認定を受けた医院に行った場合に、保険者側から少しお金が回るシステムを考えているようです。
ですから、私の個人的な考えとしては決して委託ではなくて、もちろんこちらの方に参加をしたいというのであれば、個人的に出てもらうというところで、そういう協力関係は、もちろん全然OK。それ以上、中に協力関係にするとか、そこもまだちょっとどうなのかなというのが会った時の感じでした。
秋元:実は単に0歳から5歳までのメンテナンスをしていく、それを子供の好きそうな部屋を作ってキッズデンタルパークという名前を付けるという、そのことだけですが面白いかもしれません。実はそこに博報堂が乗っています。
議長:壮大な構想のお話を伺いまして、この場でご意見というのはなかなか難しいかも…。
藤木:すみません、私も堀尾さんとお話ししたことがあるんですけれども、今秋元さんのお話の中で触れられていないことを一つだけ補足しておきたいと思います。彼は今、保険診療で認められていない子供、0歳児から5歳児までの費用負担を他の人が、患者さんから負担するんじゃなくて、他の所から負担するような制度を作りたいというのが一つ。それからもう一つ彼が口にしたことは、今は虫歯じゃない人が歯医者へ行くような文化が、日本じゃ認められていないと。そういう文化を作りたいんだという言葉を言っておりました。
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どこまで本心かは分からないけれども、私と堀尾さんという人と初めて話したんですが、結構真面目なところがあるという感じがしたんですけど、0歳児から5歳児までの何も疾患を持っていない人たちが歯医者さんに行くという、そういう文化を作ることも始めてみたい。そのために組織を作っていきたいということも言っていたということだけは伝えておきたいと思います。
議長:ありがとうございます。誠にすみません、時間が短くなってしまいますので、以上で第3号議案に関しては継続協議という形でご報告もいただきたいと思います。
続きまして第4号議案、代議員・役員改選の件について、田中先生よろしくお願いいたします。
田中:時間もないので手短かに行きます。今の代議員、オピニオンメンバーの任期は2年ということで、今年いっぱいということになります。もちろん次が選出されるまではそのまま継続するわけですけど、今回新たにオピニオンメンバーを選出するために選挙をするわけですけれども、そのスケジュールが、ここにいらっしゃらない方もいるので、まず11月にニュースレターで選挙を告知しまして、自薦・他薦の候補者受付名簿を決定します。それから主に郵送とウェブでの投票という形を取るかと思いますけれども、締め切った後で選挙管理委員立ち会い、選挙管理委員長は私がやりますけど、委員はまだ誰もいないです。今日ここで募ろうかと思ったんですけど、考えてみれば被選挙人が選挙委員になることはできないので、それはまずかったなと思って、それはまた後日、選挙委員を組織したいと思います。
つきましてはここに、「現職で再選を臨む代議員については云々」となんとなく上から目線的な書き方してありますが、そうじゃなくて、俺はもうやりたくないという人以外は、できましたらそのままそこに署名をいただいて、出していただければと思います。今日加藤先生、羽山先生に率直な意見をいただけるのは本当にうれしいです。コアメンバーはこっちにいるんですけど、はっきり言って差はないです。こっちが優れているとかそういうわけじゃないので、いろいろアイデアを出そうと思うと、ここにいる頭分しか出てきませんので、そっち側まで全部含めた皆さんで、いろんなアイデアを出して、こうして行きたい、ああして行きたいというのを出していただける。それを何とか実現していく。過去には話は出てもそのまま立ち消えになったことも多くて、大変それについては申し訳なく思っているんですけども、できるだけいろんなアイデアを出して、この学会を活性化していって、目指すところはヘルスケアの理念で歯科医療をやっていくということですので。
もしくは、もちろんここにいらっしゃる方はなるべく自薦者…、被推薦者と書いてありますけど、そこの一番上の所を署名していただければ名簿に載せるという形になります。それから周囲でぜひこの人もやってもらいたい人がいれば、推薦していただいて、オピニオンになっていただいて、それでいろんな意見を集約して会をしていきたいと思いますので、その点につきましてもよろしくお願いいたします。
田中:定員はないです。地域性というのは、どっちかと言うと少ない所を何とかしようという地域性ですね。間違って何百人とかになったらなったでいいんですけれども、基本的には最高裁判事の投票と一緒で、選挙と言ってもこの人嫌だという人を×印付けるというやり方ですから、推薦人がいる上で立候補すれば基本的にはなれると。何百人というのは想定していないので。あとは、どうしても北海道から1人もいないとなったら、調整するというのは、どっちかと言うとそこから何とか出てもらえないかというような調整です。ここは多いから減らすという調整ではなくて、なるべくまんべんなく全国から出てきてほしいという形です。
太田:ありがとうございました。それから最後に一言。地方開催についてですが、実は東京、大阪、東京、岡山でやったんですよ、初期の時に。それでその次に新潟でやったんですけども、地方開催について問題点がいろいろあるんです。事務局から遠いとか、会場がどういうふうに手配するとか、かなり負担がかかるので。それとやっぱりアクセスが大変問題なのと、今と状況が違うんですけども、いろいろな問題点があるということをお含みおきいただければと思います。
田中:要件を満たされたその書類について名前がある方は、被選挙人名簿に載ると。あとは公示しますので、もうちょっと広く募って参加していただける方も、できれば周りの方を、ぜひこの人をオピニオンにという人がいれば。ただ資格がありますので、少なくとも総会に出てなきゃいけないんですよね? 別紙4-Aの「代議員の候補者は会の設立理念を十分理解している正会員で、ヘルスケアミーティング基礎コースワンデーにそれぞれ1回以上の参加経験または歯科衛生士育成コースの履修経験を持つことを条件とする」。どれかに1回出ていればもちろんOKということなので、何にも参加していない人はさすがに推薦するということはないと思いますから、周りを見回していただいて、活性化できる有能な方をより多く参加を願えればと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
<雑談 約30秒>
01:30:20
議長:本来ならば時間が過ぎているので閉会なんですけども、まだご意見いただいていない先生、林先生から。すみません、ちょっとお時間短いんですが、手短かにご意見いただければと思います。マイクありますか?
林:私は今、セミナー委員会に入っていまして、岡村先生にいろいろご指導いただいて、本当にこの学会に携わることができてよかったなと思っています日本顎咬合学会とか日本臨床歯周病学会とかに入っているんですけれども、本当に大盛況で、会場に入りきれないくらいです。ぜひ日本ヘルスケア歯科学会もそういう学会になってもらいたいなと思いますし、そのためには僕みたいに何も携わっていない人たちがどんどん学会に携われるような、そういう仕組みができるといいなと思います。ありがとうございました。
議長:ありがとうございました。続きましてお願いいたします。自由なご意見いただければと思います。
以下、高橋、滝沢、武内、鈴木、大井、国井、長山ほか意見については略。
河野:オピニオンメンバーの方々にお願いしたいことがありまして、最後ちょっと一言。2つあるんですけど、1つは先ほど申しました、地方で全国各地での衛生士の研修会をこれから展開していこうと思っているんですけども、その中でやっぱりその地方その地方で、核になる先生方がいないと会場の確保ですとか、募集とかは実際不可能。各地で核になっていただける方をぜひお願いしたいと思っています。具体的には、神戸は丸山先生、大阪は大井先生、北海道は斉藤先生、東北は滝沢先生、九州は千草先生ということで。まだお願いはしていないんですけど四国は高橋先生にお願いしたいと思っておりますし、場合によっては北陸の浦崎先生にもご協力いただけたらと、そんなふうに私は思っています。ぜひオピニオンの先生方にご協力をいただきたいなと思いますので、よろしくお願いします。
衛生士業務について、どういう業務が、どういう熟練度を持った衛生士がやっていいかというのを、これからいろいろ決めていかなきゃいけないですけども、実は医科の方に看護師に関してそういうのがあるんですけど、お医者さんはすごいなと思うのは、一つ一つの行為に対して実に細かくいろんなことを規定してありまして、それを手本にしてヘルスケア歯科学会も、私たちの業務もさすがというようなものを作っていきたいと思うんですけど、とてもコアメンバーとか私の手に負えるものではないので、枠組みとかひな形をある程度整理した上で、オピニオンメンバーの先生方に少しずつご負担をしていただいて、やっていきたいと。まだ個人的な話なんですけど、そんなことを考えていますので、もしご依頼が来ましたらぜひオピニオンの先生方にもご協力をお願いしたいなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
議長:ありがとうございます。何かあと先生方、追加いただく点はございますでしょうか? よろしいですか。本当に議長の至らぬ点で大変時間が延びてしまって誠にすみません。皆さまの貴重なご意見の下、本日は大変充実した会議になったと思います。先生方一人一人のご努力、お気持ちが日本ヘルスケア歯科学会を支えていると思いますので、今後ともご協力のほど、よろしくお願いしたいと思います。本日は長い時間、議事、ご協議いただきましてありがとうございました。至らない点が多々あったと思いますけれども、これにて閉会させていただきたいと思います。ありがとうございました。(拍手)
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